80代でも現役

84歳ながら、現役ばりばりで仕事をしている元気な女性に会った。
その原動力は一体どこから来ているのだろう、と考えた。

初めてお会いして、最初は仕事の話をしていた。
その後少しだけ、お互いの個人的な事を話したのだけれど、
やっぱり激動の時代を生きた人たちというのは、
「どん底」ともいう経験をしているからなのだろうか。
あるいは、良い意味での「欲」があるからなのか。

どちらも、生きていく上では大切な事だと思う。
もちろんどん底なんて経験は、しなくて済むものなら
しない方がいいんだけれどね。
でも、どん底ってどこにあるの？
長い（短い？）人生の中で、その時が「どん底」かどうか、
なんてわからないよね。
もっと凄い事が待ち受けてるかもしれないし。

そう考えると「う～ん、これから何が起こるんだろう」と
ちょっと楽しみにも思える。

ピンホールカメラと橘の木

昨日名刺ができ上がったので、友人宅へ受け取りにでかけた。
名刺作成に関連して、彼からいろんな話を聞いた。
いつもの事ながらお叱りを受けてしまった・・
これはとってもありがたい事です。
この年になると、はっきり物を言ってくれる人が
だんだんいなくなる。
客観的に私のことを見てくれて、親身になってくれているからこそ、と
思うのだ。

そんなこんなで二時間以上話していたら、おなかがすいた～
彼のパートナーと三人で、近くの「浜木綿」で中華ランチ。
ここは３時までランチをやっててくれるので、助かります。
三人共食いしん坊なので、これでやっと人心地。
で、彼を地下鉄の駅で降ろし、二人でナディアパークへと向かう。

　創作ピンホールカメラとその写真展５

彼女の友人が出展していたので、見にいってきました。
ピンホールカメラっておもしろい！
学生時代に、物理も教えて下さっていた校長先生が、
よくピンホールカメラの話をしてくださった事など思い出しました。

今回の会場には、楽しいカメラがいっぱいあった。
とらやの羊羹の空き箱で作ったのとか、アルミの弁当箱で作った物など。
手作りの楽しさと写す楽しさの両方味わえて、デジカメにはない
ほのぼのした感じの作品。

目で楽しんだ後は、心の洗濯です。
すぐ近くにある若宮神社へお参り。
ここには橘の木があるというので、それを見るのも
目的の一つです。
橘って知っていますか？
お雛様の飾りで左近の桜、右近の橘。
その橘です。

　　橘



神社の境内にある橘は、ちょうど花が終わって
緑の小さな実をたくさんつけていました。
柔らかな若葉をちょっと指先で揉んで香りをかいだら、
柑橘類特有のとても良い香りがしました。

育てるのがとても難しいとか。
この橘の木を育ててみようと思います。
近々、伊勢まで苗木を分けていただきに行ってきます

名刺

4月に、名刺がなくなりそうになったのを機に、
新しいデザインで作り直すことにした。
8年前に作った名刺を、今まで少しずつ変更しながら使っていた。
会社を始めた時とはいろいろ状況も変わってきたので、
友人でもあるデザイナーに依頼。

やっと先日4つの案が出て、どれにするか打ち合わせしてきた。
このデザインが出来上がるまでに彼は丸一週間程、
「私」という人間をもう一度検証（？）し直したらしい。

自分でもこの所、いろいろ迷っていた事があり、
これからの方向性を考える良いきっかけになった。

まだまだ考えなければいけない事は、た～くさんあるのだけれど、
新しい名刺と共に、また新たな気持ちで仕事に取り組んでいきたい。