それにしても眠れないのだ

日々の眠れない出来事を虚実織り交ぜて

それにしても「情熱大陸の吉田直樹の回の自己分析」なのだ。

2023-07-25 00:51:46 | Weblog
 テレビ番組『情熱大陸』の吉田直樹の回を観た。感想は、「何だこのスカスカ番組は?」という感じだ。先に吉田直樹という人を説明すると、吉田氏は幾つも肩書きを持っているのだけど、ざっくり括ると、ゲームプロデューサーとしてファイナルファンタジー14(FF14)、ファイナルファンタジー16(FF16)に関わっている。実は筆者は、吉田直樹という人を1ヶ月前ぐらいまで全く知らなかった。いや、ファイナルファンタジーは興味あるコンテンツなので、FF14に関するニュースの中で目にはしていただろうけど、特に意識はしていなかった。それが1ヶ月前ぐらいにYouTubeでFF14を立て直した吉田Pみたいな動画を観て、しっかりと認識したという感じだ。そんな筆者が、なぜ「何だこのスカスカ番組は?」と思ったのか。
 筆者はが情熱大陸を観るのは十年以上ぶりなんだけど、この番組は、ある業界の傑出した才人を、現場の働く姿や本人と周囲の人の声でもって凄さを描き出す感じだったと思う。けど、この回は、吉田氏のここ数年のお仕事紹介と、ちょっとした本人紹介で終わってしまっていた。もし番組がそういう路線に変わっていたなら、この後の文章は筆者は思い違いの見当違いさんでしかないのだけど、そうでなかったなら、この回は全然ダメダメ回だと断言できよう。
 この回がダメダメだった理由は、芯の無さにあると思う。番組内では、吉田氏を形作る本人や周囲の言動が散見できた。FF14、FF16の仕事現場シーンもあった。でも芯が無かったから、それぞれのシーンが繋がらず、ただの上っ面紹介番組になってしまったのだ。では、その芯を何にするかだけど、それは『ファイナルファンタジーというゲームのシリーズの状況』であろう。ファイナルファンタジーシリーズは、日本最高のRPGの一つであるけど、いつ頃からか人気に陰りが見え始め、特にFF14、FF15は大失敗をやらかして、ユーザー離れが加速していて、メーカーのスクエア・エニックスはFF16に相当の決意を秘めていたに違いない。
 そこを芯として、一応FF14は、大失敗の後、吉田氏がプロデューサーを引き継いで大立て直しに成功したので、そこも重要なバックボーンとして、FF16のプロデューサーとなった吉田氏の覚悟、如何にハードルに、プレッシャーに立ち向かって成功を収めたかを描く。これなら、人目を興味を強く惹きつけた事だろう。素人考えだけど。
 ま、もしかしたら、FF14、FF15の大失敗話題は、スクエア・エニックスから事前にNGを出されていたのかもしれない。でも、大失敗した理由を無意味に掘り下げるのでは無く、あくまで事実として、それを乗り越える真摯な姿勢を見せるためなら、ありだったんじゃないかなぁ。素人考えだけど。
 ・・・と、まぁ、自己分析をしたら、何だか番組を観た後の物足りなさは解消できた気がするので、今日はすきっり眠れそうな気がするのだ

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