ゆめあそび ~ぷちぐるみ工房~

羊毛フェルト作家
2021年5月より病気療養中
現在、大阪堺市在住

本あれこれ

2024-05-02 11:11:41 | 日記
主人と一緒に読める本です。
というか 仕事をしている人のほうが
役立つものかな。

よく 今の状況を少し変えたい時は
人を変えようとするのではなく
自分が変わることが必要。
と 言われます。
わかってもいても なかなか
できない人には 
この本で紹介されている
「言葉を変えてみる」
がいいのかも。

かと言って 言葉巧みに人になろうと
いうものではなかったので
ちょっと読んでみたくなったのです。
(洗脳するような言葉巧みな人には
なりたくないし、なれないし)

まだ全部 読んだわけではありませんが
そうか
アナウンサーの方などは
こういう言い回しを使っているな〜
なんて思ったり。
これから 言葉選びがしっかりした
アナウンサーを探してしまうかも。

ほかにも「人はどう死ぬのか」
という かなりインパクトある本も
買って読みました。
「死」ということだけでなく
人生をどう送るかということについて
考えるための提案もある内容です。
日本の医療、看取りの考え方が
海外とどう違うのかなど
知らない話も。

印象的だったのは
「死に目に会うことの意味」で
抗がん剤治療で入退院を繰り返し
もうできる治療もなくなり
自宅介護になった女性の話。
ご主人はかいがいしく 看病の日々。
ある日 医師から聞いている
最期に近い呼吸症状が出たので
すぐに連絡。
医師が駆けつけ もうあとは
臨終を待つばかり。
ご主人も落ち着いていらした様子。
そこへ いとこが急遽3人 
駆けつける。
ベッドであえいでいる女性に
覆いかぶさるように
「しっかり」「あきらめないで」
「頑張って!」と。

その時 ご主人が優しい声で
「もう 頑張らんでええで」と一言。
治療のつらさを
ずっと見てきたご主人は
もう頑張らなくていいと
死を静かに受け入れていたように
感じたと書いてありました。

もちろん善意、励ましのつもりで
かけた言葉です。
でも ご主人にしてみたら
もうこれ以上 頑張ることが無意味だと
思われたんでしょうね。
穏やかに最期を迎えて欲しいと。

この話 うちの主人にすると
もうダメです。
泣き出しちゃいます。
このご主人と自分を
重ねてしまうんでしょうね。
(と 私が言うのもなんなんですが)

ほかにも「求めない力」を学ぶなど
ああ〜そうよね〜と感じる箇所が
多くて。
題名のインパクトほど 内容は厳しく
ないと思うんですけどね。
読み手の状態によるでしょうけど。

さあ 今日は洗濯だー!!
まずはこの数日間のものだけね。
明日お出かけだから 
疲れちゃいけないので。