1/31 THE OUTLINE 見えていない輪郭 展


 @21_21 DESIGN SIGHT

 最終日にやっと見て来ました。プロダクトデザイナー深澤直人さんの企画展。

 彼の作品と、写真家の藤井保さんが被写体として写した作品は、同じものでありながら、まったく別の表情を持っていました。普段の目線で見る「もの」と、ファインダーを通して普段とは違う目線で見た「もの」。

 家具やオブジェであったり、家電、携帯電話、文房具など、深澤さんのプロダクトは、いつも手の届くところに自然にあったりします。大好きな柳宗理さんのそれと同じぐらい、同じ目線のものばかり。

 「ものの輪郭」。これまであまり考えたことのないこのことについて、近年の彼の作品はなんとなく教えてくれました。必要以上に装飾が華美になりすぎたものには、輪郭がなんてなくて、無駄をそぎ落としたものにだけ、デザインの輪郭が現れるということ。

 さ、家に帰ってもう一度ものの輪郭を見つめてみようかな


 THE OUTLINE
 THE UNSEEN OUTLINE OF THINGS
 見えていない輪郭 展
 深澤直人 藤井保
 2009.10.16-2010.1.31
 21_21 DESIGN SIGHT

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