私的音楽雑記帳
FOLK ETYMOLOGY
8/30 DESIGN BUSSAN NIPPON
松屋銀座で開催中の「DESIGN BUSSAN NIPPON」をちょっと見てきました。
土曜日ということもあって、会場は多くの人で賑わっていました
今日見たい!と思ったのは、毎日変わるトークショー&実演が山形鋳物だったからです。レクチャーしてくれたのは、鋳物町に工房を構える長文堂3代目の長谷川光昭さん。山形弁でのトークは心和み、そして、どんな風に伝統工芸品を作っていくのかをとても解りやすく説明してくれました。
会場に集まった人たちは皆興味津々。鋳型が壊され、中から鉄瓶が現れたときには「おぉ~」と歓声があがったり。
鉄瓶の伝統「あられ模様」の実演では、会場の人も体験できるとかで、思わず真っ先に手をあげ、体験してきましたよ~。釘のように細い棒で、一つずつ模様を押していく、まるで気の遠くなる作業を黙々と行うのは・・・本当にすごい。私は3回押しただけでいっぱいいっぱいでした。
山形鋳物の特徴は、その薄さ。岩手に伝わる南部鉄器よりも軽いので、持ってみるとすぐわかるのだそう。そしてもう一つの特徴は、その肌の美しさ。900年前から伝わる工法は、馬見ヶ崎川でとれた砂が鋳物作りにとても適していたことから始まったのだそう。そのきめの細かい砂が、1500度で溶かし鋳型に流し込んだ鉄と接するので、鉄瓶の表面もとても美しい仕上がりになるのかぁ。
鉄瓶の蓋のつまみがなぜか「ナス」。松ぼっくりなどはよく見かけるけど、野菜のモチーフはあまり見ません。どうしてナスなのか聞いてみたら、「成せばナス」という意味が込められているのだそう。(ちょっと曖昧です。間違ってたらごめんなさい)工房の特徴というよりは、自分の代からのものだそうで、作品に込める思いが伝わってきました。
3代目、ほぼ同世代ですね。これからもいい作品を作ってください
土曜日ということもあって、会場は多くの人で賑わっていました
今日見たい!と思ったのは、毎日変わるトークショー&実演が山形鋳物だったからです。レクチャーしてくれたのは、鋳物町に工房を構える長文堂3代目の長谷川光昭さん。山形弁でのトークは心和み、そして、どんな風に伝統工芸品を作っていくのかをとても解りやすく説明してくれました。
会場に集まった人たちは皆興味津々。鋳型が壊され、中から鉄瓶が現れたときには「おぉ~」と歓声があがったり。
鉄瓶の伝統「あられ模様」の実演では、会場の人も体験できるとかで、思わず真っ先に手をあげ、体験してきましたよ~。釘のように細い棒で、一つずつ模様を押していく、まるで気の遠くなる作業を黙々と行うのは・・・本当にすごい。私は3回押しただけでいっぱいいっぱいでした。
山形鋳物の特徴は、その薄さ。岩手に伝わる南部鉄器よりも軽いので、持ってみるとすぐわかるのだそう。そしてもう一つの特徴は、その肌の美しさ。900年前から伝わる工法は、馬見ヶ崎川でとれた砂が鋳物作りにとても適していたことから始まったのだそう。そのきめの細かい砂が、1500度で溶かし鋳型に流し込んだ鉄と接するので、鉄瓶の表面もとても美しい仕上がりになるのかぁ。
鉄瓶の蓋のつまみがなぜか「ナス」。松ぼっくりなどはよく見かけるけど、野菜のモチーフはあまり見ません。どうしてナスなのか聞いてみたら、「成せばナス」という意味が込められているのだそう。(ちょっと曖昧です。間違ってたらごめんなさい)工房の特徴というよりは、自分の代からのものだそうで、作品に込める思いが伝わってきました。
3代目、ほぼ同世代ですね。これからもいい作品を作ってください
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