4月20日オープンの「双明楼」は福建路にあります。この通りに並ぶ中華料理店といえば、慶福楼、東林、五洲ぐらいのものでしたが、2004年に麻婆豆腐専門の「辣」ができ、そして今回、この「双明楼」が参入してきたわけです。
この店が建つ場所がどういうところかということは、前に何回か書いていますのでそちらを参考にしていただくとして、今日はランチの報告をいたしましょう。
ドアから中を覗くと、昨日に引き続き店内は超満員でした。が、幸いにも、中年のサラリーマンが支払いを終えたところだったので、一人分の席が空きました。ラッキーでした。
今周のメニューは以下のとおりです。
1.海老のチリソース
2.すぶた
3.麻婆なす
4.鶏肉とカシューナッツの炒め
5.生姜焼き
どれも630円でスープ、ザーサイ、杏仁豆腐が付いています。ランチサービスの時間は11時30分から15時まで。
生姜焼き大好きおじさんは、迷うことなく5番を選びました。ところが、お姐さんのツレナイ返事…
「生姜焼き、終わりました」
えっ?! まだ12時10分じゃないの。ランチを開始してから40分しか経っていません。それでもう売り切れ? 先客がみんな生姜焼きを食べたっていうのか!
仕方なく鶏肉とカシューナッツの炒めに変更。
細長い店内には35~36人分ほどのイスとテーブルがぎっちり並んでいます。そしてどういうわけか、タバコを吸う客の多いこと。当然、煙が漂ってきます。
さらに厨房からは油炒めの煙も漏れてきます。この両者が混じり合って、店内は霞がかかったような状態に。
ランチタイムの禁煙と、厨房の排煙装置改良が課題のようです。
フロアスタッフは2人。これだけのお客ですから、てんてこ舞いしていました。オープン当初はよくあることですが、注文を間違えたり忘れたりしていました。まだ5日目なので、これは仕方ありませんかね。私の注文した鶏肉とカシューナッツ炒めも1回間違えただけで、わりと早く運ばれてきました。
この料理はカシューナッツが決め手です。これをピーナッツにしている店をときどき見かけますが、ここのはちゃんとした物が入っていました。これにピーマン、玉ネギ、ベビーコーンが参加しています。
クセのないオーソドックスなお味でした。分量的にも申し分ないのではないでしょうか。
【その他の麺飯メニュー】
五目炒飯・中華丼・五目そば・ねぎそば・タンタンメン・肉そば(各650円)
蝦仁丼・排骨丼・牛バラ丼・豚の角煮丼(各700円)
今日は混みあっていてよく聴き取れなかったのですが、BGMはちょっと変った曲がかかっていました。何なのかなあ。
横浜中華街探偵団のホームページ→「ハマる横浜華街」へ
だったのですが、2度目に見たときは、
「生姜焼き(カレー味)」になってました。
思わず入って食べてしまいました。
なかなかおもしろい味でした。
それにしても双明楼は開店当初から妙に
人が多いですね。タレントの色紙も早々と
店頭に出てきました。
ますます生姜焼きを食べたくなってきました。中華料理店の出す生姜焼きは、洋食屋さんの生姜焼きとは違うので、どんな味なのか楽しみです。
昼時は客が多いのですが、夕方とか夜間はほとんど入っていません。この時間帯が勝負ですよね。
ちょっと濃いですが、ここ、おいしいですよね。安いし。
モルドバ共和国出身のグループですよね。そんなのがBGMで流れているとしたら、わたくしが先日聴いたのも、もしかした彼らの歌だったのかも。
いやー、それにしても、味が濃いというより、選曲が濃いんじゃないですか。新しい店のBGMって、なんだか気になります。
ありがとうございました。