パテ板は出来上がったし、さていきなり彫ってみるかというと、失敗する確率が限りなく100%に近いので、ここはひとつ冶具を作ってから掘ることにしました。
使ったのは2ミリのアクリル板!
パテ板を2ミリ厚で作ったので、厚みはピッタリです。
この2ミリアクリル板の上に、更にカットした2ミリのアクリル板を仕上げ幅だけ間を開けて貼り付けました。
この隙間は上に向かって1度弱テーパーをかけて狭めてあります。
下からスライドさせてカチッと止まったところで細かい細工をしようというわけです。
画面に見えているのは直角定規でこれで直角方向を決める予定です。
さぁて、果たして上手くいくのか?
ところでうちには0.3ミリの刃がありませんでした。
これからちょいと家族でお出かけしますので、その際に購入してこようと思っています。
エンジンフードの製作に関しては、皆さんから「あーやったらどーだ!」、「いやいや、こういう方法あるよ!」などと、色々勉強になるご意見を頂いておりますが、冶具まで作ったってしまったので、このまま失敗するまで突っ走ろうと思っています(笑)
・・・っで、やっとピンバイスの刃を購入してきました。
昨夕は家族で外出したので、その折に模型屋さんを訪れて購入しようと思っていたのですが、現地に到着したら定休日でした!
結局家族の買い物の運転手をしてきただけと言う結果になってしまい、本日最寄のホームセンターで0.5ミリの刃を購入してきました。
当初は0.3ミリ幅で穴を開ける予定だったのですが、ホームセンターには0.5ミリのものが最小でした。
まっ、0.5ミリでさえ私には細すぎて彫れないかもしれませんので、とりあえずこれで試してみようと考えました。
早速穴あけ開始となりましたが、まず最初にやったのは冶具にセットしたパテ板のけがき線に対して直角方向に直角定規をセットすることです。
これが歪んでいると、その後の全ての穴が歪んで開いてしまいますので、何度か角度を確かめつつ慎重にセットしました。
その後、一番上(前)に開ける穴の位置を測って1個目の穴を開けました。
そしてここに、ピンバイスと同じ直径の洋白線を差込み、直角定規をあてて他の3個の穴を開け、最後に開けた穴にやはり洋白線を差し込んでおきました。
次に、この洋白線をガイドとして0.5ミリの洋白線を置き、穴と穴の間の幅を一定にし、順次穴を開けていきました。
ここまでのところは、まあまあ上手くいきましたが、次はこの穴と穴を直線でつないで掘らなければいけません。
現在は穴あけも完了し、掘るためのノミの幅を調整しているところです。
たった6ミリくらいの場所なのに、もう既に4日間も格闘しています(T_T)
結局昨夜は4時間以上これを加工していました。
最初はモールドとしてそれなりの深さがあればOKかな?っとも思っていましたが、作業していく途中で作戦変更となり、結局掘り抜きました。
掘っている途中でも角が欠けたりエッジをなめてしまったりしますし、なにより最終的には厚みを現在の2ミリから半分以下にする予定なので、掘り終わってからエッジを立てるために両面を磨いてあります。
これから更に厚みをおとして、仕上げ時のモールドの深さまで研磨していきます。
その後もう1枚のパテ板を裏打ちとして接着するつもりです。
もっと何枚も加工してみて、その中から出来の良いものを使おうと考えていたのですが、1枚を掘りぬいた段階で、もう既にギブアップ状態になっています^_^;
光硬化パテの2ミリ厚の板も作ってあるんだけどねぇ~!!!
エンジンフードを作り始めて5日が経ちましたwww
一体いつまで引っ張るんだよ!ってな声が耳鳴りのように聞こえる気がしますが、とにかくやっとここまで出来ました。
ボディの手前に並ぶ3枚は、一番右側が製作するために作った厚さ2ミリのパテ板(大きさは16mm×16mmくらい)、真ん中が前回説明した裏打ち用のパテ板でガラスの上に耐水ペーパー(400番&800番)を貼り付けて2ミリのパテ板から研磨したものです。現在の厚みは0.7ミリ弱になっています。
そして一番左側が肝心のエンジンフードで厚みは1.05ミリに仕上がりました。
いづれのパーツも研磨をしていくとパテを練ったときの気泡が表面に出てきてしまいましたので、光硬化パテを指で撫で付けて硬化後に再度研磨して仕上げてあります。
裏打ち用とエンジンフードを接着すると、また厚みが増しますので、接着後に最終的な厚みに仕上げようと思っています。
この厚みを決定するのは、ボディのエンジンフード部分をくり貫いてみなければわかりませんので、今回の作業はここまでで一旦終了となります。
次は今回製作したエンジンフードを嵌め込むために、ボディ側を削る(掘る)作業となりますが、掘る部分をけがこうと思って今回製作したエンジンフードをのせてみたら、1ミリの厚みが邪魔をして、けがき針を入れる隙間がありませんでした。
さて、どうしたものかと、またまた手を止めて考え中であります。
・・・・・近頃こればっかり(爆)
エンジンフード・・・この場所に物凄く時間がかかっています^m^
本日で、実に6日目www
一箇所にこんなに時間をかけたのは初めてです。
手馴れた人ならば、数時間で完了してしまうかもしれない作業ですが、考えながら&試行錯誤を繰り返しながらやっている、手の遅い私には至極当然の時間経過なのかもしれませんね(笑)
・・・っで、今回はボディ本体に掘り込みを入れてフィッティングしました。
掘ること自体も結構手間がかかりましたが、それより大変だったのは掘る場所をマーキングすることでした。
今まで全ての作業を手で行ってきていますので、左右が全く対称ではありません。
(ひたすら左右対称になるように作業はしているのですが・・・)
今回もテールラインを基準にしようと計測してみたら、案の定歪んでいました(笑)
まずそれを修正してから基準線を引き、順次掘り進めていきました。
キャビンからリアに延びる三角の部分は左右の位置がかなりずれていましたが、ここを今回修正するには手間と時間がかかりすぎるので、ルーフ後端部分の修正時にいっしょにやることにしました。
掘り進めていく途中での問題はリアガラス部分の歪みで、これは流石に今回の作業と並行してやっていかないと、収まりがつきませんでした。
結局ここまでフィッテングを進めるのに、3時間程を要したと思います。
掘り終わったボディの画像がコレ ↓
当初の予定?通り、前側部分は穴が開いてしまいました。
計画では、この穴を拡大して0.7ミリのパテ板を裏打ちし、再度裏側にパテを盛り、そして削ってこの部分は完成!という予定でしたが、またまた良からぬ事を考えています。
どうせここまで作りこんだので、エンジンフードの穴を貫通させた状態で仕上げたいなっと・・・・・・・・・
更にそうするのなら、いっそのことこの部分を別パーツとして作成してみようかな!
↑ こんなことを始めると、更に完成が遅れることは明白でありますが、「やったことが無いことでも、出来そうなことはとりあえず挑戦してみる」というのが私のスタイルなので(笑)、ここはまた協力なブレーン(約2名)のご指導を仰いでみようかと考えているところです。
そうなるとせっかくきれいにラインを出したリアのトランク部分も切除対象になってしまうのですが・・・
まっ、何とかなるでしょう(爆)