やっぱブログだべさ。

 こんなブログタイトルでも…まぁイイんでないかい? 
 まずは「初めに・お約束」をお読み下さい。

大災害に思うことのお話。

2011年03月20日 | Weblog

 久々にブログを開けました。地震・津波の後、しばらくどう書いたらいいのか分からなくて。

 まずは、震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。被災された方々には、一日も早い復興をお祈りしております。

 こんな大混乱でも治安が守られている日本、被災地で譲り合ったり助け合ったり、そんな話をニュースで読む度に、本当に日本は強いと思います。高速道路が2週間で復旧したとか、仮設住宅や新しい電柱がどんどん建てられ始めたとか。まだ被災者の方々の心は癒えていないと思います。でもそういう物質・環境的な面での復興のニュースだけでも明るい話題になります。

 震災の次の日くらいにNew York Timesで、阪神大震災を取材した記者が日本の強さ、日本人の我慢強さについて記事を載せていました(こちら・日本語訳はこちら)。「我慢」「頑張れ」「しかたがない」など日本語にしか無い言葉を紹介して、日本人の我慢強さ、そして日本人は自然(この言葉も元々日本語には無かった)と人間は対立する物ではなく共存すると考えるので、今まで多くの地震に遭ってきたが、それも「しかがたない」と考えてすぐに復興する、出来ると信じている、という記事です。

 はてさて、その後世界各国で募金が集まっていますが、アメリカではハイチの地震の時ほど募金が集まっていないという悲しい記事がどこかに載っていました。日本はお金があるから(その理屈は分かる)、被災地の建物などが壊れた写真は多いが、人が泣き叫ぶ写真が無いから(!!)と。写真を見なければ被災者の気持ちが分からないんでしょうか。日本人は感情を出さないのが美徳とされるので、泣き叫んでいる写真は滅多に無い。だけど日本の新聞サイトには日本人なりに感情を訴える写真も多く、何度も貰い泣きしました。震災直後に私と同世代の女性が、避難所で配給のパンを貰って泣いている写真、家族を探して歩く暗い表情の子供の写真、壊れた家に毎日通って、行方不明の家族を探す人たちの写真。そういうのが海外には流出していないのかしら。それでも外国人には通じないのかしら。

 お友達や同僚たちが「日本の家族は大丈夫だった?」と声を掛けてくれたり、遠くオーストラリアからもメッセージを送ってくれたり、嬉しかったです。ワタクシゴトですが、仙台に遠い親戚が居ます。震災直後は連絡が付かず心配したのですが、全員無事で安心しました。なんでも地震の直前にたまたま宅配便の配達があり、一人で家にいた足の弱い大叔母を宅配便のお兄さんが背負って外に出てくれたそうです。そんな話をメッセージを送ってくれた方々にshareしているのですが、皆さん感激してくれましたよ。

 私の小学生の生徒さんは、家族で毎日ニュースを見て「避難所のおばあさん達に毛布を編んであげたい」と(そして「何で皆マスクしているの?」と聞かれました)。家族で募金してくれたそうです。

 私がこちらで出来る事は少ないけれど、まずは義援金を送る→友達に寄付を呼びかける。という事でFacebookで毎日しつこく(笑)義援金の送り先サイトを載せました。

 赤十字を通して、義援金を送ると航空会社のマイレージが貯まるキャンペーンもあるんですね。寄付を送ってからこの事を知りました・・・。

 

 で、お仕事仲間がチャリティーコンサートを企画したので、私ものせて貰うことに。

 詳細は次のエントリーにします。