6月に亡くなった嶋田昌子さんを偲ぶ会が開催された。会場となったのは中華街の「一楽」。 私が嶋田さんを知ったのは「ヨコハマ洋館探偵団」を通してだった。自分は団員ではないが、古い建築物に興味があったので、このグループのことは設立当初から知っていた。 探偵団ができたのは昭和63年、まもなく平成時代になる直前だった。それから4年後に、横浜シティガイドの前身となる生涯学習のグループ活動を始めたという。洋館だけではなく、地元横浜の歴史や見どころを、もっと知ろうということだったそうだ。 やがて自分たちの勉強だけではなく、知ったこと、学んだことを市民に提供していこうということで、横浜シティガイド協会を立ち上げた。 そうこうするうちに、シティガイドの人たちが交代で神奈川新聞に連載記事を書くようになった。平成13年頃に始まった「ハマの建築探偵」だ。 これは私も毎回、読んだあとは切り抜いて保存していた。今では半分以上が散逸してしまったが… そのあとに続いた連載が「いとしのエトランゼ 横浜近代化にまつわる外国人」だった。シティガイドの皆さんが交代で執筆していた。知られざる外国人の歴史などを、私はここで教えてもらった。 平成10年代には、こういった連載物がいろいろあった。神奈川新聞の記者や大学の講師が書いていたのだが、よく切り抜いていたのが、「写真が語るハマの戦後」、「写真が語るハマの60’s」、「フェンスの中のアメリカ」などである。 偲ぶ会に参加していた皆さんも博識で、お話を聴いていると興味が尽きない。「へえ~」なんていうことをたくさんお聴きしたはずなのだが、酔っぱらってほとんど忘れてしまった。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね |
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