![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/df/d1a3566ab40428690bd60de1cc98c309.jpg)
ここは中華街関帝廟通り。 左側の店は四川料理の「京華楼」で、右側には食べ放題を主とする「品珍閣」などが並んでいる。奥の突き当りは「横浜大世界」だ。 今日、ご紹介したいのはこの辺のお店ではなく、いまにも倒れてきて通行人を直撃しそうな電柱である! 上部に重たそうなトランスを抱えているのが、余計に痛々しさを感じさせる。 この電柱は3.11以前からこんな風に傾いていたのだが、あれから8カ月、ますます傾きがひどくなっているような気がするのだが…どうなんだろう…。 この倒れそうな電信柱に、巻き広告が必死にしがみついている。 ![]() 「チャイハネ」の宣伝である。写真は関帝廟や石川町駅側から「横浜大世界」方面を眺めた構図だ。左側には「京華楼」も写っている。 このような巻き広告は街中でよく見かけるでしょ。たいていは企業のPRのほかに、その場所の住所(たとえば○×町1-1)が記載されていて便利なのだが、「チャイハネ」の看板にはそういった公共的な情報は付加されていない。 代わりに表示されているのは、街中に7軒もある同店の所在地を示す地図だ。 ![]() 横浜中華街の大まかな街路が描かれ、そこに現在地も落とされているので、チャイハネを探すとき以外にも道案内としての役割が果たせそうだ。 ![]() この電柱には抱き合わせで2枚の広告が張り付けられている。 こちらの写真はぐるっと回って裏側から眺めたもの。背中が「横浜大世界」側で、前方に関帝廟や石川町駅がある。 ![]() ところが!この地図をよ~く見てほしい! ヘンでしょ。 その場で見える風景と地図の書き方が一致していないのだ。これを見た人は頭の中で地図を反転して考えなければならない。 ただでさえ方向が分かりにくく「迷宮化された横浜中華街」だ、方向音痴の方々はこの地図を見てますます混乱していく……。 ![]() ところで、この電柱のさらに上はどうなっているのだろうか。 ご覧いただきたい。 電柱の番号を書いた札が張り付けられている。上は東京電力のもので山下745Aという番号が付されている。 下はNTTの札で尾張町支L2/9と書かれている。 尾張町というのは居留地時代の町名で、「支」というのは支線の略だろう。この電柱に架かっている通信ケーブルが尾張町支線ということを示している。 その次のL2/9というのは、この電柱の相対的な位置関係を示す記号だ。簡単に言うと、尾張町支線の9番電柱から左に曲がって2本目の電柱ということだ。 長い番号になると「海岸通支右2/右2/左5/7」というようなのもある。 最近は、この仕組みを利用して電柱探しの競技が行われている。 さらに電柱の上部を眺めると、こんなものが目に飛び込んできた。 ![]() なに、これッ! ![]() そして今度は電柱広告の下に目をやると、こんなものが。 「チャイハネ」のホームページを示すQRコードだ。 さらに電柱の最下部を見ると…… ![]() 歩道を改修したときには、タイルと電柱の間に隙間なんかなかったはずなのに…今じゃぁ… たかが電柱1本、いろいろなことが分かる。 されど電柱なのだ。 ![]() |
隙間や傾きは 老朽と先の3.11での影響もあるのではと思ってしまいます。電柱も乱立していると目障りですが 赤い電柱は ある意味中華街らしさを醸し出している感もあるので 何とか補修するなどして残してほしいと 個人的には思ってしまいます。
両方とも傾いているので、
向かい側のビルも怖いです。
電柱の地下化は難しいですね。
トランスがある限りね。
中華街大通りの赤い電柱に黄色い看板が懐かしいです。
地久門から大世界方面へ300mmレンズで見切ると、とてもこの街らしいです。
300㎜!
たしかに、いい感じで撮れるでしょうね。
私はむかしの大通りが好きでした。
謝朋酒楼と蓬菜閣の間の電柱。
天外天側から大新園に向けての電柱。
一番ヤバイと思ったのは、
京華楼から品珍閣に向かって倒れ掛かっている電柱。(最早電線が倒れ掛ったた電柱を引っ張り上げているみたいです)
そうなんです。
京華楼と品珍閣の間です。
担当の方が今日すぐ手配して、現場の状況を調べに行くとの事です。
調査の結果、善処して頂けるそうです。
取りあえず一安心しました。
ありがとうございます。
東電も大変だ。
こんなときですから迅速に対応できるのかなぁ。
まぁ、なんとかしてくれるんでしょうかね。
電話、感謝します。