ついにその時が来てしまいました。
数ヶ月前に歯の詰物が欠けて以来、
いつかは行かなければいけないと分かってはいたけれど、
延ばし延ばしにしてきた歯医者。
痛みが襲ってきてもごまかしごまかし、はや数ヶ月。
出来れば行きたくなかった。
奇跡が起こって治るんじゃないかなんて淡い期待を抱いたりもした。
歯医者へ行くのと食べれなくなって死ぬのとどっちがいいか、
真剣に悩んだ時期もあった。
そして今日、生きる方を選んだ!!
勇気をふりしぼって家から一番近い歯医者へ。
誰もいない待合室。
心臓の高鳴りが響き渡る。
問診票を書く手がぷるぷる震える。
ああ、なんてチキンハート。
サムライになれ、サムライに。と、自分を励ます。
いざ出陣。
無防備に診察台に横たわる。
レントゲン、そして麻酔。(分かってはいたけど虫歯はひどいらしい)
「痛かったら左手を挙げてください。」
速攻左手挙げました。痛いんだもん。
麻酔1本追加。
ぎ~っ、じこじこじ~、うぃ~ん、ががががが。
・・・やっぱり痛い。でもこの位の痛みは耐えるべきものなのか???
いや、無理、無理、無理。
心の叫びを聞いてくれた歯医者さんが「あれ?まだ痛いですか?」
はい。
麻酔もう1本追加。
ここでようやく麻酔が効いてきた模様。
麻酔さえ効いてくれればもう怖いもんなんてありゃしません。
がちがちに固まった手首足首を動かしてほぐしたりなんかして、
余裕かましているうちに治療終了。
ほ~っ、次回は来週です。
今も麻酔のせいで顔半分ゆがんでます。
鼻水出ても気付きません。
こんな私を笑ってやってください。