「重慶飯店別館」が7月末をもって閉店するという。理由は同店が入居している中華学院の建物が改築されるからである。 「重慶飯店」は本館も建て替え中だし、今後はどうなるのか分からないので、とりあえず「重慶」のランチを食べておこうと思い、先日の昼過ぎに出かけてみた。 着工は来春で、2020年末に完成するらしい。 「重慶飯店別館」が撤退したあとは、そこに現在敷地内にある横浜中華保育園が仮入居し、保育園は隣りの華僑総会事務所とともに解体され、その跡地に新校舎が建設される予定。 今月は「重慶飯店別館」最後の月ということで、お客様のリクエストが多かったメニューが提供されている。 私はリクエストに参加できなかったが、もし今からでも注文できるならば、白担担麺をお願いしたい。 この日はそれが出ていなかったので、この中から汁なし担担麺を選んだ。 中に入ると、平日の昼過ぎという時間にもかかわらず、けっこうな行列ができていた。毎日、中華街でランチを食べていたころは、並んででも食べるなんてことは絶対なかったのだが、次はいつ来られるのか分からないと思うと、行列に加わるのは仕方ない。 私の前に10人ほどいたが、この人たちが5人、4人、1人という構成ならばすぐに順番が回ってきそうだが、全員が一人だとかなり時間がかかりそう。 そんなことを考えながら、私より先に入った先輩方を注意深く観察する。しばらく見ているとなんとなく構成が分かってきた。3人、3人、2人、2人というグループだった。なので私の順番は5番目だ。 これならそれほど時間がかからないだろうと思う。ちょっと余裕が生まれて後ろを振り返ると、後輩たちが6人も増えていた。そこに7人目のサラリーマンがやって来て、「どのくらい時間がかかりますか」なんて聞いていたが、もろん、受付スタッフの方が答えられることはできない。そのリーマンは仕方なく店を出ていった。 意外と短時間のうちに私の順番が回ってきた。 店内の様子は写真に撮っていなので、行ったことのない方はコチラからご覧くださいね。 着席すると間もなく、ランチのセットが運ばれてきた。3杯はとれるほどのスープ。担担麺の場合、希望すればライスも付く。この日は腹八分目にしておこうと思い、ご飯は半分程度にしてもらった。 やがて汁なし担担麺が運ばれてきた。見た目はなんてことない風情であるが、この麺の下に辛い汁が少しだけ溜まっているんだよね。 ワシワシとかき混ぜる。これでも足りないくらいだ。このあとさらにかき回す。 麺に辛いタレが絡まったところで、食べ始めるのだが、ここで一気に啜ってはいけない。絶対に咽るからね。 ここは麺をレンゲに移し替えて、ソロリ、ソロリと咥えていく。口内が辛さに馴染んできたら、もう大丈夫だ。水の入ったコップを横に置いて、少しずつ啜りこむ。 「一楽」の激辛麻辣麺に比べたら、この辛さはたいしたことはない。が、食べ続けていくうちに、やっぱり汗が噴き出してきた。ほとんど髪の毛のなくなった頭から額にかけて汗が滴ってくる。 それでも旨いから休みなく啜り続け、あっという間に完食だぁ。 最後は、ドンブリの底に残っている挽き肉混じりの汁(少々)にご飯を投入し、再びかき混ぜると担担ライスのできあがり♪ これが美味しいのだ。 食後のデザートはマンゴープリン。実も入っているよ。 冷たくて美味しい♪ ということで充実したランチであった。 参考に、お店で配っていたメニューを載せておく。 23日からの週には白担担麺が出てくる! 30日と31日はすごいぞ。 タラバガニのチリソース! 正宗麻婆豆腐! 本店のチラシが出ていた。 10月10日にオープン。国慶節の日なんだね。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね |
本館が工事中なのは知ってましたが
別館までも!!
こうゆうリクエストサ-ビスは嬉しいですね。
新しくなったらすぐ行きたいお店です♪
本館は10月にオープンしますから、もう少しですね。
別館は消えてしまうのでしょう。
リクエストランチに行かなければ。
太新楼、懐かしいですね。
今は四五六菜館になっています。
ガソリンスタンドは記憶にないなぁ……
重慶飯店は現在のローズホテルの場所にありましたよ。
今はホテルの中に新館があります。
本館のあたりは留日広東会館がありました。