『遠野物語』にもその名が記されている仙人峠について、ちょっとまとめてみました。紐解けば山女や山賊が出たとか、猿に悪戯されたとか、いろいろ謂われのある場所です。
写真は仙人峠を越えるときに作ったプロフィルです。結構大雑把なのですが、実際に登ってみた印象とそれほどの相違がなかったので掲載。
当初仙人峠口を起点としましたが、考えるところがあって、後から足ケ瀬駅までを追加しました。
プロフィル上の数値は地図から読み取ったんですが、等高線を数え間違えた可能性もあるので参考程度に。
足ケ瀬-仙人峠入口
・足ケ瀬から仙人峠まで岩手軽便鉄道が通ってました。そのためここの勾配は緩やかです。速度に乗って気合いを入れる事無く登ることができました。神奈川から静岡に抜けるのに、箱根の山塊を越えずに御殿場を回った、っていうのと同じですね。
仙人峠入口-仙人峠
・登り始めいきなりの急勾配。ついトゥ・ストラップに靴を突っ込んだおかげで立ちゴケ。泥濘でも「乗って行こう」という志は、あっけなく折れました。プロフィル上では表示されてませんが、部分的には緩い勾配もあったのでそこは乗車。担ぐより押した時間のほうが圧倒的に長かったです。担ぐより楽だったかな。
仙人峠-陸中大橋
・山の下り坂を押すのは、実はやっかい。ブレーキをかけるとタイヤがロックして自転車だけ下ってしまうので、担ぐことになります。
・自分の体重+自転車なので、勢いがつくと膝に負担がかかります。ちょっとしんどかった。
・峠から1.5kmほど下ると、比較的穏やかで道幅のある下りとなるので、ここは暫く乗車しました。プロフィルでもその辺りは緩くなってます。で、その緩い勾配が終わる辺りに、中仙人茶屋跡があります。
・中仙人茶屋跡からは担いで下りました。というのも、山腹の道なので片側は下り斜面、道は濡れ落ち葉で滑り易かったので安全のため。たまに道を塞ぐように木が倒れたり大きな枝が転がってたりしてます。
・最後の陸中大橋までの下りは急だったので担ぎ。
・道端に栗が落ちてます。不意に滑って手を着くと厄介です。釜石に向かう途中で消毒薬と棘抜きを買う羽目になりました。
・プロフィルには載ってませんが、陸中大橋から釜石までは緩い下り。釜石鉱山鉄道が通っていたための緩勾配です。
以前中仙道の鳥居峠を登ったとき、プロフィルは作ってないわ、藪原まで下っても戻ってくるのが面倒で行きたくないわ、で不完全燃焼感がありましたが、今回「峠のあちらとこちら」を結べたことで満足できました。
パス・ハンティングって、舗装された峠を越えることも示すみたいですけど、個人的には山道を走ることのほうが「ハンティング」として相応しい気もします。どっちかといえばパス・ハンティングとオブローダーの中間あたりな感覚なのかもしれませんが。
写真は仙人峠を越えるときに作ったプロフィルです。結構大雑把なのですが、実際に登ってみた印象とそれほどの相違がなかったので掲載。
当初仙人峠口を起点としましたが、考えるところがあって、後から足ケ瀬駅までを追加しました。
プロフィル上の数値は地図から読み取ったんですが、等高線を数え間違えた可能性もあるので参考程度に。
足ケ瀬-仙人峠入口
・足ケ瀬から仙人峠まで岩手軽便鉄道が通ってました。そのためここの勾配は緩やかです。速度に乗って気合いを入れる事無く登ることができました。神奈川から静岡に抜けるのに、箱根の山塊を越えずに御殿場を回った、っていうのと同じですね。
仙人峠入口-仙人峠
・登り始めいきなりの急勾配。ついトゥ・ストラップに靴を突っ込んだおかげで立ちゴケ。泥濘でも「乗って行こう」という志は、あっけなく折れました。プロフィル上では表示されてませんが、部分的には緩い勾配もあったのでそこは乗車。担ぐより押した時間のほうが圧倒的に長かったです。担ぐより楽だったかな。
仙人峠-陸中大橋
・山の下り坂を押すのは、実はやっかい。ブレーキをかけるとタイヤがロックして自転車だけ下ってしまうので、担ぐことになります。
・自分の体重+自転車なので、勢いがつくと膝に負担がかかります。ちょっとしんどかった。
・峠から1.5kmほど下ると、比較的穏やかで道幅のある下りとなるので、ここは暫く乗車しました。プロフィルでもその辺りは緩くなってます。で、その緩い勾配が終わる辺りに、中仙人茶屋跡があります。
・中仙人茶屋跡からは担いで下りました。というのも、山腹の道なので片側は下り斜面、道は濡れ落ち葉で滑り易かったので安全のため。たまに道を塞ぐように木が倒れたり大きな枝が転がってたりしてます。
・最後の陸中大橋までの下りは急だったので担ぎ。
・道端に栗が落ちてます。不意に滑って手を着くと厄介です。釜石に向かう途中で消毒薬と棘抜きを買う羽目になりました。
・プロフィルには載ってませんが、陸中大橋から釜石までは緩い下り。釜石鉱山鉄道が通っていたための緩勾配です。
以前中仙道の鳥居峠を登ったとき、プロフィルは作ってないわ、藪原まで下っても戻ってくるのが面倒で行きたくないわ、で不完全燃焼感がありましたが、今回「峠のあちらとこちら」を結べたことで満足できました。
パス・ハンティングって、舗装された峠を越えることも示すみたいですけど、個人的には山道を走ることのほうが「ハンティング」として相応しい気もします。どっちかといえばパス・ハンティングとオブローダーの中間あたりな感覚なのかもしれませんが。
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