乳酸菌は摂らないでおいたほうが良いかもしれない
クリニックで今年になってから季節の注意点や桐井のつたない体験談ブログでお知らせしているものが▲これだったのですが、このメッセージは果たして届きましたでしょうか・・・届いてない方も居るような気がしていたので、もう一度書いておきます。
昨年の年末までは「プロバイオを乳酸菌にしたりミヤリサンにしたり、しょっちゅう替えましょう」ということでお知らせしていたのですが、今年になってから乳酸菌はとりあえず一旦中止してみよっか、という動きになりました。
プロバイオに関しては必ずチェックしてください。
もしもビオフェルミンを今使っている方は、必ずご連絡ください。
多分今は使わない方がいいかたが沢山いると思います。
加えて、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌・ネット…どこを見ても乳酸菌を「善玉菌」という前提で体に良いもののように宣伝しているせいで、日本人の8割ぐらいが乳酸菌を健康のために摂っているのではないか、という状態ですが・・・
乳酸菌・ビフィズス菌はやめておいたほうがいいと思います。
「えっ!!知らなかった😲」
「毎日体に良いと思って○○飲んでた○○食べてた!!」
「お医者さんに薦められたから、なるべく摂ってた!!」
という方、まだまだ多いです。
コマーシャルは本当に巧みですね。
ニュース、バラエティは勿論、時々ドラマまで、ふつうにテレビのなかで行われているのは全部がコマーシャルだと思っておいた方が無難です。
テレビはどこから収入を得ているかがわかれば、それはわかりますよね。
スポンサーに不利益な情報を流せば、テレビ局そのものの危機になってしまいますもんね。
あー・・・大人の事情ですね・・・。
ブログにおいての失敗談は全ての人にあてはまる…かも
このブログに、特に桐井が失敗談として上げるものは「あなたも、もしかしてそうかもしれないから一応チェックしてみてね。
自分もそうかもしれないと思ったら、一旦立ち止まって控えてみるのもいいかも。
まずはチェックですよ(^^)」
というメッセージですので、ちょっとだけ構えてみてもいいかもしれません(^^)
- はたして、自分はどうかなぁ?
- チェックして「飲んで良い、摂って良い」と出たものを摂ってるかな?
- 一度「摂って良い」と出たものでも、それは「毎日摂って良い」と出たものかな?
- 一度「飲んでよい」と出たものでも、季節がかわってたり時間が経ってると変わっているかも…
- 施術の時に確認してみよう、LINEで確認してみよう(もちろん自分でチェックしてみてからでいい(^^)/)
一つ一つ自分で確認して「ヨシ!」しておけば、わりと安全に暮らせることが多いです。
もしもチェックしていない方がいらっしゃいましたら(なかなか当院に来られない方もいらっしゃるので)LINEにて質問していただけたら幸いです。
まずはこの本から
でも、どこの情報を見ても乳酸菌は体にいいとしか書いてない!!
と思われる方は多いはず。
私もネットで探したのですが、外国の文献や英語の論文しか出てこず、日本人から隠されている感じがバリバリ伝わってきました。
・・・え?気のせい?(^0^;)
そしていつものように、斉藤先生が見つけてきたこの本たちです▼
待合室に置いてありますのでご覧ください
一部を紹介すると、こんな感じです。
- 乳酸菌は乳酸をつくる菌だが、その乳酸は無酸素運動によって生じる「L型乳酸」ではなく「D型乳酸」である
- 疲労物質のL型乳酸は血液内のLHD(乳酸脱水素酵素)で分解されるが、D型乳酸は分解されにくいので体内に残り、溜まりすぎると乳酸アシドーシスになってしまう
- 乳酸菌は胃の中で増殖すると糖質に変化してしまうので、その分体内のブドウ糖が減少してしまい、低血糖になる
- 胃で糖質が発酵すると、D型乳酸が作られるが、それが血液に吸収されると乳酸アシドーシスになり、ブレインフォグがおこりやすい
- 頻尿も乳酸菌が原因かも
- 腸内が酸性になる→腸の動きが悪くなる→便秘乳酸によって腸粘膜がただれてしまう→下痢
- 胃腸にだけきく抗生物質(リファキシミン)を使うと効果的だったhttps://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/nejm/201101/518198.html
乳酸菌を減らすと驚きの結果が得られる
そしてスタッフ間で、本にあった薬を使ってみたいと思ったので、個人輸入したものを使ってみました。私は朝晩で一個ずつ6日間、自分の責任において使いました。
抗生物質と聞くと、つい身構えてしまうものですがリファキシミンの特徴は優れてます。
- 血中への移行がほんのわずかである
- 摂取した後、腸管からほとんど吸収されず、97%は便で出る
- 大量投与しても全身性の有害事象はない
使ってみた感想
使ってみて、わりとすぐに効果はありました。なんでそんなに「すぐ」と言い切れるかというと、最近夜中のトイレに2-3度起きてしまうという現象が続いていたのですが、それが急に無くなったのです!!
リファキシミンを使用している間に起きた変化を
以下に列挙してみますね。
- 夜中のトイレがなくなった
- 睡眠障害が続いていたが、よく眠れるようになった
- 快便(ゆるめではあるが、腹痛や嫌な感じがいっさい無い)
- 間食が減った
- 日中の頻尿が無くなった
- 頭が妙にすっきりするので、たまりにたまった仕事を片付ける気になった
- うなじに謎のでき物が昨年秋からできていたのだが、急に小さくなった
- 黄砂が激しい時だったが、激しい目のかゆみが治まった
まあ、6日間を過ぎてしばらくしたら元に戻ったんですが💦
でも、日中の頻尿、夜中のトイレ、うなじのでき物、目のかゆみはみごとにおさまったままです。
結論:お腹と脳はつながっている
やってみて一番嬉しかったのは、頭がすっきりしていたことでした。あらゆるジャンルの仕事をするために、整理整頓が大の苦手なワタシは大混乱で、仕事は溜まる一方なのでした。
それが、リファキシミンを飲んでいる間は「やらなくては」という思いが強く、机の上は散らかったままではありましたが、仕事がどんどん進みました。
えー・・・6日間すぎたらパタッ・・・と効果がきれましたが😅
お腹と脳が見事につながっていることが証明されたのです。
松原秀樹先生はYoutubeでも活躍しているようなので、チャンネルのリンクを貼っておきます。
※この記事に書かれているのは、あくまでも個人の感想です(^^)
桐井 記