好奇心いっぱいの毎日

いつも新しい何かを求めて歩んでいきたい・・・

ロートレック展へ

2007-12-19 00:04:52 | 美術館・展覧会
名古屋の栄、愛知県美術館で開催中のロートレック展へ
行ってきました。

ロートレック展

一時間程見て帰るつもりが、ついつい惹き込まれてしまい、
ふと気付いたら二時間も!
会場では「ムーランルージュ」の映像が流れていたり、
当時の古き良き時代を思わせる歌声が流れていたりして
一味違う展示の仕方でした。

いつも一番印象深かった作品のポストカードを買うのですが、
今日のお気に入りはこの三枚と一筆箋。



特に「黒いボアの女」の表情に魅せられた。
何度も行ったり来たりして眺めてしまいました。
そんな事をしていたので本当はその後、染織作家である友人の
X'mas展を見るつもりが時間がなくなってしまった(汗

で、大急ぎで帰路につく。
地下駐車場を出たらいつの間にか雨が降ったらしく、
街の埃が洗われてちょっといつもと違う栄の景色でした。



銀杏もほとんど葉っぱを落として、通り慣れた広小路通りも
少し淋しげでした。



結局お昼を食べ損ねたので、途中でお気に入りの
自然食を扱うスーパー「旬楽膳」に寄り、野菜巻きのお寿司を買って
運転しながら食べたのでした(行儀悪!)
 
 

木版画を見に

2007-12-06 00:11:58 | 美術館・展覧会
友人の個展が、昨日から安城の「茶悠館」で始まりました。

茶悠館

友人は木版画、奥様は水彩を中心にした絵画。



昨年の今ごろは、ちょうど彼の指導の元、必死で年賀状用の木版画を
作っていましたっけ。
図柄は大好きなグライダー。

 昨年の年賀状

今年もどう?と言われたけれど、昨年の大変さを考えると
今年はそれだけの時間と気力がない
ということで、今回は見て楽しむだけに。

おいしい紅茶と手作りスコーンを、カウンター席でいただきながら。





一番気に入った作品は、今回のDMの写真にも使われた「白玉星草」。
彼の、自然を見つめる目が感じられる作品です。
一枚の作品になるまでの過程を知っているだけに、
これらの作品に込められた想いを感じます。
友人を連れて、もう2~3回は行くんだろうな~。





俊寛さんの切り絵展へ

2007-10-20 00:45:23 | 美術館・展覧会
友人の俊寛さんの個展を拝見しに、名古屋へ行ってきました。

俊寛さんの切り絵展案内

初日から幸先の良いスタートをきった様で、嬉しい限りです。



朝日新聞や、地元豊田の新聞で紹介されたせいもあり、
連日多くの人たちが訪れているようで、彼も少し疲れ気味?
最終日26日まであと一週間、俊寛さんファンが一人でも増えてくれる事を
願っています。


そして名古屋の後は東京展。
 切り絵師・俊寛 ~イタリアの職人たち~
 12/3~12/9
 中央区銀座 新井画廊

関東方面の方、是非実際に見てください。
写真では伝わらない、緻密な彼の技にきっとびっくりしますよ!

岐阜県美術館へ

2007-08-18 12:23:41 | 美術館・展覧会


こんな青空の下、学生時代の友人と三人で東海環状道をドライブがてら
岐阜県美術館へ行ってきました。

 岐阜県美術館

今回はドライバーでなく、ナビゲーターとして
と言っても、彼女の車にはカーナビがあるのでほとんどお任せ。
緑の多い環状道の景色をゆっくり楽しめるのは嬉しい。
最近軒並み最高気温が出て、暑い夏真っ盛りの感があるけれど、
空を見上げると確実に、雲の様子が秋に近付いてきている。



美術館好きの三人。
時々こうして誘い合って出かける。
今回観たのはこの画家たち。



以前三人で長野へ旅行した時、北澤美術館でも東山魁夷を観ている。
私の好きな画家の一人。
川小虎は東山魁夷の岳父。
今回初めて小虎の作品を観た。

東山魁夷は「色」の人、というイメージ。
一方川小虎は「感性」の人。
(あくまで私の印象です)
どちらの作品も、心にすっと入ってきて心地良い。

美術鑑賞の後は、毎月一度開催の美術館コンサート。
ちょうど17日にあることをネットで知り、この日に合わせて
予定を組んだのです。
一時間程のロビーコンサート。


この日はチェロ・ヴァイオリン・ピアノ・ソプラノ、そして
子供たちの歌とバレエもありました。
チェロ独奏から始まり、最後は客席も一緒になって歌ってお開き。
中でも一番心に残った歌は

  浜辺の歌

そういえば子供の頃、通学途中によく一人で歌っていた。
何故かその頃のことが急に脳裏に甦り、涙腺が緩んでしまった・・・

で、素晴らしい芸術に触れた後は!

「ティア 茜に吹く風」


ここで身体に優しいお食事。
前回行った時はフルートの演奏でしたが、今回はピアノ。
生の演奏を聴きながらの食事は、とっても心がリッチになります。
こうして、40年来の仲間と過ごす夜は更けていったのでした。

















お気に入りのギャラリーへ

2007-06-30 14:22:59 | 美術館・展覧会
お気に入りのカフェ&ギャラリーで出会えた作品。



お香立て。
最初に目に入った時、模様が何となく車の様に見えて、
ほのぼのした感じが気に入りました。
何故か私を呼んでいるような気がして。
左に開いている小さな穴に、お香を差しこみます。
立てて使うものが多い中、ちょっとひとひねり。

作っているのはこの人。



とても穏やかな、ほんわかした好青年でした。
それがそのまま作品に現れていますね。

彼のHPはこちら。
  陶芸工房 唐古炉 


そして今回買い求めたもう一品。



向う付け用らしいですがお菓子やフルーツ、小さな切花をそっと
浮かべても良さそう。

全体に押さえた色使いで、何か古代を思わせる雰囲気が好き。
埴輪とか、やはりそんな時代を意識しているそうで、
私が感じた事が彼の意図するところに近かったのが
また嬉しかった。