先日の昼休み、ちょっとした用事があってマリンタワーに行った。 36度もある暑い日だったので帰りはフラフラになっていたのだが、イタリアンレストラン「ローマステーション」の前で巨大なモノがうずくまっているのを発見し、ついそちらに惹きつけられてしまい近寄っていくと… その巨大なモノが立ち上がった。 何だ、これは! そう思うと、もういけない。 暑さを忘れてあとをつけることに。 子供の頃、ちんどん屋さんを見つけると、ずっとくっついて行ったその感覚が、いまだに抜けないのだ。 いったい、これは何なのか? 横についているお兄さんに訊いてみた。 私:「これは何ですかぁ」 彼:「私も分かんないんです」 私:「……」 彼:「一人で道路をフラフラと歩いていたんですよね。でも危なっかしくて心配で付いてきたんです」 私:「へえ~、なんかの作品みたいですね、動く芸術?」 彼:「ちょっと訊いてみましょうか」 そういうと若者は作品の隙間に顔を近づけ、中にいる人になにやら質問をした。 彼:「これは牛女というそうです。近くの神奈川県民ホールギャラリーで展覧会をやっていて、そこから出てきたんですって」 こんな幹線道路を渡るの!? 本当に渡っちゃったよ。 それにしても気味悪いなぁ… 中から不思議な音楽も流れているんだぜ。 なんだ、なんだ、どこに向かっていくの? あららぁ…このまま進むと中華街だけど… いよいよ中華街に入っちゃったよ。 細い脚だこと。よく頑張れるなぁ。 街は混み合っているから、行かないよう説得しているのかなぁ。 ああ、北京小路に入っちゃった… 凄い光景だこと! とうとう中華街大通りに出現した! 子供たちがビックリしている。 小さい子は泣きだしちゃったぜ。 スマートなオジサンが中に入っていた。 汗だく!! 装置が重そうなので大変だろうな。 結局、私の時間切れでこのあとは確認できなかった。 大通りを歩いたんだろうか。 あとでギャラリーの展覧会情報を調べてみたら、こんなのが開催されている。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね |
なということですね。
関係ない通行人だと言っていました。
フラフラしているのを見かねて助けたそうです。
聖書の話とは違いますが、良き隣人といえそうです。
たまたま山下町を歩いていたら、
牛女を脱いだ中のオジサンが元気に歩いていました。
開会日、まだ、陳列作業をしている間に、大きな顔が階段を登って、陳列途中の作品を破壊しそうになって、そのまま外へと出て行ってしまったので、その後どうなったのか心配していました。
どう見ても、足元がちゃんと見えているように見えなかったのだが、午後1時ごろ出て行って、5時ごろになっても帰ってこなかったので。
そうか、中華街を歩いていたのか。
私のブログで、このサイトを紹介しながら、中華街を歩く大きな顔「牛女」を紹介してみたいと思いました。
「TPPの部屋」も見てきました。
いい作品ですね。
こういう展覧会をやっているのを知りませんでした。
牛女のおかげで行くことができました。
ありがとうございました。