12/6 お呼ばれ。

先日、フィンランドカフェ(今年はCafe Alvar Aaltoか)でお知り合いになった、北欧(主にはフィンランド)プロダクトが好きなYさんのお宅にお呼ばれしてきました



きっかけは、たまたま気に入って集めた家具などのプロダクトがフィンランドだったことなのだそう。

写真がボンヤリしていて見づらいかもしれませんが、季節で室内のレイアウトやデコレーションは変えるそうで、今はクリスマス一色です。

marimekkoのテキスタイルを壁に飾ったり、自分で気になった北欧のデザイン画を起こしたり、ファブリックパネルを手作りしたり……。もちろんクリスマスシーズンなので、室内にはいろんな(手作り含む)オーナメントがかわいくレイアウトされていました。家具は、アールニオのPASTIL CHAIRや、写っていないけど、アルテックのスツールやPANTON CHAIRなど、とにかくたくさんの北欧デザイン

ずうずうしくも、ランチとお茶、もりだくさんのスイーツまでご馳走になってしまいました。



サーモンのシチューに、ミートボールにチーズ入りのマッシュポテト、スコーンも美味でした。食器もアラビアやイッタラを用いて可愛くコーディネイト。色の組み合わせとか、お料理を美味しく見せる魔法のコツは勉強になります。

日本人に多いのは、たとえばそれらが好きでコレクションしても、使わずにしまい込むパターン。ビンテージだから壊れないように大切に保管する、とかね。でも、彼女の場合は、好きだからこそ、日常で愛でながら使用して、たとえ使わないものでも、生活の中で目にとまる場所に飾って楽んでいるのです。

そして、さらにすごいのは、必ずしも全てを好きなもので統一しようとしないところ。これまで使用してきた家具や雑貨なども、決して捨てようとせずに、その後好きになって集めた北欧デザインとうまく調和させているところ。そうすることで、「全てをぴっちり統一しました」的な嫌味な感じがなく、居心地のよい空間が生まれるんだろうなぁ……と感じたところです。すごいですよ、ほんとに。

とってもフィンランドな空間でお話をお聞きするうちに感じたのは、北欧プロダクトに対する純粋な想いと深い愛。好きだからこそ、それらを活かした心地よい空間を作ろうとして、細々とした努力を惜しまないところ。それは単にお金をかける(かかりますが)だけではありません。それを取り入れることで、他のものと組み合わせてどういった+αが得られるかというところまで考えられているところに、深い愛を感じたのでした。

お呼ばれして、改めて自分自身のことを考えたりしました。私は「北欧(主にノルウェイですが)の音楽が好き!」などと公言していますが、この2年間、忙しさにかまけ、その努力をことごとく怠っていたなぁ……と。

彼女のような、好きなものに対する努力を惜しまない人だけが、「北欧の何某が好き!」を公言できるのです。

頑張らなきゃな、私。


Thanks:マダムY.S

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