「安記」は1932年の創業で、中華街大通りの「謝甜記」と並ぶお粥の老舗です。メニューはお粥だけというわけではなく、通常の麺飯類も用意されています。 私はいつもお粥ばかりなので、今日はスミイカそばを食べてみました。イカスミじゃありませんよ、スミイカです。ちなみにイカ墨ラーメンは広東道にある「揚州麺房」で食べられます。 店内はなんとも懐かしい雰囲気が溢れています。床は木材のフローリング、神棚には関聖帝君と赤い灯、そしてBGMのない静寂……好きだなぁ、こんな感じ。 残念なのは定食スタイルのランチをやっていないことです。たいていのお店では料理+ライス+スープ+ザーサイ+杏仁豆腐といったランチメニューを提供しているのですが、ここのランチサービスは麺飯類が100円引きになるだけ。 そんなわけで、通常800円の「スミイカそば」を700円で食べてきました。結論から言うと非常に美味しい。簡単に噛み切れるほど柔らかいスミイカ、これに白菜、キクラゲ、タケノコ、青菜が参加して、サンマーメン風の白っぽいトロミにくるまれ、細麺の上に乗っています。 醤油系のスープは飲み干してしまいたいくらい美味しかったです。ストレート系細麺もなかなかいい。どこか「東成軒製麺所」のそばのような感じでしたので聞いてみたら、意外にも「東発製麺所」というお店のものを使用とのこと。夫婦二人でやっている中華街内の小さな製麺所だそうです。 帰りがけにメニューを見たらモツそば(850円)、レバそば(800円)というのがありました。次回はそれに挑戦しようかな。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね |
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