今日は長距離ツーリングにハイキングをくっつけました。
長距離なので 日の出とともに出発です。先週までの猛暑が嘘のように、ちょっと肌寒い朝です。
向かうは山梨県西沢渓谷。
よく晴れてて日差しは真夏。でも気温は20℃そこそこ(駒ヶ岳SAあたり)なので気持ちいいです。
朝一で息子に眠眠打破を飲ませたせいか、トイレが近く、何度も休憩しながらだったので4時間半掛けて西沢渓谷駐車場到着です。
9時30分で既に満員。 先回の琵琶湖テラスのように高額駐車場代は不要、無料です。
もう少し進めば埼玉県の秩父という県境。気温は低く、16℃。もう秋でした。
でも上着を脱いで早速出発です。
絶景と書かれた雑誌によく目にする西沢渓谷。その絶景と言われる名瀑はコースの最深部。なのでそれを見るためには
フルコース歩かないといけません。往復で10kmのハイキングです。予定時間は4時間だそうです。
ここを紹介するネットや本には「ハイキングにて絶景を見に行く」 となっています。ハイキングという言葉にこれから始まる苦難を甘く見てしまってました。
こんな道が続くと思っていました。
でもすぐに裏切られます。細い急な階段を登ったり
岩場を鎖やロープに捕まって登ったりとかなりのハードです。
渓谷なので、道は川沿いにあります。その過酷な道を登っていく道中、いくつかの滝を拝見することができます。
どの釜(滝つぼ)も、エメラルドグリーン。むちゃくちゃきれいです。
10分~15分ごとに滝が現れ、しかもそれぞれ単独でも名所になりそうな立派なものばかりです。
写真を撮りながらなのと、コースの険しさを甘く見ていたせいで2時間の予定時間を30分以上上回り
いよいよここの名物 7ッ釜5段の滝到着。険しい道を歩いてここまで来た甲斐ありです。
今月のバイク雑誌MOTOツーリングの表紙はこの7ッ釜5段の滝です。実は2年位前にこの滝を知りましたが、今回MOTOツーリング誌に載ってたので行く決心しました。
あと20分ほど登れば終点。折り返し地点です。しかし この最後がつらい。目的を果たしてしまったのと
最後の最後が急こう配。あと100mの看板を見たら、まだそんなにあるのかぁ・・・足が動かない・・・・
頂上を目の前に、100m看板下に座り込んで 渓谷入り口で買っておいた よもぎ餅をここで食べてしまいました。
ホントはこの頂上で・・・ということでしたが。
折り返しと言っても、ここからは楽。前半に比べれば、です。
残り5.6kmを膝に負担を感じない緩やかな下り坂をひたすら歩きます。
この下り坂は、半世紀以上前にトロッコが通っていた道だそうです。 レールが所々残っています。
なんとか10kmを完歩し、駐車場に帰還。9時半に出発し。午後2時半着。5時間かかりました。
よもぎ餅しか食べてなかったので即ランチへGo!
今回は行き帰りは全く同しコースとしたので、行きに見かけた店へ直行。富士山が眺められる「いろり」でほうとうを食べます。
(バイクの真上あたりに富士山が見えてます。)
ほうとう定食。
「巨峰おざら」なんてのがあったので、これも追加です。 紫色の麺から巨峰の香りがします。ポリフェノール入りのゆで汁も付いています。
つけ汁に混ぜて飲みます。そばと同じですね。
腹いっぱいになって、息子の「温泉行きたい」に応えます。
湯上り休憩すると爆睡してしまいそうなので、着替えて即退場。
太陽に傘がかかっていました。甲府の高速入口にバイクを止めて撮ってみました。
10km歩きで疲れ果てったのでカフェイン、糖分注入です。残り270kmをしのぎます。
(ホントにシャキッとしました)
息子はいつもの通りの仕上げのラーメン @恵那SA
往復600kmのバイク、歩き10kmの結構ハードなツーリングで、家に着いたのは夜9時を回っていました。このコースだと泊りですね、ふつう。