幼い頃に見ていた夕焼けの景色と一体化していた唯念名号碑。
夕方遅くなるまで、友達と自転車で走り回っていたあたりに立っているものなのです。
大野山からずっと歩いてきて、この日は二つの唯念名号碑を見つけたわけですが、その二つともが自分の幼い頃によく眺めていた風景にとけ込んでいたっていうことに、数十年経って気づかされたのでした。
まわりの風景はだいぶ変わってしまっているし、また、昔の思い出よりも小さく見えるようになってしまっているのですけど、この名号碑はこちらの記憶の中の姿と変わっていない。
道理で親しみを感じてしまうわけです。
唯念大名号碑
唯念名号碑 大野山入り口