やっぱブログだべさ。

 こんなブログタイトルでも…まぁイイんでないかい? 
 まずは「初めに・お約束」をお読み下さい。

5月末なのに寒い最近のお話。

2008年05月30日 | Weblog
 あと2日で6月なのに、コート着て歩いてるのー! 寒いっ!

 週末は暖かで、特に月曜は29℃まで行った わ~い だけど、どーしても練習しなきゃいけなくて家に引きこもり

 けど火曜から突然寒くなって、今度は7℃くらいになった そんな訳で今夜は何と、おでんです(笑) 冷凍庫に具が入ってるからこれを機に使ってしまえ~。

 って、今電話で母上に日本も似たようなお天気だって言われました。こんな事ブログに書いてどーする?って感じデスね

 昨日オディションが終わり、何にもする気が起きません。ホントは色々用事はあるんだけど。
 昨日はオディションの後、未開発だったピザ屋さんへNancyちゃんと行き、たらふくランチを食べた後さらにデザート☆ 巨大ブラウニーを食べてしまった。
 夜は友達の彼女のお誕生日パーティーに誘われてたんだけど、一旦家に帰ってきたら、眠くて眠くて、結局夜8時まで寝てしまい その後もグデ~~っとビデオを見て、また11時半に寝ました

 本日は、Chicago Symphonyの公開リハーサルへ 初めて、Michael Tilson-Thomasを生で聴きました。結構好き~ Dvorak8番とIvesのNew England Holidaysでした。

 しかぁぁぁし!!! 今日は地元の色んな高校が招待されていて、マナーが成ってないの オケが弾いたら話し始める、指揮者が指示を出しているのにまだ喋る。リハーサルの邪魔デス。あたしゃハラハラしちゃったよ。
 そして、仕舞にChewieたちの目の前に座っていた高校の生徒達は80%椅子に沈み込んで寝始めた ひぇ~。

 でもIvesになったら意外や意外、皆起きてちゃんと聴いてた。あんな目茶目茶な曲なのに(笑)。何せ時々指揮者が二人必要だし(とても趣味の悪い服を着たおっさんが、MTTのアシスタントらしくて、二人目の指揮者やってた)変な音がする!と思ったら口琴が入ってる。スヌーピーが時々びよんびよ~~んってやる楽器ねビックリした~。

 ま、今時の子どもの趣向は良く分からないモノだ、というのが本日の研究結果でした。DvorakはつまらないけどIvesは好き…なのね??

 と、今日は本を一冊読みました 三浦綾子の「母」を。小林多喜二のお母さんのお話。インタビュー風に、タキさんの話し言葉で書いてあるんだけど、秋田と小樽に住んだ人で、方言が笑える。「自活すれ」(~しろ、を~すれ、と言います)とか。「ネギやらニラやらおがっていたっけ」←これ、フツーの人が読んでどの位分かるんでしょうか。
 
 明日は、ドイツ料理祭りへ行って参ります。夏休みだべ、遊ばなきゃ!! …少しは暖かくなりますように。つまらない日記でスミマセン。

携帯電話のお話。

2008年05月26日 | Chewie's Friends
 正確には、携帯電話反対派のChewieのお友達、Coleのお話。とそれに伴う携帯電話のお話。

 Coleはキャンプで一緒に教えている先生デス。彼のポリシー・モラルとして、「携帯電話と車は良くないので持たない」というのがあります。

 携帯電話は、例えば友達と会って話している時に、誰かから電話が掛かってきて、目の前に居る人との話を中断して電話に出るのはオカシイ、というポリシー。
 車は、大気汚染が進むので、公共の乗り物を使うべきだ、というポリシー。

 まぁ確かに、マナーや環境の問題で、納得はさせられるんだけど、実際アメリカの大部分の土地では車が無いと生きていけないのです。そして携帯電話も、自分が人と会っている時に電話を取るのを遠慮すればイイだけの話では…?とChewieは思ってみたりする。

 ではColeが携帯電話や車が必要な時、どうするか?


 …人に借りるor人に運転させる 

 それじゃ何の解決にもなってないじゃん 

 彼の場合、更にガソリン代、高速道路代などのお金の件も絡んで来るから面倒デス。今日のテーマから離れちゃうけど、彼の場合、「払わない」のがポリシーなのです(笑) その上、人に運転して貰いながら「車は良くない」説を延々と語るのです(爆笑)

 さて、話を戻そう。先週、彼はシカゴに来ました。で、同じくキャンプ友達のCaptain Soloの家にお泊り 3人で集まろうって話になりました。その日、シカゴオペラでJohn Adamsの新作(Floweing Tree)をやってるからSoloとChewieはそれに3人で行きたかった。
 が、午後お出掛けになったColeから何の連絡も無く、当然こっちからも連絡が取れず、オペラに行くなら出発しなきゃいけない時間になっても帰ってこない~~ しょうがないので、その日はディナーするだけになりました・・・オペラ行きたかった~! 

 と言う訳で、携帯電話が無かったのでオペラは行けず。
 

 さて本日のChewie。
11:30am レッスンもどきの為にオケのスタジオへ。携帯OFF。
12:30pm 携帯をONにして、お買い物して帰宅
1:30pm ランチを作って食べて練習
4時頃、友達に電話しようと携帯電話を見たら…

「Voicemail(留守電)一件。1:50pm。」
 
 えぇぇ? 1:50pmにメッセージが入ったらしいけど、着信音(Chewbaccaの鳴き声が着信音なの~)は聞こえなかったゾ。多分ランチ作ってる時かな?

 メッセージはCaptain Soloからでした。
「今日のJohn Adamsのオペラに行かない? 3時からだよ。急でごめんね、電話してね」(午前11時半。ピー。)


  

 って今…4時過ぎデスよ。何故…何故11時半のメッセージが2時間後の1時50分に入るんだ?! Chewieの鳴き声が聞こえなかったのは仕方ない。確かに、あれは気付きにくいかもしれない。けど、2時間以上も経ってメッセージが入るって…オケの建物を出た時にメッセージが入っていれば絶対に気付いてた!

 と、携帯電話は持っているのにオペラに行けなかったChewieと、一人でオペラに行く羽目になったSoloでした 
 
 (しかもJohn Adamsは今日が最終日でした。あーーーーーあ ま、練習…したから…いい・・・か。でもこの新作を次にいつ観られるのか分からないのに。「オペラ・ミュージカルが好きな人は見逃すな!」っていう宣伝だったのに。John Adams意外と好きなのに。今日はレッスンの後、少し肩に休憩させてあげたかったのに。)

異文化交流のお話。

2008年05月24日 | Chewie's Friends
 つい最近の事。オケのリハが終わって、日本人の子に「おつかれー。またね~」って声を掛けたら、そこに居たMarcoくんがデスね、「え゛?!?!?! Chewieって日本語喋るの?!」 って異様に驚いたんですね。今更何を・・・とこっちも驚き。「日本語ダメな日系人だと思ってた~」だってさ。ガーン
 
 Marcoくんはブラジル出身で、ブラジルにはたくさん日系人やハーフの日本人が居て、これまで何人も日本人、またはハーフの日本人の女の子と付き合ってきたそうデス。そして今も日本人の女の子と付き合ってるトコ。なので日本語を頑張ってるのね。Chewieが日本語喋る!と分かった途端に質問攻撃デス

 バーでペーパーナプキンとペンを渡してきて「僕の名前書いて!」って言うんですね。「マルコ」って書いてあげながら、どーしても頭の中にはちびまる子ちゃんが浮かんじゃうんですよねー 
 
 好きな日本語フレーズは「ですね、はい」。これを乱用します。例えば
「僕はブラジル人ですね。はい。」
「僕は酔ってるですね。はい。」

 違うってば…
 しかも、二つ目は「drunkって何て言うの?」って聞かれて、ただ「酔ってる」とだけ教えてあげた結果こうなったんだけどね。私のせいじゃないよね? 

 そしてブラジルと聞いて思い出すのはサッカーですよね。ブラジル人も良く知ってる日本でプレーしたサッカー選手って言ったらやっぱジーコだべさ。「日本では神様扱いされてるらしいね」と言ってました。「ブラジルでも勿論凄いプレイヤーだけど、日本での扱いにはビックリした」そうです。
 
 その昔、Chewieはポルトガル語を齧ったんだけど、見事に何にも覚えてない! ようやく思い出した「Obligado(ありがとう)」もですね、「女の子だから、obligadaだよ」と訂正される始末。キレイさっぱり忘れてますわ あ、でも、Rから始まる言葉はRを発音しないでH音になるのは覚えてた、って事で良しとしましょう 自己満足で終了。

シカゴで冷やし中華!のお話。

2008年05月23日 | グルメ!
 昨日はデスね、弓の毛替えにダウンタウンへ。NYでは1年前、弓の毛替えに$75(+税金)くらい掛かってたんだけど、シカゴに来てビックリ。$40だったのです!しかもlabor(手仕事?労働)には税金が掛からないのだ。が、毎回毛替えに行く度に$5ずつ値上がり という訳で今日は別のお店に行ってみた。なんと$36。サイコーです。今NYではいくらくらいするのかな?

 冒頭からケチなお話でスイマセン。本題。毛替えを待つ間、ランチタイムを挟んでいたので、友達のNancyちゃんを呼び出して、ずっと二人とも行きたかったCocoro レストランへ。本格的な和食です

 ここはラーメンが有名なんだって それでずっと行きたかったんだけど、付いてみたら「冷やし中華始めました」って貼り紙が…!!! 冷やし中華を食べずにここを素通り出来るだろうか。だって冷やし中華はChewieの大好物。でもラーメンも食べたい~。

 相当悩んだ末、季節のものって事で冷やし中華にしました。ラーメンは今度ね。Nancyちゃんはカツ丼(超山盛り!)。私の冷やし中華は、中華そばの上にうず高く盛られたもやしの山。後で知ったんだけど、このレストランの冷やし中華は特別スープで有名らしい。そうでしょうなぁ、何か面白いお味だったもん。美味しかったですけど。カツ丼も美味しかったって。また行きましょう。そして気付いたら回りのお客さんたちは「Bento Box」を食べてる。「ラーメン!!!!」と思って行ったので、メニューはちゃんと見なかったのです

 ついでに、hang out するのが久し振りだったので、Nancyちゃんとの会話に没頭し、更にカフェに寄り、弓を受け取るのが閉店ギリギリになってしまった 間に合ってホントーに良かった!

 さて、Cocoroレストランを出る時、日本語の新聞や冊子を発見!! 全種類頂いてきました。うふふ。こーいうのかなり嬉しいデスねぇ。一冊はアンティーク特集で、シカゴ周辺の色んなアンティークモールを紹介してるの。1ヶ月早くにこれが手に入っていたら母上が居た時に行けたのにぃ! 

 ま、結局何が言いたかったかと言うと、久し振りに和食レストランに行き、行ってみたら結構美味しくて、更に日本語の新聞とかも手に入っちゃった!っていう、そういう小さい幸せのお話でした。こういうのを、村上春樹流では「小確幸」って言うんでしたっけ? 小さいけど確かな幸せ うふふふ。 

 
 
  

最後のコンサートのお話。

2008年05月21日 | Music
 昨日は今シーズン最後のコンサート。このメンバーで弾くのも最後です 最後のリハの締めくくりがハグリッド(Oliver Knussen)の"Shit!!"だったのですが、本番直前に30分だけ調整リハがあります。これで本当に最後なんだなぁ~って事で、本当はオーケストラホールは写真撮影は禁止されているんだけど、皆カメラ持ち込み。リハ中にハグリッドの写真を撮る輩も現れました


 うちのコンマスとハグリッド。Chewie撮影。今回はコンマスの真後ろの席だったので、写真撮れました。コンマスも超喜んでたので良かった
 

 更に、オーケストラホールの写真もw 
 自分の席から撮ったので、中心が合ってない酷い構図ですけど、許して! 

 このリハの後、ヴァイオリン全員で写真を撮ろう!と誰かが言い出し、こんな嬉しい写真たちも。I LOVE YOU ALL!!!!!!!
 

 他にも色々思い出になるいい写真がたくさんあるんだけど、顔が良く見えちゃうから載せません。兎に角、方々でフラッシュが焚かれて本番までに目がオカシクなりそうだった

 さて、肝心のコンサートは、ハグリッドが何度も何度も、「ストラビンスキーはそれぞれの音を短く弾いて。じゃないとエルガーみたいだから!」と言っていたので本当に音が短くなり、その分速くなっちゃった気がするコンサートでしたw でも凄く良かった、と思う。もう一つのお仏壇の「チーン」が入る曲は何と2回弾きました。作曲家がわざわざロンドンからこの初演の為にやってきたので、私達が一度弾いた後、インタビューがあり、それからもう一回弾いたの。2回とも上手く行って良かった

 あまり好きなプログラムじゃなかったけど、ハグリッドが来て凄く楽しい曲作りが出来て、Stravinskyも捨てたモンじゃないゾと思いました。このオケだから出来た事だし、今回のスタンドパートナーも最高でChewie幸せ~

 このオケはメンバーもイイし、ネチネチの常任指揮者もイイし、とても勉強になりました。ただ単にオーケストラでの弾き方だけでなく、リハーサルの仕方も学べました。Mozartから現代曲まで、幅広いスタイルのレパートリーだったし、何せ楽しかった。

 それから、ここのスタッフは最高に面倒見が良くて、こんな立派な事務所、Chewieは初めてデス。直接私たちに関わったマネージャーたち・ライブラリアンの3人には特に感謝x2! 


 さてさて、コンサート後のお楽しみ シーズン最後なので、オケ主催のレセプションがあり、outreachのプログラムの参加者に、ituneのギフトカードが贈られました。Chewieも頂きましたが、実は今までituneと言うモノを使ったことがないのでちょっとオロオロ 

 ここまではオケ全員で、この後2次会…Chewieは勿論弦楽器の2次会に参加。ノミマシタ。オオサワギでした。
 

 はぁぁぁ~~~あ。楽しかった。ここんとこ毎日オケだったので、今日いきなり「オケに行かない日」で変な感じ 「夏休み」なんだけど一応オーディションがあるので、まだ休めないChewie。はぁー楽しくない

最近の色々のお話。

2008年05月19日 | Weblog
 今日は最後のリハーサルでございました。今年度最後のリハーサルで、感慨深いモノがありますなぁ・・・

 と思ったら、最後の最後でハグリッドが振り間違えて「SHIT!!!」と叫び、「ハハハハハハハ」と豪快にお笑いになったあと、「はい、終わり~」でした 
 
 リハーサル風景。っていうか、休憩明け。

 最後の数日間は皆さんカメラ持参でたくさん写真撮りました。

 
 さて、昨日はリハの後、BGMのお仕事に行き、充分弾いたわ~ って所でオケの友達がディナーパーティーーするから、って誘ってくれました fingerfood中心で、初めて食べるdeviled egg(えぇ、ホントに初めて食べたの)がとても美味しかった~ 今度作ってみようかな。

 その後皆で(10人)Pictionaryっていうゲームで遊びました。引いたカードに書いてある言葉を絵に描いて1分以内にチームメイトがそれを当てるっていうゲームです こんな感じ。


 絵は急いで描くから、後で見るとかなり笑える 作品の写真も撮っておけば良かった! 私は「風」を描かなきゃいけなくて、斜めの曲線を3本描いたら、速攻で当ててもらいましたw

 実は、Pictionaryも昨日初めてやったの~。楽しかったので、またやりたいでーす。


 この前借りてきた、The Giftの本、今夜読み終わりました 読み易くて結構速く読めた。ガイコクゴで読んでる感じがしないの。お話も良かったデス。気に入ったので、この作家さんの他の本も読んでみようっと。
 
 が、具合が悪い少年を朝ご飯に連れて行くシーンで、何でマ○ドナルドに行くんだろうw せめてマフィンとかにしようよ、油っぽいモノ食べたら余計に具合が悪くなるよ



 トリトメの無い短い日記でした。明日はコンサートです。それから、キャンプの友達がシカゴに来るので、午後会えるかな? 

え、ハグリッド・・・?!のお話。

2008年05月17日 | Weblog
 今日からオケは、客演指揮者のOliver Knussen(ヌッセン)氏とリハーサル。月曜のコンサートで今シーズンもおしまいデス。最後のコンサートのプログラムがいきなり最悪で皆こんなだったんだけど、ヌッセン氏がスコットランドの人って聞いて、色めきたった私達(正確には、私とスタンドパートナーのSamantha)。だってスコットランド訛の英語、超可愛いから好きなの 

 ヌッセン氏は、私達には指揮者としてより、作曲家として知られているんですが、どんな人かな? 

 そんで、本日。現れました。とおぉぉぉぉぉぉっても大きな人で… 

 Chewieは、前にブログコメントに「スコットランド訛の英語だけが楽しみです」ってkikiちゃんに書いたら、「ハグリッドだね」ってお返事頂いたのをふと思い出し、ヌッセン氏を眺めてみたら、ぎゃぁぁぁそっくり!!!!!

 ハグリッドが何だか分からない人の為に↓
 ハリーポッターに出てくる巨人デスね。ヌッセン氏は、髪は長くないけど、それ以外はそっくり。だって、こんなプロモーション写真だもん。
 
 お腹は大きいし、兎に角「大男」。座ってる椅子が、指揮する度にギシギシ言って、四分音符で振ってるのに、八分音符のsubdivisionが椅子から聞こえるって言う・・・
 
 急に可笑しくなって、スタンドパートナーのSamanthaちゃんに「ねぇ、彼ハグリッドっぽくない?」って言ったら大うけしてたw 「もう言わないでーーー!! 意識から追い出さないと!」はい、集中力を殺ぐ様な事を言ってスイマセンでした

 しかもハグリッド、じゃなくてヌッセン氏はフクロウの柄のビニール製の手提げ袋をお持ちで、その取っ手が壊れてるのを何とか修繕して使ってるんです。フクロウからまたハリーポッターな世界が連想され、笑いをこらえるのが大変…。

 肝心の音楽は、彼のハグリッドな体格から連想される様な、とても大らかで楽しい音楽で、嫌いだったStravinskyも何か楽しくなっちゃった。
 「この…なんだ、六十四分音符? はぁ~六十四分だって、馬鹿みたい。この音をね、こう弾いてみて」とか
「Stravinskyって凄いなぁって、作曲家的観点から見ると思っちゃうわけ」とか
いちいち仰る事もかわいくて、皆すぐに彼の世界に引き込まれちゃいました。

 ついでにもう一つ。ヌッセン氏はダイエット・コークを飲んでるの。「いちお、気にしてるんだぁ」と休憩で友達が一言w 休憩の後、指揮者の椅子に座ったままダイエットコークを飲み干し、その缶を下に置くのに、こんな大きな体じゃ大変だろう、と思っていたら、オケのマネージャーもそう思ったんでしょう。すっと寄ってきて空き缶を受け取ろうとしました。そしたら「あ。ごめんなさい、ごめんなさい、ソーダ類ここで飲んじゃいけなかった?もうしません」だって。かわいい~これもSamanthaとChewieのツボでした 前から2つ目の席で、二人で笑いすぎ

 肝心のスコッティシュ英語ですが、私の好きなタイプの訛ではなく、どっちかと言うと「イギリス英語」。イギリス英語もいいけどさ。「キミ達に通じる英語のワードを今考えてる…」と一瞬立ち止まる場面もありました。前にイギリス人のMark Elderと弾いた時も、何かイギリス語で言われて私達はだった。

 では、明日は朝10時からリハなので、寝ます。いつもシカゴ交響楽団に来る指揮者がうちの二軍オケも振って帰る、というパターンなんだけど、ヌッセン氏はうちのオケだけの為にわざわざイギリスからいらしたそうです 嬉しいデス。

これから読む本のお話。

2008年05月14日 | ご本
 東海岸では見た事のない花が咲いてます
 つぼみはピンク、でも白い梅みたいな花が咲くこの木。名前は分からないんだけど、家の前にも咲いてます。只今満開。
   

 さて、昨日図書館へ行って参りました。これから読むつもりのご本たちはこちら。

”The Gift” (Richard Paul Evans)

実はこれも「ジャケ買い」程度の理由で選んできたんだけど、まず見た目がキレイ。大きさも良い(小さめのハードカバー)。Richard Evansの本はこれが初めてなんだけど、読み始めるのが楽しみです。

「母」(三浦綾子)
 今まで日本語図書のコーナーでこの本は見た事がなかった。どうやら、一気に新しい本が増えた様です と言う訳で今回はこれを借りてみた。

「大江戸 生活体験事情」(石川英輔・田中優子)
 突然どうしたの?!って感じですが、Chewieは意外と日本史オタクだったりしたのです。最近は全然日本史に触れていないので、何か面白そうなこの本を借りてみた。「江戸の日常は、なぜ現代人の百分の一のエネルギー消費で足りたのか」なんと、著者の二人が実体験してみたそうですよ! 


 さて、この二冊はキャンプ準備用。
The Secret Life of Lobsters (Trevor Corson)
 美味しそうな表紙でしょ?このハサミの中に身がいっぱい入っている様を想像しただけで幸せ キャンプに着いたらロブスターを食べに行かなきゃ!! 
 あ、この本は漁師さんや科学者が不思議なロブスターの生態を暴く、という本らしいですが、これも表紙だけ見て借りてきました
 
「子どもに嫌われる先生」(荒木肇)(この本の内容はこちら
 ドキっとするタイトルですねぇ キャンプでは楽典の授業もしなきゃいけないのです。子どもっちは「Chewieの授業楽しいよ」とか言ってくれて感涙モノなんだけど、やっぱりまだ自信がないし、個人レッスンやsectionalほどcomfortableじゃないので、ご本を読んで研究しま~す 一番大変なのは、子どもっち全員のattentionをこっちに向けさせる事。
 まだ具体的には考えてないけど、今年の楽典の授業は何か新しい事をやってみたいなぁ。

 
 えぇと、あと6週間くらいでキャンプスタートです 今年はオケのsectionalの為に戻る様なモノで。シカゴのオケでリハーサルテクニックもたくさん学びました。個人的な目標としては、やっぱりclassroom teachingを上達させたいですねぇ。そしてシカゴでは個人レッスンをやっていないので、キャンプで音楽好きな子どもっちをたくさん教えられるのを楽しみにしています。
 それから先生達との室内楽も只今計画中。ずっと弾きたかったブラームスの弦楽五重奏が出来そう! 他にもRavelのソナタでしょー、Beethovenのピアノトリオでしょー、Mark O'Connorの何かでしょー、Kodalyの二重奏でしょー…向こうに着いたらもっと増えるでしょうし、オケもありますし。きゃ~楽しみぃ
 

最近読んだ本のお話。

2008年05月12日 | ご本
 先ほど、やっと母の日コールしました。日本は既に12日(月) だけど、シカゴはまだ11日の夜。ははは。「こっちはまだ母の日だから」とか言って良く分かんないお電話をしました。「スヌーピーランド」みたいな、ナッツベリーファームで、スヌーピーキャラクター達の着ぐるみに入る人を募集してるって話になって、「スヌーピーにでもなってな!」と言われました。身長約147cm~155cmで募集してるんだって。Chewieは154cmなのでギリギリ! しかも大きい方だから、スヌーピーじゃなくて、チャーリーブラウンとか? 
 
 さて、さっきしたブログエントリーは絶対「おもしくない」と思うので、何か別のお話を書こうっと。ってこれも面白くないとは思いマスが。
 最近(幅広く、「最近」)読んだ本あれこれ。お薦めとnonお薦めをご紹介します

「魔のヴァイオリン」(佐々木庸一)
 R子ちゃんにずっと前に頂いた本です。超高級ヴァイオリンにまつわるエピソードが殆どで、どれも面白かった。笑えたのは、兄弟で遺産の楽器を巡って大喧嘩になり、どちらかが「お前の手に渡る位なら、ヴァイオリンが無くなった方がマシだ」とか言って、楽器を壊しちゃったそうですよ! ひぃぃぃ
 で、本当にあった怖い話、「魔のヴァイオリン」を手にしたヴァイオリニスト達がどんな運命を辿ったか、も載ってます。みんな狂った様にヴァイオリンを弾き続けて、ヴァイオリンに魂を引き抜かれちゃったんだって。こわっ。Chewieのヴァイオリンはそーゆう魔力は無いので安心でありますw

 A Catered Valentine's Day (Crawford)
 これねぇ・・・姉妹でケーキ屋さんをやっている二人が探偵になるシリーズなんですが…。姉妹の名前が話の途中でごちゃ混ぜになっていたり、話の題材自体が大変くだらなかったデス。色んなスウィーツが出てきて、それは面白いんだけど。この本はダメです

「ハゴロモ」(よしもとばなな)
 よしもとばなな(そうたくさん読んでる訳でもないけど)の中では、薄暗い感じが少なくて、読んでてホンワカ出来ちゃう本でした。気に入りました。

「いつか記憶からこぼれおちるとしても」(江國香織)
 女子高生の日常の話。ホントに「日常」過ぎて、きっとオトナになったら忘れちゃう様な話ばかり。自分の中学・高校の頃を懐かしく思い出しながら一気に読んじゃった。そして私も、記憶からこぼれおちそうになっていた事も思い出した 人生で一番楽しい時期でしたねぇ。

Mozart's Women (Glover)
 かなり詳しいMozartの伝記。Mozartの周りに居た女の人を次々に検証する本なんだけど、最初はおばあちゃん達まで遡ります。

「ひつじが丘」(三浦綾子)
  これは古いお話で 一体いつ「ひつじが丘」が登場するのかと思っていたら最後の最後に羊が丘展望台に行くのね。昔祖父母の家に行くと必ず羊が丘に行ってたので、変な期待を持って本を読んでしまった。ま、三浦綾子のパターンで、彼女の代表作なんですね。はい。

 The Curious Incident of the Dog In The Night-time(Haddon)
 自閉症の15歳の少年が書いた、という設定の小説。全ての事柄に彼自身の観点から説明が付くの。数ヶ月で彼が急成長するストーリー。最後は大感激デスよ


 「花」(林真理子)
 おぉぉぉ~~一番好きな林真理子かも と、それだけ言います。他の林真理子の小説とはちょっと違うテーマで新鮮でした。

 Zoology(Dolnick)
 表紙に惹かれて手に取ったんだけど、これは読まなくても良かった~ くぅ。とても若い作者が書いた、18,19歳くらいの少年少女のお話。お薦めしません。

「十津川警部 帰郷・会津若松」(西村京太郎)
 昔、十津川警部シリーズをかなりたくさん読んだんだけど、シカゴ図書館にも十津川さんの本はたくさんあります。出版の年を見ながら、まだ読んでいないのを探すのに一苦労。
 久し振りに読んだ十津川さん、これはないでしょー?!っていう結末でした。しかも説明されていない箇所(しかもかなり重要)があってでした。
 って、十津川さんってもう70~80歳くらいの筈じゃない??

 After Dark (村上春樹)
 初めて村上春樹を英語で読む羽目に。日本語のが見つからなかったのです。前に、ねじまき鳥の英訳を最初だけちらっと読んだら、とても詩的で、これはいいかも~と思った。
 After Darkの英訳は、一文一文がとても短くて何か変な感じ。でもどの文章も、何となく村上サンの原文が思い浮かべられて、interestingでした。たまにはこーいうのもいいかも。
 小説自体については、まぁまぁ…。元々村上春樹はエッセイの方が好きです。
  

 ここまで書いて、何て下手な感想文たち(?)なんだろうと思いましたこの辺で止めておこうっと

ちょっとStravinskyに立腹してみる、のお話。

2008年05月12日 | Music
 あーオケの曲がつまんない って皆言ってます。ストラビンスキーのSymphony in C。新古典派であります。昔、友達に「Chewieはストラビンスキー、好きじゃないでしょ?この中身が無い感じ、嫌いそう」って言われました。当時は「別にそんな事ないよ」って思ってたんだけど。「火の鳥」とか「Petrushka」やった時はフツーに楽しんで弾いてたんだけど。

 Symphony in Cって・・・ホントに音楽的内容がない。Beethovenさまさまの「運命」を軽くパクってみました、って曲。なんであんな名曲に、あんな事やこんな事しちゃったのよとChewieは怒ってみる 

 そして無意味にリズムが難しいので、数えるのに忙しい 特に2楽章ってば、リズミカルにリズムが難しいんじゃないの。何の為に頭から湯気を出して細かく細かく数えてるんだか分かんなーーーい!!怒。例えば「春の祭典」みたいに、数え甲斐のある、リズミカルな曲ならそれでもヨロシイ。が、不規則に64分音符(え、多分ね。もう楽譜見て再確認する気力も起きません) が何度も出てきたりして、一向に気を抜けないのです。

 でも考えてみたら、ストラビンスキーの新古典派の曲はこれが初めて。あと「プルチネラ」を弾けたらもうそれでイイや、って感じです。

 はい、つまらないエントリーでスイマセン 仕方ないのであと1週間、ストラビンスキー、及びお仏壇の「チーン」が入る”Chicago Remains”に付き合います・・・