9/15 下山
山を下りる人たちが朝から声をかけてくれる。
「昨日より顔色がいいですね。気をつけて下りてください」
「元気でよかった。じゃーねぇ~~~ またどこかで」
みんなやさしいなぁ~~~。
関西蛍雪山岳会のリーダーさんが来てくれた。
「下山のお手伝いをします。荷物はこちらでもちますから」
申し訳なくて涙がでるよ。
水まで持ってくれた。
やはり昨日より痛いところが出てきた。
1日たつと痛みが増すらしい。
頭を打ったのだが、こちらは異常はなかった。
腰の一部が強烈にいたい。骨折かもしれないな。以前スキーとかゴルフで剥離骨折したことがある。
そのときの症状によく似ている。
サポートをうけながらゆっくりと下る。
さすが遭難救助の訓練も受けている本格的山岳会さん。
全員の分担もしっかりしていて、安全に下ろしてもらえた。
上高地に着いた。
蛍雪山岳会の皆さんはアカンダナ駐車場に向かうという。
こちらは沢渡駐車場。
バス停で見送る。
さ~~~~て こちらはどうしようか。
バスターミナルの売店で売れ残りの弁当を半額で売っている。
同じベンチに座ったご夫婦も食べている。
「おいしいですよ」の言葉に押されて購入。晩ご飯をおえた w
ご夫婦は涸沢から北穂に登ってきたのだという。
ザックの容量の話になった。
60リッターを使っているがうまく入れないとダメだとのこと。
70リッターなら適当にいれればOKだろうという。
ここ上高地にきて分かったのだが、たしかに70リッターの人が多い。
薄いタイプよりはダルマさんのようなザックになっている。
chimoさんもダルマさんタイプが好きだ。
今度はこれだな ^^
考えてみたら今日は休日だ。町に下りても病院は休みだろう。
荷物をザックに詰め背負ってみる。
ちょっと歩いてみたが痛みはない。
下るとか、登るとかしなければ痛みは感じないようだ。
これも以前経験している。
小梨平でもう1泊することにした。
これでアサギマダラの観察もできる。
小梨平は5月連休にテント泊して以来だ。
あのときはテント場はイッパイだったがこの日はみんなが帰る日だ。
すいている。
お気に入りの梓川のすぐ横にテントを張る。


テントをはりおえると、そのまま就寝。
翌日5:00起床。
弟子は昨日のご夫婦の北穂のTシャツに刺激を受けたのか、徳沢まで行くという。
目的は徳沢でうっている「NO MOUNTAIN NO LIFE」のTシャツ。
往復4.5時間。ご苦労なことだ www
弟子は出かけていった。
こちらは小梨平の散歩だ。
まず例の画家さんがいる方向にいってみた。
あったあった。
相変わらず穂高をかいているなL~~~ ^^
画家さんがやってきた。

目の手術を受けていたのだという。
「カラダは大事だよ~~~」とのこと。
ごもっともです。
元気でよかった。あと何年かは穂高に挑戦してほしいものだ。
(背中には「穂高に挑戦」という言葉がでかく書いてあります w )
上高地ビジターセンター周辺に行ってみる。
朝早いせいかアサギマダラはまだ飛んでいない。
日が照り始めてからだな。
もう少しまとう。
テント場にもどり帰りの支度をする。
パッキングをほぼ終了。
弟子が帰ってきた。
NO MOUNTAIN NO LIFE のTシャツを着ているよ www

アサギマダラを撮りにいく。
昼近くになると飛び回っている。
この蝶が、伊那谷を通り愛知県の三ヶ根さんに集結し海を渡るのかと思うと感動を覚える。
八ヶ岳とか大町とかの蝶も同じ経路をとる。
上高地の蝶は鼻高々で「上高地はいいよ~~~~」とかいっているのかな w
滑落でコンデジの液晶が割れてしまい、うまくとれない。
一眼レフは今回持ってきていない。
残念だ。弟子はこれみよがしに1眼でとっている。
ムカツク ><
なんとかとったのがこれ ><

バスに乗り沢渡駐車場へ。
まだまだ車は駐車しているが、満車状態からは脱しているな。

今回の3連休、上高地は今年最高の混みようだったという。
涸沢の小屋は1畳に二人、↑↓↑↓ こういった感じで詰め込まれたらしい。
chimoさんも昔経験あるが結構キツイ ><
10月の紅葉の季節にもう一度きたいものだ。
涸沢は混雑がひどいだろう。
今度は焼岳かな ^^