中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

大雪の翌日は寒~い北海道へ

2018年01月28日 | 美味しい情報(横浜以外)

 1月23日から3泊4日で旭川へ行ってきた。出発の前日は大雪が降り積もったことから、飛行機が飛ぶのかどうか心配になり、午前中のフライトを予約していたのを午後便に変更することに。
 結果的には午前便も出発していたので、ちょっと残念だったがこればかりは仕方がない。おかげで昼過ぎに市内へ繰り出すはずが、夕方の到着となってしまった。

 さて、今回の旅の目的はというと、観光とかグルメツアーではなく、義父が原稿執筆中の「自分史」の支援のためであったから、あまり食べ物の話は書けない。
 とはいっても、滞在中に何度か食事をしているので、少しではあるが紹介をしておこうと思う。

 冒頭の写真は、路上に設置されている装置で、煙突のようなものから湯気が出ている風景だ。近寄ってみると「ロードヒーティング装置」と書いた札が貼られていた。
 以前は民家の玄関先駐車場などに使われていたが、今では繁華街の歩道にも設置されているようだ。おかげで滑ることもなく、安心して歩ける。


 歩道に雪はなかったが、この路地裏には「雪」があった。


 「天金本店」。
 私が店の前を通ったとき、高級外車がス~ッと止まり、中から中国人家族が降りてきて「天金本店」に入っていった。
 徒歩とかタクシーではなく、運転手つきの外車で来たというのがすごい。私も入ってみたかったが、これから義父のところに行かねばならないので、残念ながら素通り。


 飲食店にはいろいろな国の言葉で、歓迎という文字が表示されている。
 いちばん下に書かれているのは、どうやらベトナム語らしい。なぜベトナムなのかは、2日後に判明するのだが、そのことは次回の記事に書こうと思う。

 今回の旭川訪問は、上にも書いたとおり飲み食いすることではなく、「自分史」の原稿確認作業である。義父の書いた手書きの原稿を私がPCで打ち込み、プリントアウトしたものを郵送し確認してもらうという、そんなやり取りをしてきたのだが、郵便や電話ではお互いの意思がなかなか伝わらない。
 そこで大雪の中をはるばる旭川までやって来たというわけである。だから一刻も早くプリントを持って行かねばならぬ。飲食はそのあとのことだ。

 義父のところに着くと、まずはプリントアウトした原稿を渡し、どこがおかしいか、どのように手直ししたらいいかを説明する。戦前からの波乱万丈な自分史なので、時系列が狂っていたりして、そこも入れ替えなどをしなければならない。

 そんなことを指示して、義父宅を出たのは9時くらいだったろうか。初日は横浜での雪かきの疲れもあるし、ゆっくり寝たいのでホテルへ直行する。
 そのあと、少しだけ呑みたいなという気持ちがあったので、ホテル近くの酒場へ。


 向かったのは、2条通りにある「炭火居酒屋 炎」。鶏つくねがウリの店らしい。
 店舗入り口のドア付近は雪が凍って滑りやすくなっている。転ばぬよう気を付けながら、ソロリと店内に入ると、カウンター席には先客が一人だけ。
 一瞬、客の入りが少ないのかなぁ~と思ったが、奥には会社帰りのサラリーマンたちが大勢いて、おおいに盛り上がっているのだった。


 おそらく、彼らはこの飲み放題でやっているのだろうね。私は少しだけやって退散するつもりだったので、ハイボールを頼んだのだが、2,3杯呑むのなら「飲み放題」がお得ですよ、なんて店員に言われ、ついそれに従ってしまった。

 90分で750円。120分で980円。
 こうなると2杯でやめるわけにはいかない。ハイボールを追加したあとは日本酒だ。地元の酒、国士無双だという。


 こちらの名物、つくね。本体はたぶん、どれも同じだと思うが。その上にのせているモノがいろいろ違う。
 右からマヨネーズ、葱のなんとか、ダイコンおろし、味噌、チーズだったかな。

 抜群に旨いというわけではないが、そこそこ美味しかった、と言っておこうかな。
 日本酒はグラス8杯くらい呑んだと思う。(呑み過ぎか…)

 翌日は朝から義父のところへ行くので、二日酔いにならないよう早めに切り上げてホテルへ戻った。



(つづく)
 
 

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