■2005/09/10 (土) Bergen3日目。

 Jagaライヴが終わり、旅行の目的の殆どが終了してしまった事もあり、抜け殻状態になているところを、オーゲさんが観光に誘ってくれました。Turangaのライヴは夜遅くから。日中の予定は何も決めていなかったため、二つ返事で一緒に出掛けることに。 

 今日は土曜日、そしてとてもいいお天気。そして丁度ブリッゲン前では農民フェス(ノミの市)が開催されていて、ものすごい人の数。中央通から魚市場、ブリッゲンにかけて、今まで見たこと無いくらいの賑わい。魚市場ではグリーグ音楽アカデミーに留学中の日本人の女の子に遭遇。魚をさばく姿がとても手馴れていて、生き生きしていました。(遊びたーいと言ってましたが。)ブリッゲンの中のお土産屋では、ノルウェーセーターショップで働くミクニさんという女性と対面。アメリカに留学経験もあり、もともとはスウェーデン語を学んでいた彼女は、ひょうんな事からベルゲンにやってきて、暮らすうちにこの街の魅力にとりつかれたとのこと。これからノルウェー語も本格的に勉強するのだそう。素敵なミクニさんとしばし話をしたあと、ブリッゲンの裏側を探検することに。

 今日のような催し物がある時だけ開放するブリッゲンの裏側。ゆがんだ建物の細く薄暗い路地を抜けて、出た先は中庭のようになっていて、手作りの小物やパン、チーズ、ワインの屋台が並んでいて、表通りよりもゆったりと時間を過ごす人で賑わっていました。その先に特設ステージがあり、そこでノルウェーの民族楽器フィドルとオーストラリア、そして世界最古の楽器ディジュリドゥーとアコーディオンからなるコンサートが行われていました。ブォー、ブォーと力が抜けそうなゆるい音とフィドルのやわらかい音色。お天気の日にこんな面白いセッションを見ることができて(座り込んで見てたら、隣に同じように子供が二人、正座して口を開けて見ていて)、何だかとても平和だなぁ、と思いました。

 そこを抜けて再びブリッゲン内のバイキングのお店に入る。ノルウェー・バイキングの心構え。その生き方にちょっと興味がわいたりして。なかなか興味深いブリッゲン散策でした。

 夕方までKUNSTHALLのカフェでちょっと一休み。ふと目にとまったフライヤーを見ると、今晩ここでイヴェントがある様子。ラインナップを見てちょっと興奮。ライヴでKaptein Kaliberが登場。今回ここで見る事が出来るなんてラッキーと思いつつ、Turanga(Mats Eilertsen)のライヴ「Staoppjazz」と重なっている。

 ・・・うーん、どっちを取るか。
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