秩父ツアーの前日、金曜日に南大沢に出かけた。
サカガミに買物に出たわけだけど、お天気のよかったこの日、都立大から駅までの間の道いっぱいにテントが張ってあって。
それが古本市だったのでした。
さっちゃんにとっては久々の平日昼間のお買物。
山ほど本が並んでいれば、やっぱりちょっとのぞいてみたくなるもので(^^ゞ
パラパラとめくってみては、なるほどと。これをひたすらに繰り返す。
サカガミの最寄りのテントにはお料理の本とか、絵本とか。そんなのが山ほど積まれていて。
その次のテントは婦人雑誌とその系統のムックとか。
中には、古道具とか?骨董までいかないけど、なにやら趣味のものが並んでいたり。
それから美術書だったり、歴史書だったりが並んでいるテント。
たいがい、こういうラインナップに惹かれてしまう性質の僕ら。
ちょっと腰を据えて見ていきますか(*‘ω‘ *)
腰はちょっと痛いけど(^^ゞ
全体的に古本にしても、かなり古めの本が並んでいるが、なかなかの良書揃い。
ほほ〜っていう具合に、いろいろを順調に物色していくのだが、ここでさっちゃんの声のトーンが急に変わる。
ん(・_・)?
どしたの(・o・)?
「あのね。三冊、百円って書いてあるよ?!」
ふむ。書いてありますな(・o・)
って、三冊、百円Σ(゚∀゚ノ)ノ
なんですとヘ(゚∀゚ヘ)
それから、僕の気色も変わる。
マジか?
こんな良書が三冊、百円?
ちょっと涙が出てきそうになってきた。
たしかに古いことは古い。古本だからね。
だが、ここ十数年ほど、僕らが熱意を持って関心を寄せてきた日本美術の図版などは、いかに古いとは言え、相当気合いの入った素晴らしい印刷で、大判。
しかも写真作品としてもかなり美しい。。。
買います!
いや、これはわが家で引き取らせていただきます。
こんな調子で、障屏画や仏画などの日本美術の図版をかき集めた。
この頃二人して関心を示しているところの「奈良時代」「平安初期」と「室町初期」の辺りを詳しく書いている歴史書もいくつか。
あと、「はにわ」の資料も。
そうして積み上がった本は12冊。
この頃のさっちゃんの口ぐせ(?)じゃないけど、「やってやりましたよ♪」という気分になった(^ω^ゞ
ここでちょっとがんばりすぎたのが、あとあと腰に響いたと思われますな(^ω^ゞ
夕方、それらの汚れを拭き取り。ページを繰る。
唸るほどのクオリティ。。。
写真に対する情熱さえ伝わってくるこのクオリティは、いったいなんなのだ?!と驚きさえ覚える。
そして、現代は何を捨て去ろうとしているのかを思う。
僕らは買い物をしたんじゃなくて、何かを譲り受けたのだなという思いを強くする。
秩父ツアーの翌日。
腰と肩以外は全体的に調子が良い。
たいへん満足した旅行だったし、気分としてはさらに先へと行ける気もしてる。
調子が良いので、かえって腰のことが目立つくらいなのだが、何にしても心はすこぶる絶好調なのだからして。
じっとしてるなんて、ちょっとできません(^^ゞ
ルーティーンよろしく南大沢へ。
先日の続きという意味では、ここにも続きが待っている。
一度さらっと眺めているので、先日たくさん譲っていただいたテントはもちろん、ほとんどのテントの雰囲気は把握している。
今回は別に5冊を掘り出した。
いや、これでかなり厳しく自制した。
あわせて17冊は確かに多いが、写真のクオリティの高い美術書がほとんど。だいぶ刈り込んだつもり。
それにしても、古本市は侮れない。
学生の頃に山ほど本を漁っていた頃のことを思い出すが、本の中身を考えると、書籍に対する思いの違い、その志の差に歴然たるものがある。
どこか現代に劣化の匂いを感じるのだが、それが目に見えるモノにあらわれるとなると、劣化は隠せるものではない。
一方で、あの古本市にたくさんの人たちが集まっていた事実。老若関係なく。
古本にこれだけの人たちが集まるとは驚き。
今日び、本屋さんであんなに混んでいるのを見ることは稀だが、青空の下の古本市にあれだけの人たちが集まるとなると、人が求めること、人が求めるモノの質そのものは変わっていない。。。というか、かつて実現し、慣れ親しんでいたクオリティに飢えているかのようにも見えた。
間違いなく、それは自分の姿でもある。
サカガミに買物に出たわけだけど、お天気のよかったこの日、都立大から駅までの間の道いっぱいにテントが張ってあって。
それが古本市だったのでした。
さっちゃんにとっては久々の平日昼間のお買物。
山ほど本が並んでいれば、やっぱりちょっとのぞいてみたくなるもので(^^ゞ
パラパラとめくってみては、なるほどと。これをひたすらに繰り返す。
サカガミの最寄りのテントにはお料理の本とか、絵本とか。そんなのが山ほど積まれていて。
その次のテントは婦人雑誌とその系統のムックとか。
中には、古道具とか?骨董までいかないけど、なにやら趣味のものが並んでいたり。
それから美術書だったり、歴史書だったりが並んでいるテント。
たいがい、こういうラインナップに惹かれてしまう性質の僕ら。
ちょっと腰を据えて見ていきますか(*‘ω‘ *)
腰はちょっと痛いけど(^^ゞ
全体的に古本にしても、かなり古めの本が並んでいるが、なかなかの良書揃い。
ほほ〜っていう具合に、いろいろを順調に物色していくのだが、ここでさっちゃんの声のトーンが急に変わる。
ん(・_・)?
どしたの(・o・)?
「あのね。三冊、百円って書いてあるよ?!」
ふむ。書いてありますな(・o・)
って、三冊、百円Σ(゚∀゚ノ)ノ
なんですとヘ(゚∀゚ヘ)
それから、僕の気色も変わる。
マジか?
こんな良書が三冊、百円?
ちょっと涙が出てきそうになってきた。
たしかに古いことは古い。古本だからね。
だが、ここ十数年ほど、僕らが熱意を持って関心を寄せてきた日本美術の図版などは、いかに古いとは言え、相当気合いの入った素晴らしい印刷で、大判。
しかも写真作品としてもかなり美しい。。。
買います!
いや、これはわが家で引き取らせていただきます。
こんな調子で、障屏画や仏画などの日本美術の図版をかき集めた。
この頃二人して関心を示しているところの「奈良時代」「平安初期」と「室町初期」の辺りを詳しく書いている歴史書もいくつか。
あと、「はにわ」の資料も。
そうして積み上がった本は12冊。
この頃のさっちゃんの口ぐせ(?)じゃないけど、「やってやりましたよ♪」という気分になった(^ω^ゞ
ここでちょっとがんばりすぎたのが、あとあと腰に響いたと思われますな(^ω^ゞ
夕方、それらの汚れを拭き取り。ページを繰る。
唸るほどのクオリティ。。。
写真に対する情熱さえ伝わってくるこのクオリティは、いったいなんなのだ?!と驚きさえ覚える。
そして、現代は何を捨て去ろうとしているのかを思う。
僕らは買い物をしたんじゃなくて、何かを譲り受けたのだなという思いを強くする。
秩父ツアーの翌日。
腰と肩以外は全体的に調子が良い。
たいへん満足した旅行だったし、気分としてはさらに先へと行ける気もしてる。
調子が良いので、かえって腰のことが目立つくらいなのだが、何にしても心はすこぶる絶好調なのだからして。
じっとしてるなんて、ちょっとできません(^^ゞ
ルーティーンよろしく南大沢へ。
先日の続きという意味では、ここにも続きが待っている。
一度さらっと眺めているので、先日たくさん譲っていただいたテントはもちろん、ほとんどのテントの雰囲気は把握している。
今回は別に5冊を掘り出した。
いや、これでかなり厳しく自制した。
あわせて17冊は確かに多いが、写真のクオリティの高い美術書がほとんど。だいぶ刈り込んだつもり。
それにしても、古本市は侮れない。
学生の頃に山ほど本を漁っていた頃のことを思い出すが、本の中身を考えると、書籍に対する思いの違い、その志の差に歴然たるものがある。
どこか現代に劣化の匂いを感じるのだが、それが目に見えるモノにあらわれるとなると、劣化は隠せるものではない。
一方で、あの古本市にたくさんの人たちが集まっていた事実。老若関係なく。
古本にこれだけの人たちが集まるとは驚き。
今日び、本屋さんであんなに混んでいるのを見ることは稀だが、青空の下の古本市にあれだけの人たちが集まるとなると、人が求めること、人が求めるモノの質そのものは変わっていない。。。というか、かつて実現し、慣れ親しんでいたクオリティに飢えているかのようにも見えた。
間違いなく、それは自分の姿でもある。