何だかなぁという記事を見ました。
〜〜のご利益がある、と話題になると、その場所のキャパ以上に人が殺到して、その周辺では日常の生活が難しくなる…
という話しを時々、聞きます。
神社仏閣にお参りする、ということと
マナー違反がある、ということは、
対極の行動だと思うのですが、
参拝者のマナー違反が多くあるのが現実のようです。
でも、それはおかしなことだと思うのです。
神様や仏様に、ご利益を願いに行く目的で訪れているのですよね?
その目的も、ちょっと何かなぁと思わないでもないですが、ご利益目当ての参拝自体は、昔からあることなので…。
でも、周辺にゴミのポイ捨てとか、大声で話すとか、その他周辺への迷惑行為などは、別のことです。
他者への思いが足りない者の願いを神仏が聞いてくださるのかな??と思います。
それに…、神様仏様が忌み嫌うのは不浄です。特に神様は穢れると御力が弱ってしまわれるのです。清浄であることが神様の住う地として、大切なことです。
神社やその周辺で、ポイ捨てなんて、神様を弱らせる行為になります。ご利益を願っているのに、おかしいですね。
清浄さは、神社やお寺だけのことではなく、金運アップとか、運気をあげるには…みたいなことでも大事ですよね。
まずよく言われるのは、お掃除です。
どこそこをきれいにしましょう!とか
磨きましょう!とか。
運気や神仏の霊力、助力を求めるなら、
物理的に衛生的にきれいであることに加えて、きれいというより、自身「清くあること」が求められると思います。
まともに考えたら、神の意を受けたり、天の運気を動かしたりするのは、生半可なことではないと思います。
ものごとに対しては
清明正直心
きよく、あかく、なおきこころ で
古事記、日本書紀や奈良時代の宣命に出てくる言葉ですが、人が神々に対する時にだけでなく、神話の中では神様同士でも、そのような心持ちであることを、求めています。
金運神社のお参りをしただけ、
金色の鳥居の写真を持っているだけでは、金運アップは相当困難では、と思います。