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回り道を全力疾走

可能性の宝庫

2011-02-16 22:14:46 | 未分類
よくある2つの話

●ノミとガラスケース
ノミというのはあの小さい体で1m近く跳ぶことができるそうです。
そのノミを上蓋を空けた透明のガラスケースに入れます。
ノミはケースを飛び出してピョンピョン跳ねます。
そこで、ガラスケースにガラスの蓋をします。
始めは、カツカツとガラスの蓋にぶつかってノミが跳ぶんですが、数分すると、蓋に当たらない高さまでしか跳ばなくなるのです。
その後、ノミをケースから出しても、ノミは相変わらずケースの蓋の高さまでしか跳ばなくなります。

●サーカスの象の話

サーカスの象はどのように飼われるか知っていますか?
足に鎖やロープをくくりつけて、杭で固定するだけで十分なんです。
象が子どもの時に、足をくくりつけて、離れようとすると鎖が足に食い込んで痛いコトを記憶に植え付けます。
そうやって大人になるまで育てると、簡単に千切ることができるはずのヒモを足にくくりつけるだけで、飼うことができます。



どちらの話も、限界の植え付けに関する話です。


自分自身の限界を思い込んでしまい、本来持てる力を発揮できないということの典型的な例え話です。


ノミの話には続きがあって、ノミが再び高々と跳ぶための秘訣があります。

それは、隣で高々と跳んでいるノミを見せることです。


入社してもうすぐ1年。

組織というガラスケースに入れられて、カツカツ頭をぶつけています。

でも、やっぱり痛いのは嫌なんで、あまり高く跳ばなくなりつつある自分に気がついてきました。

今、ガラスケースを飛び出しても、前ほど高くは跳べないかも知れない。

そう思うと、若干飛び出すのが怖くも感じる。


自分には隣で高々と跳んでいる人が必要だ。


ということで、暫くそういう人を探す日々を過ごそうと思います。