季刊誌『横濱』の2016年秋号が発行された。今回の特集は≪20世紀の画家が描く横浜≫である。 これを読んでいて思いついた。横浜中華街の中で見ることのできる絵や美術品を集めてみようかと。 と言っても、現場から持ち出したり剥がしたりするわけではない。写真に収めてくるのだ。 関帝廟通りにある「横濱バザール」の壁に描かれた「横濱鈍宅之図」。 本物はコチラ。 関帝廟通りと香港路が交差する角にあるタバコ屋。その壁に描かれたイラスト。 食べ放題の「醉龍」。その玄関上に描かれたドラゴンとファイヤーボール。 このような絵はこの街の中でよく見かける。 歩道に埋め込まれた絵タイル。横浜市の都心プロムナード事業で設置されたもので、いろいろなデザインがあり、あちこちに埋められている。 5m間隔で続いていて、これを辿っていくとどれも山下公園に行きつく。 「チャイハネ パートⅠ」の壁に描かれたシヤフ・カレム原画の壁画。 シヤフ・カレムというのは15世紀オスマン朝の画家で、当時の遊牧民などをたくさん描いている。 その横にも彼の原画による壁画がある。 南門シルクロードにあるお茶屋さんの「悟空」。その入口上には、店名と同じ悟空が描かれている。 「チャイハネ・カヤ」に掲げられている怪しい浮世絵のようなモノ。 居留地時代の吉田橋周辺を描いている。 花魁のようだが… 中華街の中には絵画だけではなく、焼き物もある。 いや、焼き物っていってもチャーシューや焼き豚ではなく、こんな壺だ。 そして龍顔石。 この作品はなかなかイイね♪ 好きだなぁ、こういうの。 もちろん本物のギャラリーだってあるよ。 たとえばAAAギャラリーとか、Art Babooなどだ。 そして、こんなのも。 ということで横濱中華街美術巡りを終えて記事を閉めようかと思ったのだが、やはりここはランチ画像も一つ載せておきたい。 10月上旬に「一楽」でいただいた「アサリと春雨の土鍋煮込み」。 これは旨かった♪ なんといっても、このスープがいい。味覚音痴の自分では何で味付けしているのかは不明だが、アサリや野菜から旨みタップリのエキスが溢れているに違いない。 とにかくこれだけでご飯が食べられるほど。 しかも大粒のアサリが大量に入っているのにはビックリ。 最後はこの中にご飯を投入したくなったが、それは控えておいた。 いつもの美味しい杏仁豆腐とアイスコーヒーで〆。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね |
饕餮は知りませんでした。
漢字も難しい…
(´・ω・`)
凄い量でしたね。
殻の数以上に貝が入っていました。
中華街の中には結構、ギャラリーがありますよね。
他にも「爾麗美術」とか「ギャラリーパストレイズ」とか。
これらを回る企画を立てたら面白いんじゃないでしょうかね。
各ギャラリーがお勧めする中華料理店ともタイアップして。
土鍋でいただくと、さらに美味しさが増していましたね。
アサリの殻の数は10数個でしたが、中の身がその倍くらい入っていたみたいです。
そりゃあ、いいダシが出てくるわけです。
酔華さんのブログ大好きでよく拝読してました。
新しくできた角のカフェバーとか載ってるの読んで「お近くまでいらしてるのにうちにも寄ってくれないかなあ」と思っていました。
サカモトセイジさんの個展の時通りかかってくださったのですね。
うちはAAAやArt Babooさんに比べると入りにくいかと思いますがぜひぜひおいでください!
そうなんですよね。
細々とした意匠は見ているだけで楽しくなります。
ここのランチはほとんど2度目はないです。
出たとしても相当の間隔があきます。
この日出合えて良かったです。
ほかに建築物の細々した意匠などにも目を向けると、芸術的部分はたくさんあって追い切れません。
アサリを殻から剥いてご飯を投入したい!
よく我慢されましたね。