ファッション雑誌を見ていて、
日本に海外からの来訪が多いのは
日本の女の子はやまとなでしこの心を持っているから、
日本の女の子とつきあいたい人が増えているから
と書いてありました。
だから やまとなでしこの心を持ち続けるようにしましょう、と
言う…。
確かに余りに口の汚い女の子はどうかとも思うのだけど、
やまとなでしことは一体どのようなものなんだろうと
考えてしまいました。
明治以降の考え方って、女性の権利が少なくなっているも
のですよね…。
飛鳥奈良時代は
結婚は一度だけではないし慰謝料もないし
財産は女性が受け継ぐものなので男性の経済力に頼らず
自由な恋愛をしていたし、また考えが違うものですし…。
嫁として家に入るようになるのって
鎌倉時代に少しずつ増えてきた制度だし、
戦国時代も、”可哀相なお人形”と言う存在で政略結婚をした
わけはないのだし…。
平安鎌倉時代あたりの宮中の女達はとても
頭を使って強かにしっかりと裏の社会を作っていたし…。
やまとなでしこと言うけれど、
実情を調べずイメージだけで考えて居て作られた言葉なので
はないかと思うのでした…。
゚。*。゚*+―+*゚。*。゚*+―+*゚。*。゚*+―+*
ところで、千姫の小説を読んで、
そのときに 淀君の所にいた お完という姫君のことが
気になったので
調べてみました。
豊臣完子
淀殿の所から嫁いでその後は
それほど辛い人生でもなかったのかもしれない…と
思ったのでした。
ここからおごうの血が続くんですね…、なんだか
凄いことだなと思いました。
と言う事は、織田家の血はずっと続いていると言う事でもあるし、
豊臣の家の娘としても、
はっきり歴史に残る形ではないけれど、
血を受け継いだまま残していると言うことになるんですね…。
下記に示すように、現在の皇室は織田氏、浅井氏、豊臣氏、徳川氏の血を受け継いでいる。(崇源院#系譜参照)。
豊臣完子─九条道房─待姫─輔実─幸教─二条宗基
(母は徳川吉通の娘信受院)─治孝─九条尚忠─道孝─
貞明皇后─昭和天皇─今上天皇
・秀勝が病死した後、江は徳川秀忠と再婚。
その際に、完子は、淀殿である淀君に引き取られ、
後に関白となる九条幸家の元に嫁ぐことになります。後、
大坂の陣にて豊臣家の滅亡後は、秀忠と江の養女扱いとなっています。
この、完子と九条幸家の子孫が、大正天皇皇后である
貞明皇后であり、昭和天皇の母となります。
歴史の中の女性の意味とはなんなのか考えてみると結構
気付くことが多い。
新しい本を…と言う…作家さんを開拓しようと思って居
るのだけど
どうしても永井路子さんに戻ってしまう。
彼女を超える発見をくれる作家さんに出会えない…。
日本に海外からの来訪が多いのは
日本の女の子はやまとなでしこの心を持っているから、
日本の女の子とつきあいたい人が増えているから
と書いてありました。
だから やまとなでしこの心を持ち続けるようにしましょう、と
言う…。
確かに余りに口の汚い女の子はどうかとも思うのだけど、
やまとなでしことは一体どのようなものなんだろうと
考えてしまいました。
明治以降の考え方って、女性の権利が少なくなっているも
のですよね…。
飛鳥奈良時代は
結婚は一度だけではないし慰謝料もないし
財産は女性が受け継ぐものなので男性の経済力に頼らず
自由な恋愛をしていたし、また考えが違うものですし…。
嫁として家に入るようになるのって
鎌倉時代に少しずつ増えてきた制度だし、
戦国時代も、”可哀相なお人形”と言う存在で政略結婚をした
わけはないのだし…。
平安鎌倉時代あたりの宮中の女達はとても
頭を使って強かにしっかりと裏の社会を作っていたし…。
やまとなでしこと言うけれど、
実情を調べずイメージだけで考えて居て作られた言葉なので
はないかと思うのでした…。
゚。*。゚*+―+*゚。*。゚*+―+*゚。*。゚*+―+*
ところで、千姫の小説を読んで、
そのときに 淀君の所にいた お完という姫君のことが
気になったので
調べてみました。
豊臣完子
淀殿の所から嫁いでその後は
それほど辛い人生でもなかったのかもしれない…と
思ったのでした。
ここからおごうの血が続くんですね…、なんだか
凄いことだなと思いました。
と言う事は、織田家の血はずっと続いていると言う事でもあるし、
豊臣の家の娘としても、
はっきり歴史に残る形ではないけれど、
血を受け継いだまま残していると言うことになるんですね…。
下記に示すように、現在の皇室は織田氏、浅井氏、豊臣氏、徳川氏の血を受け継いでいる。(崇源院#系譜参照)。
豊臣完子─九条道房─待姫─輔実─幸教─二条宗基
(母は徳川吉通の娘信受院)─治孝─九条尚忠─道孝─
貞明皇后─昭和天皇─今上天皇
・秀勝が病死した後、江は徳川秀忠と再婚。
その際に、完子は、淀殿である淀君に引き取られ、
後に関白となる九条幸家の元に嫁ぐことになります。後、
大坂の陣にて豊臣家の滅亡後は、秀忠と江の養女扱いとなっています。
この、完子と九条幸家の子孫が、大正天皇皇后である
貞明皇后であり、昭和天皇の母となります。
歴史の中の女性の意味とはなんなのか考えてみると結構
気付くことが多い。
新しい本を…と言う…作家さんを開拓しようと思って居
るのだけど
どうしても永井路子さんに戻ってしまう。
彼女を超える発見をくれる作家さんに出会えない…。