A Pocket Full of Smile

気まぐれに何か楽しいこと、美味しいもの、素敵な場所などを書いてみようかな

伏見稲荷大社

2014-04-06 15:47:09 | 旅行
京都生まれのくせに記憶にある限り足を運んだことのなかった場所、それが伏見稲荷大社。京都駅から電車で2駅のところにあるのに、方向音痴の私は勝手に、もっともっと行きにくいところにあると信じ込んでいました。

今回もなぜか、わざわざJR奈良線で東福寺まで行き、そこから京阪電鉄に乗り換えて行くという、何ともまわり道をしながら向かってしまいました。


行った日はお天気が良かったので、たくさんの人であふれていました。


噂に聞いていたうずらやすずめが売られているお店もありましたよ。これは見るだけ~。


そしていよいよお参りをさせて頂きます。ここは新しい参道なんだそうです。立派な鳥居ですね。


楼門の前では狛犬ではなく、狐さんがお出迎え。


そして稲荷山に建てられている千本鳥居をくぐらせて頂きます。名前は千本だけど実際には1万基ほどもあり、どこまでもどこまでもびっしりと建てられている朱の鳥居には圧倒されます。


同じ寸法で作られているのかと思いきや


実はサイズには違いがあり、またよく見ていると建てられてから時間が経っているものと新しいものとは朱色の輝きが異なっていたり、時には石造りの鳥居があったりと発見があります。


途中には二手に分かれていて、どちらに進むべきか悩む場所もあり


本当にどこまでもどこまでも鳥居が続いています。


そして何と鳥居が半分に切断されているものを発見!こんな鳥居は見たことがないので、びっくりしてしまいました。


これ、冗談で作られているのではなく、ちゃんと意味があってこのような形になってるそうです。『間あき鳥居』、別名『出世門』というそうで、上の部分が開いていることから「運が開ける」「出世できる」という意味があるそうです。おもしろいですね。

夢がかなうかどうかを試せる『おもかる石』には列は順番待ちをしている人がいるので、今回は試せなかったけど、たくさんの鳥居の下をくぐらせて頂いて、何だか気持ちが落ち着きました。

そしてたくさん歩いたので、お参りの後はソフトクリームタイム。『京豆庵』という嵯峨野にある大豆を使ったお菓子屋さんの支店に立ち寄りました。絹ごし豆腐と抹茶のミックスソフトクリームを注文。するとお店のおじさんが私に手渡す前に、ソフトクリームを手にしたまま大きく左右に手を振るじゃないですか!何も知らない私はコーンからソフトクリームが落っこちちゃうんじゃないかとヒヤヒヤ。

すると何事もなかったかのように、おじさんはこう言いながらソフトクリームを手渡してくれました。

「これは国産の大豆だけでできていて乳製品は一切入ってないです。お砂糖も使ってなくて、オリゴ糖だけで甘みをつけてます。逆さにしても落ちません!」

逆さにしても落ちない???いまだかつて、ソフトクリームを買った時にこんなセリフを言われたことはありません。

でも・・・


落ちなかった!本当に落ちなかった!何なんだ、このソフトクリーム~!

思わず驚きいっぱいになったソフトクリームでしたが、お味はやさしくて、舌触りがとってもなめらかな本当においしいソフトクリームでございました。

行って良かったな、伏見稲荷大社。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする