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蔵馬ウケネタ、日常のことなど思った事を綴る。

どんな君でも可愛くて好きだって…

2020年03月06日 23時51分14秒 | 蔵馬受けblog内小説


3月3日の蔵馬の誕生日以外に…

日向坂46の
ソンナコトナイヨで、ちょっとだけネタを考えてみました。

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そっと鏡を覗き込んでいる蔵馬。

いつも眉よりも少し下にある前髪が、そこにはなくて。
少しだけ眉より上にある前髪を、蔵馬はそっと触れて見た。
切り過ぎちゃった。
溜息を吐きながら、蔵馬はバッグを手に取った。

今日だけは飛影が来ないと良いなと、初めて思った。

切りすぎた前髪を気にして、会いたくないなんて下らないと思う。
でも、気に入らない。
風に流されたときに、なんだか足りない感じがする。いつもは眉に触れる髪を感じない。

チャイムが鳴った瞬間、蔵馬はバッグを抱えるようにして教室を出た。
委員の仕事も無く、今日は早く帰れる。
落ち着かないのは、何故だろう、少し前髪がいつもと違うだけで…。

飛影と会うときは、いつでも綺麗な…自分が満足する自分でいたかった。

だから、だから飛影には今日は会いたくない。

キイ、と家の扉を開けて階段を上がっていく…。ピリピリと神経を尖らせながら。
誰の気配もないと、それが今不思議と安心に繋がっている。
忙しい日々に紛れて、普段はそれでも夜には会いたくなるのに。居ないことが、はじめての安心だ。

「蔵馬」
部屋の扉を開けた瞬間、声がした。
まさか…。
さっきまで気配が、息も聞こえなかったのに。

はっと隅を見ると、その人だった。

「何を嫌そうな顔をしている」
低い声、ああ、と…。この燃えるような瞳と低い声に、囚われている。
やっぱり、好きだ。本当の拒みは出来ない。胸の奥が、弾んでいる。

思わず、前髪を押さえてしまっていた。
だって、いつもよりも綺麗じゃない自分でいるなんて、嫌だ。
だから…。

ハッと、次の瞬間に蔵馬はへたりこんでいた。…あっと、前を見上げていた。
「いつもより少し短いな。なんだか少し違う」
驚くような…戸惑うような飛影の声だった。即座にはねのけようとした蔵馬の手を、掴んでいた…。
前髪を押さえた蔵馬の手に、飛影の手が重なっていた。

恥ずかしげに顔を背ける蔵馬の、耳元で聞こえた声…。

「それでも、可愛いじゃないか」

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あまり興味の無い方も居るかたもいるかもしれないですけど、

日向坂46の
ソンナコトナイヨと言う曲がありまして、その歌詞から飛蔵をイメージしてみました。

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最近気持ちが落ちていたのとスランプ続きなので、小説の書き方を思いだそう!と思いながら
浮かんだ場面を書いてみました。



飛影から見たら蔵馬はいつでも綺麗だと思うけど、
蔵馬は飛影の前では完璧な自分でいたいんですよ、
そう言う感じで、私は蔵馬のことをイメージしています。

なんだか女の子バージョンの蔵馬でも行けそうな感じがしますけど、
蔵馬だって、
飛影には綺麗だって思われたいし…。

最後の「どこにでもいるようなタイプならこんなに好きにならないよ」
って言うのもね…。
(学園ものの飛蔵とかに似合いそうな歌詞ですよね!!)

飛影っぽくないですか?
飛影はどんな蔵馬だって可愛いし綺麗だし好きだって思う…。

そうほかにいないから君じゃ無きゃ駄目なんだ


って言うのもね。

飛蔵だよ!!!飛影だよって思って堪らなかったです。

けやき坂だった頃からハマっているので、
日向坂46のネタばかりになってしまっている最近ですが、
しばらくお付き合いください…。



皆様、手洗いは30秒です!うがいもかかさずできるだけ前を向いて日々過ごしていきたいなと思っています。
























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