ゆめあそび ~ぷちぐるみ工房~

羊毛フェルト作家
2021年5月より病気療養中
現在、大阪堺市在住

みんなで応援

2011-03-22 10:57:16 | ぷちぐるみ

 

今日も雨の東京です。

今晩から被災地は寒くなって、雪に。

気温も氷点下なるとか。

なんとか物資が行き届いて、少しでも暖かく過ごしていただけますように。

 

先日テレビで、取材中の記者さんが実際に津波から

避難された生々しい様子見ました。

さっきまでくつが濡れるかな程度だった水が

あっという間にけたたましい音をたてて

流れ込み、そしてすさまじい力で引いていく。

その記者さんは津波の怖さを過去の取材で知っていて、

さらにどうするべきかという知識を持っていらしたので

多くの方の避難誘導をして、難を逃れられました。

またさらに取り残された方々を、元消防団という男性達が

過去の経験をいかして救助されていました。

この報道を見て、つくづく 災害に対する知識、経験は重要だなと。

 

私も大阪で社宅住まいの時に、社宅で誰かひとり必要だということで

防火管理責任者という研修に行きました。

あの時は、寮長を免除してもらえるという不謹慎な気持ちで

二度返事で引き受けました。(反省)

研修自体は朝から夕方までみっちり講義で大変でしたが

今考えてみると いい経験をしたなと思います。

実際に火事を通報してきた人のパニック状態の様子を

テープで聞いたり、なぜ大阪千日前デパートの大火災で

人が大勢なくなったかなどなど、聞くことができました。

火事などの災害時には、平常心が失われるので

電話のそばに自分の住所や名前を貼っておきなさいと。

また外出時にはまず非常用階段の場所を確認すること。

みんなが逃げる方向についていくという集団心理が働いて、

実は全く避難できない方向へ走っているということも起こりかねないと。

 

地方の出張でビジネスホテルに宿泊するときは、いつも確認しています。

実際、滋賀の草津のホテルで夜中に非常ベルが鳴り、

びっくりしたことがあります。

ぼやだったようなのですが、どこで何が起こっているのかが

全くわからないので、ホテルのアナウンスを頼りにするしかありません。

本当に怖いです。

 

知識や知恵、大切ですよね。

これからは節電が当たり前になるでしょうし、一部の野菜の出荷停止などのことから

また物価価格が上がると予想されます。

食品も無駄にならない知恵を使わないと。

ものがなかった時代のおばあちゃんの知恵、教わらなきゃね。