【天皇賞・秋】ルメールが涙「重圧凄かった。よく頑張ってくれた」アーモンド史上初の芝G1・8勝
11/1(日) 15:57配信・スポニチアネックス
「第162回天皇賞・秋」(G1、芝2000メートル)は1日、東京競馬場で行われ、ルメール騎乗のアーモンドアイ(牝5=国枝)が1位入線、歴代最多の芝G1・8勝目を挙げた。同レース連覇は2003年シンボリクリスエス以来17年ぶり2頭目。
2着にフィエールマン、3着にクロノジェネシスが入った。
勝ったアーモンドアイは父ロードカナロア、母フサイチパンドラの血統。通算成績は14戦10勝。JRA・G1は通算7勝目。
獲得賞金は海外競走含む16億950万9900円となり、ブエナビスタ、オルフェーヴルを抜き歴代4位に浮上した。1位はキタサンブラックの18億7684万3000円。
鞍上のルメールは天皇賞を2018年秋から5連覇とし、自身の記録を更新。秋は18年にレイデオロ、19、20年にアーモンドアイで制した。天皇賞・秋3連覇は保田隆芳(1949年ニユーフオード、50年ヤシマドオター、51年ハタカゼ)以来史上2人目。
ルメールはレース後、目をうるませ「信じられないパフォーマンス。今日、日本一になった。もちろん強い馬だが、毎回乗る時はプレッシャーが凄いです。本当にG1・8勝目を獲りたかったから重圧があった。改めてアーモンドアイは凄くよい競馬をした。最後はきつかったけど、よく頑張ってくれた」と相棒を称えた。
前走2着の安田記念は出遅れが響いたが、今回はスムーズなスタート。「今日はスタート前、リラックスしていた。ゲートの中も静かだったし、ゲート開いた時は好スタートした」とコメント。最後の直線はフィエールマン、クロノジェネシスの猛追を受けたが「ちょっと怖かった(笑)。直線は早めに前にいた馬がバテて、坂のぼってからはちょっとキツかった。外から馬がきたので心配したが、アーモンドアイはめちゃくちゃ強かった。頑張ってくれた」と振り返った。
6歳3月までに引退することになっているアーモンドアイ。ルメールは今後のレースについて聞かれると「みなさん競馬場でアーモンドアイを見たいと思う。まだ彼女は走りたい。1回、2回は走れると思う。それ(今後)は調教師さんと馬主さんのチョイスですね」と答えていた。
井上尚弥、7回KOの貫録ベガスデビュー ダウン2つの完勝「ドネア戦より強くなった」
11/1(日) 12:40配信・THE ANSWER
井上尚弥VSマロニー、359日ぶりの試合はファイトマネー破格1億円
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)が31日(日本時間11月1日)、米ラスベガスのMGMグランドでWBO同級1位ジェイソン・マロニー(オーストラリア)に7回2分59秒KO勝ちした。“聖地”ラスベガスデビュー戦は新型コロナウイルスの影響で無観客で行われ、WBAは4度目(正規王座の記録を含む)、IBFは2度目の防衛成功。井上の戦績は20勝、マロニーは21勝2敗となった。
試合が大きく動いたのは6回だ。井上は相手のジャブに対し、カウンターで強烈な左フックを顎に着弾。尻もちをつかせてこの日最初のダウンを奪った。試合が決したのは7回。井上がカウンターで右ストレートを一閃。膝から崩れ落ちたマロニーは立ち上がることができず、2度目のダウンで試合終了となった。
試合後のインタビュー。井上は「今日、フィニッシュのパンチは凄く納得いく形で終わりました。マロニー選手は凄くガードも固くてテクニックがある。日本で練習してきたパンチを試合で出せて凄くホッとしています」とコメント。「ドネア戦より強くなったか」の質問に「試合を通して場面、場面の判断力はドネア戦で学んだ。その時よりパワーアップしたと思う」と返した。
井上はスーパーフライ級王者時代の2017年9月、カリフォルニア州でアントニオ・ニエベス(米国)に6回終了TKO勝ちして米国デビュー。ラスベガスは今回が初めてだった。ファイトマネーは軽量級では破格の1億円。世界的に評価が高まる中、本場で勝利を手にした。
昨年11月のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)決勝で元5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)に判定勝ちして以来、359日ぶりの試合。ドネア戦後に米興行大手・トップランク社とプロモート契約を結んだ。今年4月25日にWBO王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)との3団体統一戦を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で延期となっていた。
次戦以降のプランについては「計画としては、次はドネアとウーバーリ。WBOのカシメロもいる。どの選手もターゲットなので、相手として考えている」と4団体統一を見据えた。
29歳のマロニーは2018年10月、WBSS初戦で前IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)に判定負けしたのがプロ唯一の黒星だったが、悲願の世界王座奪取とはならなかった。
11/1(日) 15:57配信・スポニチアネックス
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2着にフィエールマン、3着にクロノジェネシスが入った。
勝ったアーモンドアイは父ロードカナロア、母フサイチパンドラの血統。通算成績は14戦10勝。JRA・G1は通算7勝目。
獲得賞金は海外競走含む16億950万9900円となり、ブエナビスタ、オルフェーヴルを抜き歴代4位に浮上した。1位はキタサンブラックの18億7684万3000円。
鞍上のルメールは天皇賞を2018年秋から5連覇とし、自身の記録を更新。秋は18年にレイデオロ、19、20年にアーモンドアイで制した。天皇賞・秋3連覇は保田隆芳(1949年ニユーフオード、50年ヤシマドオター、51年ハタカゼ)以来史上2人目。
ルメールはレース後、目をうるませ「信じられないパフォーマンス。今日、日本一になった。もちろん強い馬だが、毎回乗る時はプレッシャーが凄いです。本当にG1・8勝目を獲りたかったから重圧があった。改めてアーモンドアイは凄くよい競馬をした。最後はきつかったけど、よく頑張ってくれた」と相棒を称えた。
前走2着の安田記念は出遅れが響いたが、今回はスムーズなスタート。「今日はスタート前、リラックスしていた。ゲートの中も静かだったし、ゲート開いた時は好スタートした」とコメント。最後の直線はフィエールマン、クロノジェネシスの猛追を受けたが「ちょっと怖かった(笑)。直線は早めに前にいた馬がバテて、坂のぼってからはちょっとキツかった。外から馬がきたので心配したが、アーモンドアイはめちゃくちゃ強かった。頑張ってくれた」と振り返った。
6歳3月までに引退することになっているアーモンドアイ。ルメールは今後のレースについて聞かれると「みなさん競馬場でアーモンドアイを見たいと思う。まだ彼女は走りたい。1回、2回は走れると思う。それ(今後)は調教師さんと馬主さんのチョイスですね」と答えていた。
井上尚弥、7回KOの貫録ベガスデビュー ダウン2つの完勝「ドネア戦より強くなった」
11/1(日) 12:40配信・THE ANSWER
井上尚弥VSマロニー、359日ぶりの試合はファイトマネー破格1億円
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ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)が31日(日本時間11月1日)、米ラスベガスのMGMグランドでWBO同級1位ジェイソン・マロニー(オーストラリア)に7回2分59秒KO勝ちした。“聖地”ラスベガスデビュー戦は新型コロナウイルスの影響で無観客で行われ、WBAは4度目(正規王座の記録を含む)、IBFは2度目の防衛成功。井上の戦績は20勝、マロニーは21勝2敗となった。
試合が大きく動いたのは6回だ。井上は相手のジャブに対し、カウンターで強烈な左フックを顎に着弾。尻もちをつかせてこの日最初のダウンを奪った。試合が決したのは7回。井上がカウンターで右ストレートを一閃。膝から崩れ落ちたマロニーは立ち上がることができず、2度目のダウンで試合終了となった。
試合後のインタビュー。井上は「今日、フィニッシュのパンチは凄く納得いく形で終わりました。マロニー選手は凄くガードも固くてテクニックがある。日本で練習してきたパンチを試合で出せて凄くホッとしています」とコメント。「ドネア戦より強くなったか」の質問に「試合を通して場面、場面の判断力はドネア戦で学んだ。その時よりパワーアップしたと思う」と返した。
井上はスーパーフライ級王者時代の2017年9月、カリフォルニア州でアントニオ・ニエベス(米国)に6回終了TKO勝ちして米国デビュー。ラスベガスは今回が初めてだった。ファイトマネーは軽量級では破格の1億円。世界的に評価が高まる中、本場で勝利を手にした。
昨年11月のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)決勝で元5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)に判定勝ちして以来、359日ぶりの試合。ドネア戦後に米興行大手・トップランク社とプロモート契約を結んだ。今年4月25日にWBO王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)との3団体統一戦を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で延期となっていた。
次戦以降のプランについては「計画としては、次はドネアとウーバーリ。WBOのカシメロもいる。どの選手もターゲットなので、相手として考えている」と4団体統一を見据えた。
29歳のマロニーは2018年10月、WBSS初戦で前IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)に判定負けしたのがプロ唯一の黒星だったが、悲願の世界王座奪取とはならなかった。