DASH海岸、イカの王様を救えSP。
マメコブシガニって小さくてかわいらしいな。
捕まえた3匹のうち、お腹がパンパンになってるのがメスであとの2匹はオス。
桝アナ「ちょっと修羅場の香がしますね」
カニの三角関係?(^^;
カニ助(命名桝アナ)に言い寄られて逃げるカニ子(命名リーダー)。カニ子はカニ雄(命名木村先生)が好きだったんだ~ と、マメコブシガニ東京湾ラブストーリーを思い巡らせるリーダーと桝アナ。
そんな風に東京湾でラブストーリーを展開している生き物がいる一方、イカの王様は産卵できなくて困っている、と木村先生。
リーダー「そうなんですか?あのイカですか?」
イカの王様、ってアオリイカの事か。
3年前のDASHで放送された(もう3年も前か・・)城ヶ島で蛸壺を設置してタコのマコちゃんの産卵を助けたプロジェクト。今回はイカなんですね。リーダーと同い年の石橋さん、お久しぶり。
桝アナ、プロダイバーの木下さん、木村先生はダイビング、(潜水士資格保持者)リーダー、石橋さんらは水中ドローンの映像で海の中を確認。
映像にはアオリイカのエサになるような魚がいっぱい。中には悠々と泳ぐアオリイカの姿も。きれいだな~
アオリイカが産卵できない原因は産卵場所がないかららしい。そういえば海藻が全く見られない。これも地球温暖化の影響だとのこと。
リーダー「(産卵場所が)無いなら作るしかないですよね」
思い付いたリーダーが桝アナ、木村先生とやってきたのは市内にある森。新宿DASHでお世話になっている江上さん親子が管理されている森なんだそう。
リーダーが桝アナや木村先生をここへ連れてきた理由というのが、
リーダー「枝を切って産卵礁を設置しようかなと。緑だから」
イカは緑色が一番識別できるのだそう。
そっか、リーダー既に2013年にDASHで産卵礁づくりの経験をしてたんですね。
江上さん親子があらかじめ選んでくださっていた樫の木。
リーダー「この葉っぱがいいんよね~スゴく生い茂ってて」
イカは神経質で賢いと木村先生。イカって犬と同じくらい賢いの?スゴいな。
それくらい賢くて神経質なイカだから産卵場所選びも慎重。だから葉が多くてしっかりイカの姿を敵から隠してくれるこの木は産卵礁に最適。
リーダー「この葉っぱ、いただけたりしますかね?」
元気な木を切るわけにはいかないと心配するリーダー。
でも選んでいただいた樫の木には大きなコブが。見てみると幹には大きな穴も開いてる!
江上さん「ピストルの弾がドンと。鉄砲虫」
ほんと銃弾の跡みたい(^^;
リーダー「あ~そっか、わかった、かみきり虫」
この木はかみきり虫に散々食べられちゃってるけど死んでるわけじゃなく、
江上さん「仮死(かし)状態。樫(かし)だけに」
笑
だじゃれキター(笑)
桝アナ「山でもこの展開あるんですか(^^;」
リーダー「江上さん、そのギャグ、今度また貸し(かし)てください」
桝アナ「でました、ギャグ重ね」
しかしなぜみんなリーダーとだじゃれ合戦をしたがるのか(^^; 厄介の加藤先生しかり。
この樫の木を切っても、また根から新芽が出てきて何十年か後には立派な木に蘇るのですね。弱った木を再生させる"株だち"という方法なんだそう。言葉がないわ、素晴らしい。
つまりはイカも救い、木も救うことができると。ほんと素晴らしい。
でも樫の木は硬く、切るのはなかなかたいへん。すぐ音をあげたリーダー、石橋さんとバトンタッチ(^^;
さすが現役漁師さんの石橋さん、パワー違いであっという間に幹を切り、あとは全員でロープで木をひき倒す。
樫の葉っぱは分厚く丈夫なのでウニにも食べられないし、水に浸けても枯れづらいし、言うことなし。
木から切り取ったたくさんの枝は人間ブルドーザー、石橋さんをはじめみんなで運び一ヶ所にまとめる。
リーダー「では、これを使わせていただきます。ありがとうございました」
本当にありがとうございます。
で、この枝を海に運ぶために石橋さんが運転してきたトラック。
木村先生「? リーダー、トラック持ってるんですか?」
何かと思えばトラックに "城"の文字が。
リーダー「城は城でも城ヶ島 漁業協同組合のトラック」
石橋さんが城ヶ島から走らせてきてくれた漁協さんのトラックでしたか。
木村先生「リーダー、ついにトラック買ったかと思った 」
確かにあり得そうだけど(^^;
移動車内ではリーダーと石橋さんとで同級生ぱぱトークに花が咲く。リーダーのお子ちゃまも(撮影当時)1歳4か月か~。
石橋さん「ちょうどかわいいさかりですね」
リーダー「歩きまわって、もう・・」
石橋さん「そのうち喋るようになってきます、いろんな言葉を」
ほのぼの~
マコちゃんの時の産卵礁の愛称はメゾン城ヶ島、今回のイカの産卵礁は、
桝アナ「和な感じで、葉がスゴく茂っているので 茂の森」
茂の森を海に投入。1号館、2号館・・
しばらくカメラで観察しているとアオリイカがやってきて・・様子見?
産卵の期待が膨らむけれど、ところが3日後、水中を見てみるとなぜか茂の森1号館はほとんどの葉がボロボロに。これでは隠れ場所にならず産卵礁としては役に立たない。せっかく江上さんらのご厚意でいただいた樫の木なのに・・
2号館はまだ葉が茂っているけれど、でも中に何かに食べられた跡が残る葉が。
犯人をつきとめるために網をかけて待ったところ、網にかかったのはアイゴという魚。トゲトゲがあり毒があるんだそう。ベジタリアンで硬い葉までバリバリ食べちゃうんですね。
こちらの魚も水温上昇で生態系が変わったため増える一方なんだそう。
お魚に罪はないけど増えすぎてしまった厄介さん、茂の森を食べつくされたらかなわないので捕まえたアイゴは食べることに。急遽DASH海岸がグリル厄介に早変わり。
城ヶ島の近くの三崎という所で涌魚というお店もしていらっしゃる漁師の飯嶋さん、触ると危険なアイゴの毒針を手際よく処理。
危険がなくなったアイゴはリーダーが手早く捌く。
飯嶋さん「手慣れた感じ」
石橋さん「相変わらずリーダー上手いですね」
飯嶋さん「こんな早くできるとは思わなかった」
プロの方にもびっくりされるリーダーの包丁さばき。
さばかれた身。
見た目はきれいだけどかなりの臭いがあるのね(^^; 海藻を食べるから食物繊維を消化するため腸が長く、そのために身に臭いが移るのか。
刺身で一口食べたリーダー、
リーダー「ちょっと臭みありますけど、臭みありますけど、臭いですね」
笑
結局やっぱり臭いんですね(^^;
桝アナ「日本語が繋がりそうで繋がってなかった」
スタッフさん「我慢できなかった」
身そのものは美味しいはずなんですね。
で、飯嶋さんが臭みをとるためレモンで身を締めて10分寝かせて作ったアイゴの薄づくり。
今度は全く臭いはなく美味しかったよう。飯嶋さんもレモンもスゴい。
他人丼も美味しそう。
イカ産卵のためには厄介さんのアイゴ、美味しくいただきました。合掌。
そして茂の森、厄介さんを捕まえたのも効いたのか2号館は無事でしたか、良かった。
そこにアオリイカが現れて・・
イカ美、イカ雄のカップル(名前は事前に考えていたらしい、かわいい)、イカ美は産卵準備に入ったか。
イカ美の産卵を声援を送りながら見守る木村先生、桝アナ、木下さん、石橋さん、そしてリーダー。
イカ美、無事産卵。(*’ω’ノノ゙☆パチパチ
木村先生ら3人は海中で手を取り合って喜ぶ。
リーダー「こうやって見てるとみんなの子どもみたいな感覚になりますよね」
アオリイカの卵、初めて見た・・
卵を包んでいる寒天質の房には細菌がおり、魚が嫌がる物質を出しているらしく卵が食べられないのだそう。自然ってスゴいわ、生き物ってスゴい・・
孵化まで1か月?
たくさんの赤ちゃんが無事生まれますように。