4/4 Tavatabito

 噂にはお聞きしていた「Tavatabito」のmaruさんにお会いしました。

 Tavatabitoとは、フィンランドをこよなく愛するmaruさんが運営する、カルチャープロジェクト、とでもいうのでしょうか。料理教室やイベント、文化を知るセミナーなどを通して、ヒトとヒトとの素敵な出会いを提供する、「橋渡し」的な活動を行っています。

 maruさんの運営する資料室にお伺いして、まず驚いたのは、フィンランドを中心とした北欧関連の蔵書数。デザインや建築をはじめ、ライフスタイルや文化、サウナについての資料などなど。余裕で200は超えるであろうその数に圧倒されつつも、壁に大きく飾られたマリメッコのファブリックに出迎えられ、アアルトテーブルの手なじみのよさにとても居心地のよさを感じました。それは、あぁ、ここで何時間でも書物と戯れていたい…と思うほどに。

 maruさんのすごいところは、「フィンランドの何がしに惹かれたから」という理由をまったく抜きにして、「ただ惹かれたからそこに滞在したい」と思った気持ちが原動力となって、Tavatabitoでさまざまなことを企画立案しているところ。ホームステイのきっかけもそれと同じものだったそう。たとえば、「デザインがすき」とか「モダンで素敵」とか、そういうところがとっかかりとなって、フィンランドが好きになる人が多い中、「土地の持つ力」や「そこに暮らす人そのもの」にダイレクトに引き寄せられているところ、とでもいうのでしょうか。

 さらに、「モノ」に執着するのではなく、「ヒト」をつなぐところに最大の重きを置いているところにも、かなりかなり惹かれました。

 フィンランドに対する熱い想いを聞くこと数時間。気がつけば、予想以上の滞在時間に驚きつつ、ぜひまたお話をお伺いしたいと思った次第。

 世の中には、こんなにも北欧(の文化や人々)が好きで、活動しているヒトがいる。そんなヒトにお話を聞くことが出来て、力をもらいつつ、じゃあ、私にはいったいどんなアプローチが出来るのかなぁ?という課題も多く湧き上がった今日の出会い。

 いろんなヒトと出会う今日この頃。有意義であり、いい刺激になります
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