先日、ケーブル留めボルトのネジ山をきれいさっぱり舐めてしまった件。
キャップボルトとナットでとりあえずケーブルを留め、なんとかしのいでいましたが
着せ替え人形のように、ハンドルを挿げ替えることが多い自分にとっての問題が発生していました。その問題とは。
ケーブルをナットと留め具の間に通しボルトで締めようとすると、「ナットが回ってしまう」ということ。もともとのボルトには、頭に一部切り欠きがあって、締めるときにボルトが回らないようになっていたのですが、現在のやり方だとナットの大きさが微妙に足りなくて、締めようとするとナットがともに回ってしまい締められない状態でした。ある程度ナットを締め、キャップボルトにアレンキーを差し込み回し始めたときに、ナットが回らなければ成功、という賭けみたいなことをしていましたが、さすがにそのことでストレスを溜めるわけにもいかないので
工具箱に転がっていた羽根つきナット(とでもいうのか)を加工することにした。右側のボルトの頭の左側が落としてあって、回転しないようになっているのを真似して、ナットの羽根を削ってみた。
目分量で削った割には、誂えたようにぴったり。本当ならへこんだところにケーブルを通してボルトの穴に差し込みナットで締めて固定するところを、ボルトに穴を開ける加工はできないので、位置を入れ替えてケーブルの留め方も変えた次第。
ケーブル固定の様子
ナットの肩の部分(というのか)でケーブルをくわえこんでいます。ダイアコンペのBRS200がこういう留め方していたので参考にしました。留める力については、ただのナットに比べて抑え込む部分が羽根の分だけ広くなっているので、充分だと思う。
ナットはMKSのトゥクリップを固定するのに使うもの。
「必要は発明の母」とは、昔の人は良いことを言う。
オマケ;
現在後輪に履かせているレバンタールがくたびれるのを待って、当初「次のタイヤはパナレーサーのクローザープラスあたりにしよう」と考えていたけど、前輪のミシュラン・ダイナミック・クラシックのゴム部分がわずかに剥げてしまったので、急遽近所のCBAでレバンタールPR買ってきた。カテ2に毛が生えたくらいのスペック。(ついでにバーテープも買った)
16日にまた出る予定が立ったのでさっそく組み付けて、airbone のかわいいインフレータで空気入れて「こんなもんだろう」と安心してたら、加圧が過ぎたらしく、チューブが破裂した。あんなちっちゃなインフレータでもそこまで加圧できるのか、と感心した。
「過ぎたるは及ばざるがごとし」とは、昔の人は良いことを言う。
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