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伊坂幸太郎『チルドレン』あらすじと感想

2014-03-02 10:11:51 | 紙の書籍
講談社文庫 伊坂幸太郎『チルドレン』を読了しました。

あらすじと感想をざっくりと備忘録として書きます。
※ネタばれがありますのでご注意ください。
※文中の敬称は省略させていただきます。





【目次】
バンク
チルドレン
レトリーバー
チルドレンⅡ
イン
解説 香山二三郎


【あらすじ】
「俺たちは奇跡を起こすんだ」独自の正義感を持ち、いつも周囲を自分のペースに引き込むが、なぜか憎めない男、陣内。彼を中心にして起こる不思議な事件の数々――。何気ない日常に起こった5つの物語が、1つになったとき、予想もしない奇跡が降り注ぐ。ちょっとファニーで、心温まる連作短編の傑作。


【感想】
いつも周囲を巻き込み、はた迷惑なのに、なぜか憎めない熱い男陣内。彼の大学生時代から家庭裁判所の調査員になってからの事件や出来事の短編集。
それぞれが独立した短編なのに、全編を通して登場人物や出来事がリンクしており、さながら長編を読んでいるような感じ。読み始めは?やがて、少しづつ話が繋がっていき、最後にほうっ。。とカタルシス。心温まるミステリー♪


【余談】
東京ハートブレイカーズ『チルドレン』観劇の予習のために読書した。伊坂幸太郎の作品はこれがお初。


【リンク】

東京ハートブレイカーズの公式サイトはこちら。 → 東京ハートブレイカーズ『チルドレン』