ワンコと暮らしはじめたら

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くるみと一緒に過ごす時間

狂言師野村萬斎 MANSAIボレロ

2018年04月05日 | 日々のこと
家を建てているのですが
壁紙の最終決定をしなければならなくて
こうしようと、決めてみても
また迷ったりして…やっと、やっと決めて
さっき施工の会社に送りました(笑)
ふ~とひと息です。


さて…

野村萬斎さんのことを
話題にしようと思っていたら
時間がだいぶ経ってしまいました。

ちょっと前の番組ですが
3/16のNHKのEテレの「にっぽんの芸能」で
野村萬斎さんが出演されていました。

にっぽんの芸能

毎回ではありませんが時々見ています。

野村萬斎さんの回では
萬斎さんの三番叟とボレロの舞台での
舞いの放送がありました。

古典芸能は、とっつきにくいような
感じがするかもしれませんが
もとは大衆が楽しんでいた芸なので
実際見てみれば、意外に楽しかったり
好みだったりするかも?です。

知識がないと思うかもしれませんが…
スポーツなんかと同じです。
初めて見るとき
万全にルールを分かってなくても、
知らないなりに、楽しかったりするでしょう?

知っていれば、知っているなりに
知らなければ、知らないなりに
楽しめるのが芸能、芸術、スポーツ
というものではないかなぁと思います。

もちろん深い知識があれば
より楽しめると思いますけどね~。

まだ観たことがない人には
食わず嫌いにならず
狂言でも、お能でも歌舞伎でも、
是非、一度試しに見てもらいたいなぁって
思います。


私が初めて狂言を見たのは中学の頃ですが
演者の名前は憶えていません…

その後、ブランクがあって
大学のゼミの先生にチケットを
譲ってもらって、見に行ったのが
能楽を見るようになった初めです。

その時の演者は誰だったか…
これまた記憶にありませんが
演目は大原御幸(おおはらごこう)

御幸でごこうと読むんだ、
へ~
くらいな、知識の私でした(笑)

それが、すごく良かった!
というわけでもなかったんですが…
学内に一緒に見に行く友達もできて
なんとなく見に行くようになりました。

萬斎さんの三番叟見に行かない?!
しかも翁は銕之丞さんだよ!!!と
観劇友達…彼女は
落語や狂言が好きな人で
よく誘ってくれました。

萬斎さん、テレビでは見ていましたが
まだ、能舞台でナマの演技は見たことがなかったので
ホント、行く行く!と

その時見た、
三番叟が忘れられません。

今でも萬斎さんの三番叟は
キレがあって、緊張感があって
迫力があって、神が降りているかも?
くらい素晴らしい!ですが

今以上にお若い頃でしたので
ホントに、素晴らしかったです。

その時に見た三番叟が、
私の三番叟の基準となって
その後、他の三番叟を見ても、
ふ~~む、む、む、む…
という感じで、もの足らず

初めて見たその時の三番叟が
今のところ、私の見た三番叟の最高峰です。

翁の9世銕之丞さんも
私の中では翁の最高峰です。

銕之丞さん、舞台に立っていましたが、
ふわっとそこに在る…という佇まい。
人ではなく、翁でした。

でも、それが…

ロビーで老紳士が他の方と
お話しされているのが漏れ聞こえてきて
今日の銕之丞さんも良かったが
私は先代を見ているからね~と。

老紳士の記憶の中で
八世銕之丞さんが美化されているのか
それとも、
本当に八世銕之丞さんがすごかったのか…?

どっちも在り得るなぁと思います。


3/16の放送では、萬斎さんの三番叟の他
MANSAIボレロがありました。

能狂言の舞いで、ボレロを舞っていました。
それが、とても音楽に合っていました。

三番叟の動きが
こんなにボレロにはまるのか!と
驚きましたし
それに、衣装も舞いの道具なんだなぁと感心
とても素敵な舞台でした。

是非、MANSAIボレロの
舞台を観に行きたいなぁ

家が落ち着いて機会があったら
観に行きたいものです。


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