きらり!(^^)!

子どもたちの限りない可能性を求めて!

注目の番組です!

2022-01-26 19:06:37 | 特別支援
ハートネットTV「教えて!本田先生~“発達障害”お悩み相談の旅~」

2022年1月26日(水) 午後8時00分 〜 午後8時30分
2022年2月2日(水) 午後1時05分 〜 午後1時35分再

診察室や全国の講演会で発達障害の数多くの悩みにアドバイスしてきた精神科医・本田秀夫教授。子どもから大人まで30年以上もの間、当事者に向き合ってきたスペシャリスト。発達障害のお悩み解決は、時間をかけて“ゆっくり”がキーワードという本田先生。そこで!今回はゆっくり走る鈍行列車に揺られながら、「動画ばかり見る」「将来1人で生活できるか」など、当事者や家族からの声に全力回答!お悩み解決のヒントを探る。
出演者ほか
【出演】精神科医・信州大学医学部教授…本田秀夫,安部みちこ

よりよい支援に向けて

2022-01-25 21:08:46 | 特別支援
令和3年度 音声教材の効率的な製作方法等に関する調査研究事業「デイジー教科書事例報告会」

■趣旨:
 公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会は、平成20年度からボランティア団体等と協力して小中学校の発達障害など読みの困難がある児童生徒にデイジー教科書を製作・提供を行っています。
 当初80名だった利用者は、昨年度は約1万4千人を超えて急速に普及しつつありますが、普及絵率は6%程度に留まっています。その理由の一つが、通常の学級でのICT環境が整備途上だったことでしたが、昨年度GIGAスクール構想で一人一台の学習者用端末が実現しました。しかしながら、この端末はクラウドサービスとの連携を前提としており、デイジー教科書の配信システムでの対応が求められていました。
 本報告会では、端末のブラウザだけでデイジー教科書の再生が可能な新配信システムをご紹介するとともに、教育委員会での取り組み事例、通常の学級でのデイジー教科書の活用事例をご報告していただき、そこから得られた成果や課題を学び、今後のデイジー教科書のあり方と普及について考えます。

■主催: 公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会

■日時: 令和4年2月27日 (日) 13:30~16:00

■会場: オンライン開催(Zoomウェビナー)参加登録された方には、ZoomのURLをお送りいたします。

■定員: 300名

■参加費: 無料

■情報保障: 希望に応じて要約筆記・手話通訳をご用意します。

■お申込先: 申し込みフォーム
       または申込用紙をFAXまたはメール添付でお送りください。

■締切: 令和4年2月22日(火)

■プログラム: *内容に変更がある場合がございます。ご了承ください。

13:30 開会挨拶 君島 淳二(日本障害者リハビリテーション協会 常務理事)
13:35-14:10 デイジー教科書の利用申請状況報告、新配信システム紹介
西澤 達夫(日本障害者リハビリテーション協会)
14:10-14:30 静岡市教育委員会における活用事例報告
静岡市教育委員会事務局学校教育課 特別支援教育センター
主席指導主事 森竹 高裕様
14:30-15:10 上田市教育委員会における活用事例報告
上田市教育委員会 学校教育課 指導主事 丸山 大様
上田市立丸子中央小学校 教諭 小野澤 華奈子様
15:10-15:20 デイジー子どもゆめ文庫(児童書)のご紹介
15:20-15:30 質問受付
15:30-16:00 質疑応答
16:00 閉会
お問い合わせ
(公財)日本障害者リハビリテーション協会 情報センター デイジー教科書担当宛
TEL:03-5273-0796(受付時間:平日10時~16時) FAX:03-5273-0615
e-mail:daisy_c@dinf.ne.jp

ちょっと気になるセミナーが

2022-01-15 20:16:31 | 特別支援
無料セミナー「作文の苦手なお子さんへの具体的支援~小学校編」   星槎大学 事務局
■無料セミナー 参加申込み受付中

●作文の苦手なお子さんへの具体的支援~小学校編
「作文」と聞くと読書感想文をイメージされる方も多いのではないでしょうか?
小学校で子どもたちが出会う作文は約9種類。すべての文種ではなくても
「これなら書けそう」と思える作文と出会える機会を設定したいと考えています。
今回、いくつかの文種について具体的支援を提案します。

日時:3月5日(土)17時30分〜18時30分
参加費:無料
場所:オンライン
講師:阿部 利彦(星槎大学大学院 教育実践研究科 教授)
申し込み:https://gred.seisa.ac.jp/other2/seminar/

子どもたちへの適切な支援を広めたい!

2021-11-09 20:35:05 | 特別支援
出来るだけ多くの先生方に参加してほしい研修の場が東京で開催されます。
ライブ配信なので参加しやすいお薦めの会です

第53回 全国情緒障害教育研究協議会 東京大会 ご案内


大会テーマ 「教師の理解の在り方や指導の姿勢で子どもがかわる」



平成 24 年 7 月の「共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システムの構築のための特別支援教育
の推進(報告)」では、個別の教育的ニーズのある子どもに対し、自立と社会参加を見据え、その時々で教育
的ニーズに最も的確に応える指導を提供できる、多様で柔軟な仕組みを整備することの重要性が掲げられ
ている。
また、今回改訂された学習指導要領には、「これからの社会がどのように変化して予測困難な時代になっ
ても、子どもたち自らが課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、判断して行動し、それぞれに思い描く幸せを実現
してほしい」という願いが込められており、そのような子どもを育てるために、主体的・対話的で深い学びので
きる授業改善が学校には求められている。
全国情緒障害教育研究会では、平成 31 年度に実施した全国基本調査から見えた課題を以下の五つに
まとめた。
①特別支援学校、特別支援学級、通級による指導を利用する児童生徒の増加への対応
②特別支援学校、特別支援学級、通級による指導を担当する教員の専門性向上
③一人一人に応じた教育課程の編成と自立活動の指導の充実
④保護者、支援者、医療機関との連携の在り方
⑤支援に関する共通理解の在り方
これらの課題を抱えながら、学校に関わるすべての教員や支援者は目の前の子どもたちに対する日々の指
導を工夫していかねばならない。
これまでの教育実践への敬意を払いつつも、新たな発想での柔軟な支援策を見い出し、一人でも多くの
発達障害のある子どもたちに対して、どの子もみんな楽しく学校に通い、満足できる学校にしていきたい。学
校の中心には授業がある。わかる授業、どの子も学べる授業の実現が子どもたちにとって満足できる学校づ
くりのための近道になるはずである。そのために、今の学校はどう変わらなければならないのだろうか。
本大会では、単なる指導方法の検討や協議に留まらず、学校全体を視野に入れた議論を行いたい。どのよう
に子どもたちを理解すればよいのか。インクルーシブ教育システムの構築のためのカリキュラム・マネジメント
を確立するために、学校全体としての教育内容や時間の配分、人的・物的体制をどのようにすればよいの
か。また、どのような指導の姿勢が教育活動の質を向上させ、学習の効果の最大化を図ることができるのだ
ろうか。そのようなことを、参加者とともに考えたい。

令和3年11月28日(日)10:00~15:00 / 参加費無料
「Zoom ウェビナー」でのライブ配信 (一部、事前録画データの配信有り)
お申込みは「こくちーずプロ」専用フォームにて / 申し込み:11月19日(金)まで

主 催 全国情緒障害教育研究会
後 援 (申請中) 文部科学省 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所
全国連合小学校長会 全日本中学校長会 全日本特別支援教育研究連盟
全国都道府県教育長協議会 一般社団法人日本自閉症協会 全国特別支援教育推進連盟
全国特別支援学校長会 全国国公立幼稚園・こども園長会 全国特別支援学校知的障害教育校長会
全国高等学校長協会 全国特別支援学級設置学校長協会 公益財団法人日本知的障害者福祉協会
日本自閉症スペクトラム学会 NPO 法人全国ことばを育む会

吃音の困難さを知って欲しい!

2021-08-23 20:43:04 | 特別支援
「先生次第で吃音の子は明るくなれる」 先生の卵に当事者が体験談

 8/23(月) 16:03配信・毎日新聞

 どもって思うように話せない吃音(きつおん)。子どもの頃に同級生にからかわれて初めて「自分のしゃべり方は変なの?」と自覚して傷つき、話すことをやめてしまうケースも少なくない。でも、担任の的確な対応によって救われることもある。吃音者の自助団体・香川言友(げんゆう)会は「そんな先生になってほしい」と願いを込め、香川大学教育学部(高松市)の学生らに吃音出前講座を開き、体験談を語った。

 ◇「話し終わるまでゆっくり待つ」

 言友会は全国30以上の都道府県にある。香川言友会は2020年4月に発足し、現在は当事者や家族、支援者ら20~60代の男女約15人が会員で、私(55)もその1人だ。

 会員の多くは子どもの時に吃音を笑われ、奇異な目で見られた体験を引きずっている。例会の度に「小学生時代に先生に理解してもらえて楽になれた」「自分が体験した苦しみを今の子どもにさせたくない」といった声が上がるようになった。そこで20年11月、香川県東部の養護教諭の研修会で初めて出前講座を企画した。

 2回目が今回の香川大で、私を含む言友会会員6人が21年7月16日に出向き、特別支援学校教諭免許を取得見込みの3年生ら約40人が受講した。講座では、事前収録した体験談ビデオを上映したり、会員が直接語ったりして思いを伝え、学生らも感想を語り合った。

 最初は、旭川荘南愛媛病院(愛媛県鬼北町)で吃音相談外来を担当する岡部健一院長がビデオを通して「緊張したからどもるのではない。『落ち着いて』と声を掛けても効果はない。どもる子がいたら、話し終わるまでゆっくり待ってあげて」と解説した。

 高校3年の当事者の長男がいる女性(52)は「息子が中学入学直後のオリエンテーションで、学年主任が『吃音だからといってからかってはいけない』とみんなに説明してくれたためか、からかいは受けなかった」と説明した。香川大とは別の大学4年の女性(21)は、ゼミの発表会で言葉が出せなかった体験に触れ、「翌日からゼミで孤立した。でも大学の相談支援室に事情を話すと、口頭発表では配慮してもらえるようになり、びくびくすることも少なくなった」と明かした。

 社会福祉士の女性(27)は小学生の時の音読の授業のつらさを語った。「自分の読む番が近づいてくるとどきどきして、うまくしゃべれるかどうかだけが気になっていた」。別の大学4年の女性(22)も「普段は、言いにくい言葉を別の言葉に置き換えてしゃべっているので、周りから吃音だと気づかれていない」と前置きし、「音読では言い換えが効かないので詰まってしまう。でも周りは、なんで黙っているのって。つらかった」と振り返った。

 ◇学生「授業で音読の意図を意識したい」

 受講後、学生たちにアンケートを書いてもらった。どれも、びっしりと感想が記されていた。

 ある学生は「小学校の先生から肯定的な言葉を掛けられて心が軽くなったというエピソードが印象的だった」と書いた。これは、私が紹介した体験談の一つだ。小学4年の時の担任が母に「いつも人の話をじっくり聞き、優しいお子さんですね」と話したことがあった。自分では単にしゃべるのを避けていただけなのに、それをプラスにとらえてくれて、うれしかった記憶がある。その学生は「先生が吃音を理解していることを目に見える形で示すことの重要性を感じた」と続けていた。

 別の学生は「音読で一人一人に当てる必要があるのか? 授業で何をするにしてもその意図を意識したい」と書いていた。会員が音読のつらさを訴えたことの感想だろう。

 「吃音を隠すためにしゃべらない子がいると知った」「吃音には表に現れない症状があることを知った」との記載もあった。「子どもが、みんなとは違う友達をからかってしまうのは、ある程度しようがない。でも本人は傷ついてしまうので、先生が知識を持って理解できたら、その子の人生は全く違うものになると思う」と書いた学生もいた。

 先生次第で吃音の子は明るくなれる――。そんな言友会の願いが伝わったようだ。

 ◇10月にオンラインでワークショップ

 香川言友会は今後も、社会に吃音を知ってもらう活動を続けていく考えだ。10月9、10両日には高松市を拠点にオンラインで「第55回言友会全国大会 吃音ワークショップ2021香川(Web大会)」を開き、吃音者はもちろん、吃音に関心のある人たちに参加を呼びかけている。教育関係者に向けたプログラムもある。

 メインプログラムは9日午後2時半からの講演会「『きつおんガール』を語ろう~吃音のある人が話しやすい社会を目指して」。当事者でもある九州大学病院の吃音専門医の菊池良和さん、コミックエッセー「きつおんガール」(合同出版)で自らの吃音体験をつづった社会福祉士の小乃(おの)おのさん、香川言友会会員がそれぞれ自身の各年齢ごとの悩みを語り、周囲はどう対処するべきかをアドバイスしていく。

 10日午前9時45分からは七つの分科会を開き、そのうちの「吃音のある子どもの支援」は、教員や保育士ら教育現場に携わる人に参加してもらい、子どもへの接し方を菊池さんがアドバイスする。

 この他にも、参加者が吃音体験を発表する場を設け、分科会では「女性のつどい」や「10代のつどい」、どもっても堂々と生きることを目指す「コミュニケーションについて考えてみよう!知って得する上達法」もある。

 全国大会は毎年、開催地の言友会とNPO法人全国言友会連絡協議会が主催している。ホームページ(https://kagawazenkoku2021.wixsite.com/gyk-zenkoku)で申し込みや詳細確認ができる。参加料2000円(高校生以下無料)、申し込み締め切りは9月12日。

 香川言友会は「当事者以外の人が吃音のことを分かってくれたら、吃音者は楽に生きられる。そのための情報が全国大会で得られます」と話している。

 ◇吃音とは

 吃音は100人に1人が持つとされ、特定の言葉の一部が出づらかったり、出せなかったりする言語障害。連発(ぼぼぼくは)、伸発(ぼ―――くは)、難発(………ぼくは)の症状がある。はっきりした原因は分かっていない。からかわれたり、奇異な目で見られたりした体験から、コミュニケーションを取ることに消極的になり、社会に適応できなくなる人も少なくない。