3/1 Pauliina Lerche @ 楽屋

 ヴァルティナ。聴いたことの無い人でも、フィンランドに関する本では必ずといっていいほど目にする有名なバンド。そのヴァルティナ初期メンバーの彼女、パウリーナ・レルヒェの初来日公演を見にいきました。@中目黒・楽屋

 店内の奥にライヴ・スペースを構えるタイ料理(なのよね?)ダイニングのこのお店。中に入ると久々にお会いする大沢さんをはじめとするオフィス・オオサワの皆さん。ご無沙汰しております。今年はこれから頑張りますのでよろしくお願いします。


 という話ではなくて、お酒を頼んで少しまったりしたところで、メンバーが現れました。パーカッション(兼ギター)、ベース、ギター(兼スティール・ギター)、バイオリン(兼コーラス)からなるバンドの中に、ピョンと飛び込むように彼女が現れてショーは始まりました。

 民俗衣装に身を包んだその姿は、本気でフィンランドの妖精でした。全身がまるで楽器かと思ってしまうほどの身体全体を使ってのパフォーマンスは、(ありきたりな表現ですが)メロディーは遠く離れたSuomiの自然を連想させる美しい響きを持っていて、聴く人を魅了しつつ、ほっこりと優しい気持ちにしてくれるのです。アコーディオンの素朴な音、彼女のオリジナルモデルだというカンテレの優しい音色、そして彼女自身のヴォーカルスタイルがそう思わせるのでしょう。メンバーの演奏と絶妙にマッチしたステージに、フロアはすっかり魅了されてしまったのでした。もうみんながみんな大喜びでした。

 ついつい手拍子、ついつい奇声を上げて大喜びしてしまうという、年甲斐もないこういった行為も、彼女の魔法にかかってしまえば仕方ないのかも。
 
 フォーク・ミュージック、民俗音楽。こういったジャンルでくくられてしまいがちですが、全身でパフォーマンスする彼女を見ていると、民俗音楽ってロックなんだなぁと思ってしまうのでした。じゃあヴェーセンもロックなのかな。

 
 ライヴの後、ちょっとおどおどしながら彼女に話しかけてみる。相変わらずな下手くそ英単語でしたが、何となくわかってもらえたような・・・。お約束でジャケットに書いてもらった私への名前はというと・・・

 CHINURU もとい CHIJURU ・・・


 彼女のステージは、3/3,4新宿PIT INN、そして6日は京都で見ることができます。
 
オフィス・オオサワ



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