出来るだけ多くの先生方に参加してほしい研修の場が東京で開催されます。
ライブ配信なので参加しやすいお薦めの会です
第53回 全国情緒障害教育研究協議会 東京大会 ご案内
大会テーマ 「教師の理解の在り方や指導の姿勢で子どもがかわる」
平成 24 年 7 月の「共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システムの構築のための特別支援教育
の推進(報告)」では、個別の教育的ニーズのある子どもに対し、自立と社会参加を見据え、その時々で教育
的ニーズに最も的確に応える指導を提供できる、多様で柔軟な仕組みを整備することの重要性が掲げられ
ている。
また、今回改訂された学習指導要領には、「これからの社会がどのように変化して予測困難な時代になっ
ても、子どもたち自らが課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、判断して行動し、それぞれに思い描く幸せを実現
してほしい」という願いが込められており、そのような子どもを育てるために、主体的・対話的で深い学びので
きる授業改善が学校には求められている。
全国情緒障害教育研究会では、平成 31 年度に実施した全国基本調査から見えた課題を以下の五つに
まとめた。
①特別支援学校、特別支援学級、通級による指導を利用する児童生徒の増加への対応
②特別支援学校、特別支援学級、通級による指導を担当する教員の専門性向上
③一人一人に応じた教育課程の編成と自立活動の指導の充実
④保護者、支援者、医療機関との連携の在り方
⑤支援に関する共通理解の在り方
これらの課題を抱えながら、学校に関わるすべての教員や支援者は目の前の子どもたちに対する日々の指
導を工夫していかねばならない。
これまでの教育実践への敬意を払いつつも、新たな発想での柔軟な支援策を見い出し、一人でも多くの
発達障害のある子どもたちに対して、どの子もみんな楽しく学校に通い、満足できる学校にしていきたい。学
校の中心には授業がある。わかる授業、どの子も学べる授業の実現が子どもたちにとって満足できる学校づ
くりのための近道になるはずである。そのために、今の学校はどう変わらなければならないのだろうか。
本大会では、単なる指導方法の検討や協議に留まらず、学校全体を視野に入れた議論を行いたい。どのよう
に子どもたちを理解すればよいのか。インクルーシブ教育システムの構築のためのカリキュラム・マネジメント
を確立するために、学校全体としての教育内容や時間の配分、人的・物的体制をどのようにすればよいの
か。また、どのような指導の姿勢が教育活動の質を向上させ、学習の効果の最大化を図ることができるのだ
ろうか。そのようなことを、参加者とともに考えたい。
令和3年11月28日(日)10:00~15:00 / 参加費無料
「Zoom ウェビナー」でのライブ配信 (一部、事前録画データの配信有り)
お申込みは「こくちーずプロ」専用フォームにて / 申し込み:11月19日(金)まで
主 催 全国情緒障害教育研究会
後 援 (申請中) 文部科学省 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所
全国連合小学校長会 全日本中学校長会 全日本特別支援教育研究連盟
全国都道府県教育長協議会 一般社団法人日本自閉症協会 全国特別支援教育推進連盟
全国特別支援学校長会 全国国公立幼稚園・こども園長会 全国特別支援学校知的障害教育校長会
全国高等学校長協会 全国特別支援学級設置学校長協会 公益財団法人日本知的障害者福祉協会
日本自閉症スペクトラム学会 NPO 法人全国ことばを育む会