楽園の泉

自転車とかカメラとかのブログ、たまにねこ。

OLYMPUS E-PL2 × HELIOS-103

2021-12-04 | カメラ
Kiev 4a 用に誂えた HELIOS-103 には、「ぐるぐるボケ」と呼ばれる特徴のあるボケが出ます。Kiev 4a はいわゆるロシアン・コンタックスと呼ばれるドイツのコンタックスのコピー(というか生産ラインそのままキエフに持ち込み、雑に言えば改良されることなくそのまま生産を続けたのでデッドストックに近いかも)でそもそもデジカメじゃないんですが、
マウントアダプターというものがあって、これを使えばそういう古いものでもデジカメに付けて撮影を楽しむことができます。オークションで車のパーツなどを探しているうちに、ふと思いついて検索したら「コンタックスマウント☞マイクロ・フォーサーズ規格」が簡単に見つかり、勢いで落札しました。

使ってみたいレンズをデジカメで簡単に結果を確認できるようになったので、当初「久しぶりにクリップレスペダル使ってみたいな~」とつぶやいていたにも拘らずスニーカーを履いていそいそとィヨコスカ線の人になったのでした。

ちょうど見頃じゃなかろうか、という噂話に釣られてやってきたのは
鎌倉。ロシアン・コンタックスにライカ風レンズフードなど付けてみた。

向かうのはここのところゴブサタしていた洋館



オートフォーカスも手振れ補正も効かないところで撮影は緊張しましたけど、EVF覗きながらにしてはちゃんと撮れてた。

鎌倉は修学旅行や遠足の子供たちで大賑わい。それをそっと避けて


鎌倉文華館鶴岡ミュージアム』に行ってみた。ただし外側だけ。

昼過ぎにとりあえず撮影を終え
いつもの蕎麦屋で昼食を取り、結果を確認するためさっさと帰宅。

鎌倉駅構内にこんなものが
なんかカワ(・∀・)イイ!!

ちゃんと写っていたものもあれば露出オーバーなものもあって、それでもいきなり Kiev4a で実戦投入するよりは訓練期間が取れることはありがたい。ただシステム上の都合からレンズ自体の焦点距離が53mmのところ、E-PL2に積むと106mmと中望遠になってしまうのは、ちょっと注意が必要。「それ」を撮るために結構後ろに下がらなきゃいけなかったり、そこまで下がれなくて撮影を諦めたりしたことがありました。

で、HELIOS-103のHELIOS-103たるところのボケですが・・・


露出オーバーだったのを画像調整して何とか見れるようにした。中央下にあるカエデの葉に(いちよ)焦点を当てて、背景がグルグルしてるでしょ。気分悪くなりそうな感じ。

Kiev4a を買ったときに付いてきた JUPITER-8M はもうちょっと素直なレンズなので、モノクロでスナップ撮影するのに使ってみようかしら。


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