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日本人の食卓といえば、今やほとんどの家庭にダイニングテーブルが導入されていると思う。 しかし、昭和30年代頃までは、どこの家でも卓袱台(ちゃぶだい)が普通だった。折り畳み式の足がついた円形の座卓で、家族みんながこれを囲んで食事をしたものである。 その上に載っていたものは、ご飯・味噌汁、そして銘々の食器に盛られた2~3品のオカズだった。 太古の時代は分からないが、平安時代から昭和戦前までは銘々膳が日本人の食卓の基本であった。銘々膳というのは、ひとりずつに出される小さなお膳で、その上に一汁一菜が載せられていたのである。 そんな関係で、日本の家庭での食事風景には大皿に一緒盛りされた料理があまり登場しない。 一方、中華料理では大皿が基本のようである。大勢で円卓を囲み、そこから銘々に取り分けるのである。 しかし、こうなると遠くの料理を取るには立ち上がって手を伸ばすか、大皿を移動させてもらう必要に迫られる。そこで登場したのが円卓の上で回る小型テーブル。手で回すことによって、向こう側の料理でも自分のすぐそばに引き寄せることができるようになった。 ちなみに、これを発明したのは日本人だという。 そんな回るテーブル付きの円卓を独占して麺ランチをいただいてきた。場所は「獅門酒楼」である。 ![]() チャーシューと葱の和えソバ & 水餃子。 ちょっと辛味の混じったタレに絡めた麺が美味しい! ときどき口中に入ってくるチャーシューの旨みと葱の香味がアクセントとなって、この和えそばを一層盛り立ててくれるのであった。 厚めの皮に包まれた水餃子が絶好の箸休めとなる。 ![]() 食後のデザートは、大好きな紹興酒ムースが売り切れだったので杏仁豆腐を選択。 ウマい! ところで、これは「獅門酒楼」の週替わり麺ランチであったが、同じ週に「一楽」でも週替わり麺ランチに「炭火焼きチャーシューと葱の和えそば」が登場していた。(でも残念ながら私はこれを食べることができなかった… ![]() さらにその前の週には、「獅門酒楼」でアイナメと湯葉の醤油煮込みが、そして「一楽」ではアイナメの姿揚げ 香味ソースがけが登場していた。 さらにさらに、今週の木曜日(3月14日)には「獅門酒楼」で“山ウドと鶏肉の柚子胡椒炒め”が登場するのに続き、「一楽」では来週の火曜日(3月19日)に“若鶏とフキの醤油炒め”が予定されている。 ウドとフキ。 春のランチだなぁ…… ![]() |
その回転卓でどんな出会い話が出るかと期待して読み進めました。
それは次回ですね。
よく御存じで。
あの開店卓には、あとからsocitonさんが来られました。
時間差でもう食事はお済みだったので、なるほどこんな麺だったのですね。
うまそーですねー。
これでビールというのも良さそうでした。
ランチメニューで被っているものが不思議なぐらい多かっ
たですね。
共同仕入れしているわけじゃないでしょうけど、
不思議なリンクですね。
仲がいいんでしょう。