私的音楽雑記帳
FOLK ETYMOLOGY
7/3 History of Tendo Mokko @リビングデザインセンター
営業担当N氏と、天童木工展へ。
創業70周年を迎えた山形の家具ブランド、天童木工。子供のころから知っていた企業でしたが、注目するようになったのは、やはり雑誌を作るようになってから。
企画展を眺めながら思い出すのは、雑誌の企画と強引に結びつけ、取材許可をいただき、プレッシャーで頭が真っ白になった柳デザインの取材。テンションを上げるために購入したバタフライスツールは、こんな風に成形合板を曲げて作られていたんだなぁ・・・と、工場で実際に使用されていた器具と作業風景の映像を見て改めて感動したり。
現代のインテリアや生活のニーズに配慮して作られた、革張りのソファやクッション性のある生地を使用した椅子よりも、一番心引かれるのは、やっぱり木オンリーのもの。腰掛けると、滑らかな曲線を描く背もたれと座面に包み込まれるようにしっくりくる。
素朴であたたかな質感に、機能性とデザイン性を兼ね備えたプロダクトは、天童木工ならではといっていいほど。
以前、島崎先生がピーター・オプスヴィックの椅子展のトークショーで言っていたこと。
「家具を買うということは、相当の覚悟がいること。買ったからには、「生」がなくなるまで使うのが買った人の使命だから」
その言葉は、北欧の家具だけではなく、プロダクトすべてにいえる事なんだと改めて実感。
私の部屋にある天童木工プロダクトも、きっとずっと共に人生を歩んでいく大切なパートナーなんだろうなぁ。
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話は変わりますが、今日はこんなセールにも足を運んだのでご紹介。
北欧雑貨 一日限りの実店舗@代々木上原A.C.Perch's
すごいです。このフィンランドのヴィンテージショップ並みの陳列具合。N氏とアスターやベルサのC&Sやプレートを見てテンションが上がり、気づけばお互い両手で器を何枚も抱える始末。悩みに悩み、自分家の収納スペースと相談した結果、今回はブルー&レッドアスターの22cmプレートのみの購入に留める。
テーブルウェアを思う存分収納&活用するため・・・引っ越したい!と切に思った次第。
できれば、カウンターキッチンがついた物件がいいな
History of Tendo Mokko
2010.6.24-7.6
リビングデザインセンターOZONE
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