この写真を見て、ここが何処なのか分かる方は、横浜ライセンス1級、いや、それ以上の資格を取れるかもしれません。 判断材料は中央に写っている太い柱。 簡易な円柱形ではなく、上にいくほど細くなっていて、下のほうには縦縞が入っています。 見た感じ、かなり古そうです。 コンクリート製のようですが、最近の電柱とは違って、かなり目が粗いのが特徴です。 でも、これだけでは、ここが何処だか分からないと思いますので、少し引いて見ます。 歩道の上を覆う木製のアーケード。 向かい側に見える「大谷電気」。 土地勘のない方にとっては、これだけの情報ではこの場所は不明でしょう。 答えは「本牧通りの山手駅入口」。 写真の道を真っ直ぐ進むと本牧、根岸を経て磯子・金沢方面へ至ります。 この交差点を右に曲がると一直線の道があります。「大和町商店街」で、その突端にあるのがJR山手駅。 そういう交差点の角に、この電柱が立っているのです。 下部に特徴的なふくらみと縦の筋があるのが特徴ですが、電柱の先端もちょっと普通ではありません。 こんな風に尖がっているのです。 山手駅入口を守るかのように、対面にも同じ電柱があります。 こちらはアーケードに隠されることもなく、全体がよく見えます。 やはり、下の方は同じ縦縞。 こんな電柱、昭和30~40年代には商店街や公園でよく見かけたものです。 なんだか「三丁目の夕日」に出てきそうなレトロ物件じゃないでしょうか。 聞くところによれば、これは市電の架線を支える柱だったとか。 それが、先日… こんなことに! なんていうことでしょう… 嗚呼、ああああああ そして今は、こんなことになっちゃいました… ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね 「ハマる横浜中華街」情報はコチラ⇒ |
どこかに植え直しませんかね。
たしか数本あったはずです。
それが…それが…今じゃぁ…
石川町駅からイタリア山庭園へ登る坂道の途中にも1本あったのですが、
それも抜かれてしまったみたい。
植え替えという手があったんですよね。
そんな街にお客を集める力の一つに“懐かしい”“レトロ感”ってあると思うのですが…
もったいないなぁ。
もったいないでしょ。
ラーメン博物館なんて、
わざわざレトロな昭和30年代の商店街を作っているっていうのにね…
構造的に耐用年数を超えて危険と判断されたのでしょうが、捨てずに工事関係者さんが持ってたりする場合もありますかあからね
工事の方に聞いたら「捨てる」と言ってました。
貰っても我が家には置く場所がない…
あの辺の電柱はどんどん取り替えられています。
でも、まだ1本は残っているはずです。