増田カイロプラクティックセンターの近況レポート

筋骨格・神経・アレルギー(NAET)・感情の統合療法。
増田裕D.Cのブログ

2006年2月21日 感情とアレルギーと神経

2006-02-20 19:04:42 | 近況
増田院長記

○NET(神経感情テクニック)のセミナーを受講したときには、感情の生理学的停滞を取り除くと、身体の代謝が円滑となり、症状から解放されることを学んだ。うれしい時には体内の快楽物質が分泌される。このように、感情の生理学的基礎に神経ペプチドの分泌とレセプターの関連が強調されていた。だから、神経=感情である。また、この治療を進めていく上で、アレルギーがきちんと除去されないと、治療が停滞することもあるので、アレルギーの観点を入れた「ホームラン療法」を学んだ。

一方、アレルギー除去のNAETでは、食物アレルギーの基本項目をとらないと、感情が安定しないので、一定の基本項目除去後に、感情治療をするように指導している。また、この治療法は自律神経系が安定していないと、アレルギー除去が円滑に進まないことに気づき、治療の最初に必ず自律神経系のバランスをとることを入れている。

こうして見てくると、臨床上、感情、アレルギー、神経は相互に密接な関連にあることが知られる。事実、心理が免疫系に及ぼす影響に着目した臨床グループは心理神経免疫学Psychoneuroimmunology(PNI)を提唱している。免疫にはもちろんアレルギーの観点も含まれなければならない。

○患者さんからお手紙をいただいた。

「昨年12月、御診療いただきまして、誠にありがとうございました。その後、背中から右腕にかけての痛みが皆無になり、先生方には本当に感謝申し上げております。…(中略)また、先日の帰りには、御多忙のところ、静岡駅まで送っていただきまして、誠にありがとうございました。車中、花粉症に効くといわれる静岡特産のお茶の話を、私のほうからしたのですが、そのとき名前をとうとう思いだせなかったので、送って頂いたお礼も兼ね、同封させていただきます。私が飲んだ感触では、花粉症への効果はまだ分かりませんが、抗酸化作用は抜群のような気がいたします」

こうした気遣いは大変嬉しい。わざわざ遠方よりこられた期待に応えられた気がする。

○さて、本日は午後休診なので、ちょっとした骨休めである。1月からほとんど休みなしの状態が続いたので、いささかバテ気味である。昨日一昨日とぐっすり眠った。

○当オフィスは会社組織である。有限会社カイロプラネットの初の決算がまとまった。本日、税理士さんから説明があった。いろいろな事業への新規投資があったため、利益はそれほどでなかったが、まあまあという法人税を納めることができる。納税者として一安心である。あとは、税金の使われ方についての合理的な納得のいく政治をしてもらいたいと願う。

 全く無知をさらけ出すが、法人も人格なので、県民税、市民税があることを初めて知った。考えれば、市民社会においては当然のことである。
 また、決算期の移動、役員報酬の改定など、いろいろ細かな変更も簡単にできることも知らされた。やはり、専門家にまかせると、楽ですね。今まで、自営業でひとりで経理や確定申告などをしていたころがなつかしいですね。今では忙しくてそんなことは全くできない。それだけでも、心理的負担が減るのは楽である。
 大まかなところを押さえておくだけで、後の事務はスタッフと税理士さんにお願いしている。
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