昨日 パンのミミが たまったので いつものように弁天池公園 のカモさんに やりに行きました。
公園に入った途端 池の周りの カメラマンの集団が 目に入りました。三脚立てている人、望遠レンズカメラを構える人・・野鳥や水鳥の写真を撮りに 来る人は いますが こんなに大勢のカメラマンには びっくり!昨日の 「めったに見られまへんで。」というあのアカハシハジロ 目当てか?
そんなに 珍しいのか?パンを 投げて 寄ってくるハジロの中に アカハシハジロも いる。そばにいたおばさまに 「この鳥珍しいので こんなに たくさんのカメラマン 来てるんですか?」ときいたら 「そう!10年ぶりに 見られたそうです。 鶴見緑地にいたのが 河北緑地に行き 今は弁天池公園に 住み着いている。みなさん おっかけしてはる。2.3日前は こんなもんやない もっとたくさん 池の周りで写真撮ってはった。」と。
口コミ?それとも ツイッター?わたしが 以前 このカモを見た時は カメラマンひとりかふたりやった。すごいな。
帰宅して すぐに 調べました。
アカハシハジロ
繁殖地 ヨーロッパ西部 黒海周辺 中国北西部
最初に声をかけてきたおじさんが これは めったに日本には飛んでこない。西洋の鳥やからね。と言われた意味がわかりました。その時は 渡り鳥やから そら 外国からも 飛んでくるでしょ?と思っていましたが 黒海周辺となると 驚きです。
越冬地 中近東 インド 北アフリカ
「日本では まれな冬鳥として 1968年に 福井県で初めて記録されて以来 記録数は増加しているが ほとんどが 雄の記録で 雌の記録はわずか。」見たのは一羽だけなので これも なんでかなあ と思っていました。普通 鳥さんはつがいで 行動するはずなのに なんで一羽だけ?これも 「しばしばホシハジロなどの他の種と混群を形成する。ただし日本へ渡来する個体は ほとんどが 単独での記録である。」の言葉で 謎が とけました。
日本は 本来の渡りのルートからは 外れている とのこと。
やはり珍しいのですねえ。いいものが 見られています。見たい方は 弁天池公園へ。GO!
アカハシハジロさん ちゃんとヨーロッパに 帰れますように。 いさやマッチ坊や