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久しぶりに上野へ 大興奮のアンデス文明展 の続きです!

2017年12月09日 | 日々のこと
古代アンデス文明展の続きです。

モチェ文化のセクションです。

どれも、なんとなく愛嬌があるというか
かわいいです!
1番奥のブツブツした感じの作品は
確か、とうもろこしのモチーフだったと思います。
手前のお魚の形の船やその上の人物も
単純なようで、ともてよくできてますよね。

これも儀式の様子らしいです。


このツボは、鎧を模した形らしいですが
この鎧の形はたくさんありました。

でも、このツボどうやって作ったのか?
と思うとすごいなぁと思うんです。

注ぎ口にあたるところが小さいし
それがふたつに分かれて
本体についるんですよ。

どのツボも、鎧の輪になってる部分は
どこも同じような大きさ、曲線でできているし
でこぼこもなく、滑らかで、歪んでるところもない。

ひとつひとつのデザインもさることながら
形として、作品として、とても完成度が高い!
と思うのです。
ホントに紀元前の時代のもの?って思います。

これもびっくりでした!

こんな猫の手です!
ネコ科の動物、という解説なので
猫とは限らないですが
とりあえず、ネコの手と言いますが、
この猫の手、毛皮感が出てると思いません?
焼き物だけで、こんな質感出してて
他の作品の質感とは全然違って
こんなのも作れたんだなぁと。

↑この手をつけて、↓これを着て

儀式をするらしいです。

それからこんなのとか!

今でもこんな絵ありそうですよね?
無表情っぽいけど、物言いたげのような?

ちょうど人の顔の鼻のあたりが出っ張ってて
計算なんですかね?
このツボの形も、難しそうです。

こんなのも!


このお魚!かわいい!

このままお魚を使った何かの
ラベルになってもおかしくない感じです。


線だけの顔がとってもマンガチックでかわいい!

極め付けがこのおじいさんとカモ!!


すごくないですか!!!
おじいさんの顔のシワ!表情!
そしてカモの顔!

ティワナク文化は紀元500〜1100年頃らしいです。
日本だと飛鳥時代よりかなり前から
平安時代の終わり頃、白河上皇とか
平清盛が台頭してくるあたりまでですかね〜。
長く続いた安定した体制だったんですね。

このおじいさんがティワナク文化の
どの地点の作かわからないですけど…

その他、ちびまるこちゃんの絵ととても似てる!
と思った作品があったんですが
写真撮ってなかったみたいです。
残念。
さくらももこさんは、
アンデスのモチーフをみたんでしょうか?
くらいに似てました。


とにかくどれを見ても、
うわぁ、うわぁっ、
うわぁなにこれ、すご〜い!
と興奮気味だったと思います。

しかも、レプリカって書いてないんですよね。
いや、一部、レプリカと書いてあったのは
ありましたけど、それも始めの方だけだったような。

だいたいどれも傷もほとんどなくて
復元されてる感じもなくて
どうやって発見されたの?と
それも不思議でした。

ワリ文化



ワリ文化もティワナク文化と時代は
同時期くらいです。
650年頃から1000年頃だそうです。
かわいいリャマの像もありました。




これは珍しく単色系です。




今まで焼き物ばかり紹介しましたが
布製品もステキなのがたくさんありました!

特に、大きな素晴らしい刺繍の布が
あったんですけど、写真撮り忘れて
紹介できないのが残念。
色彩も鮮やかに残っていて、デザインも
ほんとに素敵でした。

日本で古い刺繍の作品と言って思い出すのは
中宮寺の天寿国繍帳ですが
天寿国繍帳は色が褪せてたり、
断片だったりですが
アンデス文明展に展示されていたのは
天寿国繍帳に比べたら、保存状態が
全然違いました。

湿度のせいですかね??
アンデスは空気が乾燥してますから。

こんなデザインの布もありました。



こちらは、ちょっと和テイスト?



えーっコレって絞り?

って思わず言ったら、隣に居た女性の人が

そう、絞りでしょ!

と、返事してくださいました(笑)

ネズミの時とは、別な方です。

この展覧会では知らない方と
展示を見ながら思わず感想を言ったり
これ、すごいですよねーと
話しかけられたり

この作品のところでも


この精巧さ、すごいですよね!
図案サンプルがあったなんて!!
ほんとすごい!と話しかけられたりして

その方は、そう言ったあと

すみません!急に話しかけたりして
でも、あまりに素晴らし過ぎて
黙って見てられなくて!
なんて仰ってましたが

私も、思わず感想を言ってしまう!というのは
よくわかります!
本当、どれもこれも素晴らしいですね!と
お話ししました。

展示されてる作品もステキでしたが
ところどころに、短いビデオの解説もあって
わかり易かったですが
その分、時間かかったかも、です。

見終わって出て来た時は、ぐったりでした。
ちょっとお茶しようと
博物館内のレストランで一休みしました。

1時過ぎくらいに入って、出て来たのは4時過ぎ
約3時間見学して
ほぼ、うわぁ、うわぁの連続で、疲れましたね。
展覧会はなんでも、体力精神力が必要ですね。
見る対象が素晴らしければ、素晴らしいほど
見る側にも受け止めるだけのパワーが
必要になるような気がします。

科学博物館の出口のクジラさん

外はもう夕暮れでした。

国立博物館もライトアップされて

夕暮れがきれいでした。




そうそう、最後の方の展示室に
本物のミイラさんがありました。

そこはなんとなく、重力感じる部屋でしたが
あまりミイラさんには近寄らず…
でも、手とか皮膚とか、生々しかったです。

とりあえず今回は帰ったあとも
熱も出なくて、風邪もひかずに元気でした。

とても楽しい展覧会でした。
アンデス文明展に誘ってくれた友人に感謝!
どうもありがとう!


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
アンデス文明展 (仁仁母)
2017-12-10 15:13:28
こんにちは!
アンデス文明展の写真と説明、すごく楽しめました。直に見れたら本当に楽しめて見られるだろうなぁと思いました。
紀元前と思えないくらい状態もいいし、デザインが本当におもしろいですね。
今の時代の物といっても通りそうなものもありますね。
返信する
Re:アンデス文明展 (contiparati)
2017-12-11 09:54:00
おはようございます!

アンデス文明展、
思っていた以上に展示品が素晴らしくて
驚いたし、不思議なこともたくさんあって
とても楽しい展覧会でした。

一緒に楽しんで頂けたようで
嬉しいです。
どうもありがとうございます。
返信する

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