所属:劉表→劉璋→劉備→劉禅
年齢:約28歳(200年の時)
物資輸送を滞らせた上、諸葛亮を落としいれようとしたイメージが強い李厳ですが、その評価はオールラウンドに有能な武将です。
李厳は、荊州生まれでそのまま荊州を治めていた劉表に仕えます。若くて有能で幾つかの県令を歴任します。益州との州境にある県令だったときに、劉表が病死してまもなく曹操が押し寄せてくると、荊州が混乱するであろうことから、益州の劉璋の元に逃れます。
劉璋の元でも李厳はその有能さを発揮し、成都の県令を任せられます。その後、劉備が攻めてくると、李厳は兵を率いて綿竹の守備を任されますが、劉璋不利と感じたのか真っ先に劉備に降り、劉備に仕えるようになります。
劉備の元では、将軍兼太守として内外共に大活躍します。内政面では、劉備が蜀を統治する為の法整備を、諸葛亮や法正、許靖、伊籍らと共に行い、蜀科と言う法を制定します。戦争面では賊が数万規模の反乱を起こした際は、僅か手勢5000の兵力で鎮圧するなどの功績を残しています。
これらの活躍により、劉備臨終の際は諸葛亮と共に、劉禅のことを託されるまでになります。その後、諸葛亮が北伐を開始すると、後方の補給を一手に任されるようになります。しかし、第4次の北伐の際に、長雨の為に物資輸送が行えない事態となり、そのことを諸葛亮に伝え、これによって優勢だった蜀軍は撤退することになります。ところがこの後、李厳は諸葛亮が勝手に撤退したと嘘の報告を劉禅に挙げ、撤退の責任を諸葛亮に負わせようと画策します。勿論、諸葛亮も黙っている訳も無く、李厳と撤退についてやり取りした文章を提出し、李厳が嘘をついていることを証明したことで、逆に李厳が罪に問われ李厳は官位を剥奪されます。数年後にそのまま世を去ります。
李厳は何故 諸葛亮を陥れようとしたかに付いては意見が割れるところです。1つは場当たり的に撤退の責任を自分が負いたくなかったと言うのと、もう1つは諸葛亮に次ぐ地位だったので、全権を握る為に諸葛亮を失脚させようとしたと言うものです。諸葛亮を失脚させようとした場合、諸葛亮との関係が問題になりますが、諸葛亮と共に劉備から事後を託されたのに諸葛亮のみが全権を握っていることへの不満や、諸葛亮が後方任務しか与えなかったことへの不満があったのかもしれません。一方、諸葛亮に劉禅から皇帝位を簒奪するように薦めたり、自分の官位が剥奪された後も、諸葛亮ならいづれは自分の復権を認めてくれると思っていたらしい記述もあります。
このゲームでは場当たり的であっても結局は諸葛亮を落としいれようとしたこと、蒋琬や陳震などからも良く思われていなかったことなどから、マークをあわせず劉表側の□○としました。
一方、各能力はオールラウンドプレイヤーらしく、すべて3としました。武力も含めて、2以下が無いのは今のところ程普とこの李厳だけです。そこが私の評価ポイントです。
年齢:約28歳(200年の時)
物資輸送を滞らせた上、諸葛亮を落としいれようとしたイメージが強い李厳ですが、その評価はオールラウンドに有能な武将です。
李厳は、荊州生まれでそのまま荊州を治めていた劉表に仕えます。若くて有能で幾つかの県令を歴任します。益州との州境にある県令だったときに、劉表が病死してまもなく曹操が押し寄せてくると、荊州が混乱するであろうことから、益州の劉璋の元に逃れます。
劉璋の元でも李厳はその有能さを発揮し、成都の県令を任せられます。その後、劉備が攻めてくると、李厳は兵を率いて綿竹の守備を任されますが、劉璋不利と感じたのか真っ先に劉備に降り、劉備に仕えるようになります。
劉備の元では、将軍兼太守として内外共に大活躍します。内政面では、劉備が蜀を統治する為の法整備を、諸葛亮や法正、許靖、伊籍らと共に行い、蜀科と言う法を制定します。戦争面では賊が数万規模の反乱を起こした際は、僅か手勢5000の兵力で鎮圧するなどの功績を残しています。
これらの活躍により、劉備臨終の際は諸葛亮と共に、劉禅のことを託されるまでになります。その後、諸葛亮が北伐を開始すると、後方の補給を一手に任されるようになります。しかし、第4次の北伐の際に、長雨の為に物資輸送が行えない事態となり、そのことを諸葛亮に伝え、これによって優勢だった蜀軍は撤退することになります。ところがこの後、李厳は諸葛亮が勝手に撤退したと嘘の報告を劉禅に挙げ、撤退の責任を諸葛亮に負わせようと画策します。勿論、諸葛亮も黙っている訳も無く、李厳と撤退についてやり取りした文章を提出し、李厳が嘘をついていることを証明したことで、逆に李厳が罪に問われ李厳は官位を剥奪されます。数年後にそのまま世を去ります。
李厳は何故 諸葛亮を陥れようとしたかに付いては意見が割れるところです。1つは場当たり的に撤退の責任を自分が負いたくなかったと言うのと、もう1つは諸葛亮に次ぐ地位だったので、全権を握る為に諸葛亮を失脚させようとしたと言うものです。諸葛亮を失脚させようとした場合、諸葛亮との関係が問題になりますが、諸葛亮と共に劉備から事後を託されたのに諸葛亮のみが全権を握っていることへの不満や、諸葛亮が後方任務しか与えなかったことへの不満があったのかもしれません。一方、諸葛亮に劉禅から皇帝位を簒奪するように薦めたり、自分の官位が剥奪された後も、諸葛亮ならいづれは自分の復権を認めてくれると思っていたらしい記述もあります。
このゲームでは場当たり的であっても結局は諸葛亮を落としいれようとしたこと、蒋琬や陳震などからも良く思われていなかったことなどから、マークをあわせず劉表側の□○としました。
一方、各能力はオールラウンドプレイヤーらしく、すべて3としました。武力も含めて、2以下が無いのは今のところ程普とこの李厳だけです。そこが私の評価ポイントです。