6/12 ONE Jで傘の話を聞いた
好きな傘は私もなくさない。
でもそういう好きな傘をバスに忘れて
電話かけたけど、なかった。
誰かが持って行ったのだ。
かわいがってくれればとあきらめた。
もう1本の傘の話。
母がこの傘、返さないでいいから持って行ってって
私の大好きな傘をだれかに渡した。
私はそれは駄目って言えなくて涙のサヨナラ。
それはピンクとグリーンの小さいチェックで
織り目から雨のしぶきが入り混む欠陥品でもあるのだけど
そんなことは大したことなかった。
ピンクとグリーンのチェックの傘なんてめったにない。
その後、好みが変わって無地が多くなった。
日本はいい傘でも高くない。
パリでこの傘いいなんて思ったのは
当時の円で3万くらいして、辞めた。
私は日本に来たとき、素敵な傘屋が何軒かある
某商店街で2本くらい買って行った。
自分用。
フランス人はあまり傘をささない。
その商店街はもうない。
再開発ですべて変わってしまった。
最近は昔買い集めた傘か、
コンビニの300円の透明なビニール傘。
自動がついていれば文句ないのだけど。
買い物で荷物があるとき
自動の傘はありがたい。
荷物がなくてもありがたい。
そうだ、悲しい思い出があった。
パリのデパートですごく気に行って買った黒っぽい傘。
絹みたい感触の布地。
友達のパーティに行くとき雨で使った。
それをアホなことに水を切ってベッドの上に置いた。
誰かが横になって骨を折ってしまった。
直せたけど、どうしたかあの傘。
持って帰らず。