私的音楽雑記帳
FOLK ETYMOLOGY
7/14~17 高松~丸亀~八幡浜~大洲~松山・道後
台風直撃の予感はしつつ、今週も四国便乗してきました。
坂出駅で降りる。今回はここから出発です。
なんだかしょっちゅう来ているような…。高松駅。
久しぶりの「ことでん」に乗り、「瓦町」で乗り換えて「塩屋」に向かいます。
志度線は20分間隔とのことで、待ち時間がちょっとあります。
塩屋駅。無人駅でした。
ここからジョージ・ナカシマ記念館までは歩いて5分。
国道沿いでしょうか。日陰もなく焦げそうになりながら歩くこと5分で
入り口が右手に見えてきました。
中の作品は当然撮影不可ですが、1階の様子はオッケーとのことでパシャリ。
知人からこの記念館のことを教えてもらって、初めて訪れました。
桜製作所という家具メーカーの敷地内にあるこの記念館。
2階にある展示スペースで、彼の生い立ちから経歴、高松という土地に出会うことになった
経緯なども紹介されています。
もともとは建築家だっか彼が、時代に翻弄された結果出会った
家具作り、そして木、自然との改めての出会いと対話。
そこから生まれた家具(椅子)は、しっかり腰を下ろしてみると
本当に心からリラックスすることが出来ます。
ちょうどいらした事務長さんに、正しい椅子の座り方について
レクチャーしていただきました。
事務長さんとの話の中で、とりわけ興味深かったことは
高齢になると寝たきりになる方の多い日本に比べて、
欧米では寝たきり老人はあまりいないということ。
ポイントは椅子での生活にあるのだそう。
日本では、具合が悪くなると床にふせったり床に座り込むのが多いですが、
土足文化の欧米では、休んだりくつろいだりするのは椅子(やベッド)に限られているため
きちんと椅子に腰かけてくつろぐのが普通。
そういった生活では、背骨が曲がることもないので、
結果高齢になっても背骨がシャキンとしてきちんと歩けるのだそう。
考え方もあるのでしょうが、そういった椅子をとりまく暮らしがあるからこそ、
最後の最後までその人らしくきちんと生きることが出来るそうです。
ジョージ・ナカシマの椅子は、
きちんと腰をおろして背もたれに身体を預けると、
本当にリラックスできました。
この椅子なら、何時間座って本を呼んでも集中出来るし、
疲れない!と思ったほど。
それだけ人間工学に基づいて作られた椅子ということなのでしょう。
日本人にとって、椅子の存在は
まだまだ欧米のそれとは違うので、
「休む」とか「くつろぐ」という感覚は、
椅子以外にも選択肢がいろいろあるので
「ちょっとした腰かけ」程度というところでしょうか。
椅子の背もたれにきちんともたれたりすることは、
日常慌ただしくしているとあまりないのかも…
事務長さんのお話を聞いて、椅子の大切さを改めて感じたところです。
家に帰ったら、椅子ひとつひとつについて
きちんと向き合ってみようと思いました。
その後、再び高松までことでんで戻り、JRに乗り換えて
坂出でピックアップ。
丸亀市内の美味しい骨付き鶏「一鶴」で夕食を食べて
初日は終わりです。
親鶏は私には硬すぎるため、ひな鶏です。鶏飯も美味♪
夕焼けではありません。朝日です。
部屋の窓から見える海、海、海。そして瀬戸大橋。
台風のせいでしょうか、もやっとしてます。
朝ごはんは「綿谷」のうどん。ジャンボおいなりさんも美味。
その後、愛媛へ移動。
八幡浜というところで降りて、しばし滞在です。
港近くにある道の駅「みなっと」。港で獲れた新鮮な魚を食べることもでき、
お土産スペースも充実。多くの観光客でにぎわっていました。
とはいえ、ここに1人で3時間はちょっとつらいな~と思い、
観光案内所に置いてあったパンフで近くの「大洲」に興味津々。
駅まであるいて電車で行ってみることに。
まっすぐ歩けばすぐに八幡浜の駅につくかな…と軽く考えていたのですが、
かんかん照りの陽射しに、10分歩いただけでクラクラ…
通り沿いのコンビニで駅までの道を確認したところ、まだまだ歩かないといけないらしく
再びクラッとしたら、店内にいたおじさんが駅まで載せてってくれると…。
ありがとうございます^-^
というわけで、おじさんの車で八幡浜駅に到着。
このご恩はわすれません。
伊予大洲行き(終点松山)のバイキンマン電車。
四国はアンパンマンがいっぱいです。
伊予大洲駅の通路もこんな感じ。
せっかくなので、大洲城まで歩いてみたいなーと思って
地図を片手に向かったのですが…
商店街を抜けた頃には、またしても暑さでクラクラに…
橋の向こうには見えるのですが、歩くと30分はかかるそう。
時間的にも厳しいため、断念して赤レンガ館を見てきました。
以前は大洲銀行として使用されていたものだそう。
現在は資料展示や企画展などが行われる観光施設として機能しているそうです。
2階展示室には「赤毛のアン」にちなむ資料や作品が展示されたいました。
ここでピックアップしてもらい、松山・道後に向かいます。
夕方~夜の道後温泉。1カ月ぶりに来ましたが、今回も多くの観光客で
にぎわっていました。
1時間に1回動くからくり時計に沸く人たち。
「坊ちゃん」の登場人物がいろいろ出てきます。
山田屋まんじゅうで抹茶&ほうじ茶プリンを購入。
食後のデザートに♪
夜ご飯は、温泉街のご飯やさんで宇和島風鯛めしと海の幸を満喫。
濃厚な黄身に浸した鯛をご飯にのっけてかきこめば、口いっぱいに幸せが広がります。
かま焼きもじゃこ天も美味しかったです。
3日目。今日帰宅予定なのですが…台風が心配。
朝から雨模様の道後温泉。
昨日にぎわっていたからくり時計周辺も、台風のせいか
ガランとしています。
なので、街歩きは諦めて、美術館をゆっくりまわることに。
まずは、道後公園そばにある「正岡子規記念博物館」。
雨なので、貸切状態でゆっくり資料を見てまわりました。
10時に入って、気づけば12時半! 充実の展示内容です。
35年という短い人生を、仲間と共に俳句と短歌作りに命を燃やして
駆け抜けた壮絶な人生。
ただただ圧巻です。
温泉街で野菜&玄米ランチ。女子でにぎわっていました。
その後、道後温泉駅から路面電車に乗って、大街道で下車。
台風がいよいよ本格的に吹き荒れる中、「坂の上の雲ミュージアム」へ。
安藤忠雄さん設計の、上から見ると三角形の打ちっぱなしコンクリートが
印象的な建物。
子規記念博物館同様に、ほぼ貸切状態でゆっくり見てまわりました。
松山に生まれた子規と秋山兄弟の人生、
改めて時代背景と共に辿ることで深く理解出来ました。
見終わった後は、ピックアップまで少し時間があったので、
ミュージアムカフェで松山のお菓子と共にコーヒーを。
外は嵐ですが、そんな景色を独り占めして
ゆっくりさせてもらいました。
と、今回の便乗旅はここで終わるはずだったのですが……
台風が高知・室戸に上陸のニュースと共に、
高松も徳島も大荒れの状態。
愛媛・松山は雨こそ降ってはいましたが、
そんな天候の中、鳴門海峡や明石海峡を渡って帰るのは
ちょっと危険ということで、
急遽、高松に一泊してから帰宅することに。
翌日の帰宅の途も
橋は渡れても、直後に何度も高速を下ろされ、
淡路島内の道という道も閉鎖されてさまよう始末で
散々な感じでしたが…
なんとか帰ってきました。
いろんな経験をさせてもらえるのも
今のうちだけかも。
とはいえ、せっかくなので
もう少し楽しませてもらいます^-^
坂出駅で降りる。今回はここから出発です。
なんだかしょっちゅう来ているような…。高松駅。
久しぶりの「ことでん」に乗り、「瓦町」で乗り換えて「塩屋」に向かいます。
志度線は20分間隔とのことで、待ち時間がちょっとあります。
塩屋駅。無人駅でした。
ここからジョージ・ナカシマ記念館までは歩いて5分。
国道沿いでしょうか。日陰もなく焦げそうになりながら歩くこと5分で
入り口が右手に見えてきました。
中の作品は当然撮影不可ですが、1階の様子はオッケーとのことでパシャリ。
知人からこの記念館のことを教えてもらって、初めて訪れました。
桜製作所という家具メーカーの敷地内にあるこの記念館。
2階にある展示スペースで、彼の生い立ちから経歴、高松という土地に出会うことになった
経緯なども紹介されています。
もともとは建築家だっか彼が、時代に翻弄された結果出会った
家具作り、そして木、自然との改めての出会いと対話。
そこから生まれた家具(椅子)は、しっかり腰を下ろしてみると
本当に心からリラックスすることが出来ます。
ちょうどいらした事務長さんに、正しい椅子の座り方について
レクチャーしていただきました。
事務長さんとの話の中で、とりわけ興味深かったことは
高齢になると寝たきりになる方の多い日本に比べて、
欧米では寝たきり老人はあまりいないということ。
ポイントは椅子での生活にあるのだそう。
日本では、具合が悪くなると床にふせったり床に座り込むのが多いですが、
土足文化の欧米では、休んだりくつろいだりするのは椅子(やベッド)に限られているため
きちんと椅子に腰かけてくつろぐのが普通。
そういった生活では、背骨が曲がることもないので、
結果高齢になっても背骨がシャキンとしてきちんと歩けるのだそう。
考え方もあるのでしょうが、そういった椅子をとりまく暮らしがあるからこそ、
最後の最後までその人らしくきちんと生きることが出来るそうです。
ジョージ・ナカシマの椅子は、
きちんと腰をおろして背もたれに身体を預けると、
本当にリラックスできました。
この椅子なら、何時間座って本を呼んでも集中出来るし、
疲れない!と思ったほど。
それだけ人間工学に基づいて作られた椅子ということなのでしょう。
日本人にとって、椅子の存在は
まだまだ欧米のそれとは違うので、
「休む」とか「くつろぐ」という感覚は、
椅子以外にも選択肢がいろいろあるので
「ちょっとした腰かけ」程度というところでしょうか。
椅子の背もたれにきちんともたれたりすることは、
日常慌ただしくしているとあまりないのかも…
事務長さんのお話を聞いて、椅子の大切さを改めて感じたところです。
家に帰ったら、椅子ひとつひとつについて
きちんと向き合ってみようと思いました。
その後、再び高松までことでんで戻り、JRに乗り換えて
坂出でピックアップ。
丸亀市内の美味しい骨付き鶏「一鶴」で夕食を食べて
初日は終わりです。
親鶏は私には硬すぎるため、ひな鶏です。鶏飯も美味♪
夕焼けではありません。朝日です。
部屋の窓から見える海、海、海。そして瀬戸大橋。
台風のせいでしょうか、もやっとしてます。
朝ごはんは「綿谷」のうどん。ジャンボおいなりさんも美味。
その後、愛媛へ移動。
八幡浜というところで降りて、しばし滞在です。
港近くにある道の駅「みなっと」。港で獲れた新鮮な魚を食べることもでき、
お土産スペースも充実。多くの観光客でにぎわっていました。
とはいえ、ここに1人で3時間はちょっとつらいな~と思い、
観光案内所に置いてあったパンフで近くの「大洲」に興味津々。
駅まであるいて電車で行ってみることに。
まっすぐ歩けばすぐに八幡浜の駅につくかな…と軽く考えていたのですが、
かんかん照りの陽射しに、10分歩いただけでクラクラ…
通り沿いのコンビニで駅までの道を確認したところ、まだまだ歩かないといけないらしく
再びクラッとしたら、店内にいたおじさんが駅まで載せてってくれると…。
ありがとうございます^-^
というわけで、おじさんの車で八幡浜駅に到着。
このご恩はわすれません。
伊予大洲行き(終点松山)のバイキンマン電車。
四国はアンパンマンがいっぱいです。
伊予大洲駅の通路もこんな感じ。
せっかくなので、大洲城まで歩いてみたいなーと思って
地図を片手に向かったのですが…
商店街を抜けた頃には、またしても暑さでクラクラに…
橋の向こうには見えるのですが、歩くと30分はかかるそう。
時間的にも厳しいため、断念して赤レンガ館を見てきました。
以前は大洲銀行として使用されていたものだそう。
現在は資料展示や企画展などが行われる観光施設として機能しているそうです。
2階展示室には「赤毛のアン」にちなむ資料や作品が展示されたいました。
ここでピックアップしてもらい、松山・道後に向かいます。
夕方~夜の道後温泉。1カ月ぶりに来ましたが、今回も多くの観光客で
にぎわっていました。
1時間に1回動くからくり時計に沸く人たち。
「坊ちゃん」の登場人物がいろいろ出てきます。
山田屋まんじゅうで抹茶&ほうじ茶プリンを購入。
食後のデザートに♪
夜ご飯は、温泉街のご飯やさんで宇和島風鯛めしと海の幸を満喫。
濃厚な黄身に浸した鯛をご飯にのっけてかきこめば、口いっぱいに幸せが広がります。
かま焼きもじゃこ天も美味しかったです。
3日目。今日帰宅予定なのですが…台風が心配。
朝から雨模様の道後温泉。
昨日にぎわっていたからくり時計周辺も、台風のせいか
ガランとしています。
なので、街歩きは諦めて、美術館をゆっくりまわることに。
まずは、道後公園そばにある「正岡子規記念博物館」。
雨なので、貸切状態でゆっくり資料を見てまわりました。
10時に入って、気づけば12時半! 充実の展示内容です。
35年という短い人生を、仲間と共に俳句と短歌作りに命を燃やして
駆け抜けた壮絶な人生。
ただただ圧巻です。
温泉街で野菜&玄米ランチ。女子でにぎわっていました。
その後、道後温泉駅から路面電車に乗って、大街道で下車。
台風がいよいよ本格的に吹き荒れる中、「坂の上の雲ミュージアム」へ。
安藤忠雄さん設計の、上から見ると三角形の打ちっぱなしコンクリートが
印象的な建物。
子規記念博物館同様に、ほぼ貸切状態でゆっくり見てまわりました。
松山に生まれた子規と秋山兄弟の人生、
改めて時代背景と共に辿ることで深く理解出来ました。
見終わった後は、ピックアップまで少し時間があったので、
ミュージアムカフェで松山のお菓子と共にコーヒーを。
外は嵐ですが、そんな景色を独り占めして
ゆっくりさせてもらいました。
と、今回の便乗旅はここで終わるはずだったのですが……
台風が高知・室戸に上陸のニュースと共に、
高松も徳島も大荒れの状態。
愛媛・松山は雨こそ降ってはいましたが、
そんな天候の中、鳴門海峡や明石海峡を渡って帰るのは
ちょっと危険ということで、
急遽、高松に一泊してから帰宅することに。
翌日の帰宅の途も
橋は渡れても、直後に何度も高速を下ろされ、
淡路島内の道という道も閉鎖されてさまよう始末で
散々な感じでしたが…
なんとか帰ってきました。
いろんな経験をさせてもらえるのも
今のうちだけかも。
とはいえ、せっかくなので
もう少し楽しませてもらいます^-^
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